絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2] (第4話・2020/1/27) 感想
![絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]](https://blog-imgs-132.fc2.com/d/m/e/dmesen/zettaireido2020_dra.jpg)
フジテレビ系・月9『絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]』(公式)
第4話『遂に明かされる香坂の過去』、事件名『大森山無差別殺傷事件 組織的誹謗中傷』の感想。
自殺を考える人の相談を受けるNPO法人で働く佳代(木野花)に犯罪を起こす可能性が浮上。佳代は10年前の無差別殺傷事件の被害者家族だったが、佳代と共同生活をしていた奈々(木竜麻生)が、10年前の事件の加害者家族と判明する。井沢(沢村一樹)らが奈々の婚約者の梶(山中崇)ら関係者を探る中、香坂(水野美紀)も自ら捜査をすると言い、井沢らと一緒に梶に会う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
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原作:なし
脚本:浜田秀哉(過去作/絶対零度シリーズ)
演出:石川淳一(過去作/リーガル・ハイ、海月姫) 第1,2話
品田俊介(過去作/ナオミとカナコ、ルパンの娘) 第3,4話
音楽:横山克(過去作/絶対零度Season3)
主題歌:未完成/家入レオ
同じ捜査班なのに、香坂と井沢のやっていることが真逆!?
もう、何度も感想に書いている、本作に於ける「ミハンシステム」は、そもそも犯罪を未然に防ぐ為の道具であり、その「ミハンシステム」が弾き出した “まだ犯罪を実行していない人” を見つけて犯罪を阻止するのが「未然犯罪捜査班」の仕事じゃないのか? なのに、24分頃に井沢(沢村一樹)は、今回もこんなことを言った。
井沢「さて… 殺意 あぶり出すよ」
その後の、井沢たちの行動は、いつも通りに“まだ犯罪を実行犯していない人” を泳がせて、犯罪を起こす直前まで捜査をする。一方で、井沢たちと一緒に捜査をし、情報も共有し、「未然犯罪捜査班」の仕切り役である香坂(水野美紀)は、32分頃にこんなことを言った。
香坂「彼女を殺人者にしないためにも」
もう、お分かりだと思う。同じ捜査をしているのに、香坂は犯人の殺意に先に気付き、殺人者にしないための捜査をした。逆に、井沢たちは気付かずに、容疑者を泳がせて待った。これ、全く真逆のことをやっているのだ。
そして、本作の「未然犯罪捜査班」として正しい捜査をしたのは香坂だけ。遂に、第4話で、本作最大の矛盾を自ら描いたわけだ。
犯罪加害者家族と被害者家族は、それなりに面白かった!
でも、香坂が捜査に加わったり、犯罪加害者家族と被害者家族を照らし合わせたり、物語としてはそれなりに面白味もあった。しかし、毎回、井沢が、容疑者を時間いっぱい泳がせて、最後に手柄をあげる…と言うストーリー展開は止めた方が良いと思う。
あとがき
犯罪加害者家族と被害者家族の話は良かったと思います。ただ、井沢が容疑者を逮捕するまでの過程を楽しんでいるように見えるのが、どうも… まあ、犯罪実行の直前まで引っ張らないとドラマとして成立しないのが現状。もう少し、「未然犯罪捜査班」をきちんと描いたら良いのに。
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