スカーレット (第97回・2020/1/27) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト)
第17週『涙のち晴れ』の
『第97回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
喜美子(戸田恵梨香)は、寄り添って眠る八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)を見て動揺する。しかし穴窯の炎に立ち戻り懸命に窯焚(た)きを続け、どうにか窯の温度が目標に到達。後は冷えるのを待つことに。一段落した喜美子の元に直子(桜庭ななみ)の恋人・鮫島(正門良規)が訪ねてくる。鮫島は直子にプロポーズを断られたと明かし、直子が突きつけた結婚条件に喜美子は驚く。一方、八郎への思いがつのる三津が耐えきれずに…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
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いよいよ「炎に魅せられた喜美子まつり」が始まった!
とにかく、(ドラマ上の時間では)あっと言う間に穴窯が完成し、先週末から「炎に魅せられた喜美子まつり」が、今回もアバンタイトルから絶賛上映中の『スカーレット』の第97話。
今週中には第100回を迎える訳だが、「やっと」と言うべきか、「なぜラスト2か月近くになって突然?」と言うべきか、第1回といよいよ繋がる話になって来たのは、良しとしよう(若干、「炎に魅せられた喜美子まつり」が3月には、別の話になる可能性は秘めているが)。
穴窯に関して知識が乏し過ぎる喜美子が気になるが…
それに、幼少期の風呂焚きと穴窯を重ねて…も悪くない。ただ、先週にも書いたが、大金をはたいて作る穴窯に関する喜美子(戸田恵梨香)の知識が乏し過ぎるのは、今の喜美子としてはちょっと違和感。
大阪時代の喜美子なら、まずやってみて経験して実績を作って来たが、信楽に帰って来てからの喜美子は、女中修行を活かして、何事も計画的な人に映っていたから。まあ、全部ひっくるめて “炎に魅せられた喜美子” が原点に戻った…と、超好意的な解釈をしておくか…
大学生時代の卒業制作時には良く徹夜して雑魚寝した…
主題歌明け、どうやら&やっと、『スカーレット (第90回・2020/1/18) 感想 ※追記あり』で書いた、私の推測&読み物が “当たり” の気配を感じた。土曜日にもこれみよがしにインサートされた、「八郎と三津の添い寝」のカット。
その解釈と言うべきか、八郎(松下洸平)側からの解釈が「大学生時代の卒業制作時には良く徹夜して雑魚寝した」として、「八郎 → 三津」への恋愛感情は無い(ように)描かれた。一方では、三津(黒島結菜)の言動からは明らかに「三津 → 八郎」への恋愛感情はアリアリの様子。
と言ことで、私の推測である「三津は八郎への尊敬が恋愛感情に変わって行き、世話になった川原家を壊したくないから出て行く」の目はほぼ確実と思う。まあ、三津の退場までには、あと1~2週間あると思うが(終盤に、驚く展開になるが…)。
なぜ「百合子と信作」に「直子と鮫島」を重ねないかなぁ?
そして、八郎の大学当時の話が終わって、良く朝に八郎が工房から屋外に出ると、喜美子がどうにか穴窯の温度を目標に到達させていた。そこへ、直子(桜庭ななみ)の恋人・鮫島(正門良規)が訪ねて来て、鮫島が直子にプロポーズしたと言う。ここが実に勿体ない。
どうやら多くの視聴者には不人気な、 第89回(2020/1/17)のナレーションで語られた「これが 後々 語り継がれる『信作 結婚のご挨拶が なかなかできない』の始まりでした」のくだりだが。連ドラとしても、ここは、『信作 結婚のご挨拶が なかなかできない』に重ねて、『鮫島も 結婚のご挨拶が なかなかできない』をやらないと。
むしろ、直子と鮫島の方が、経済的な面や嘘をついたことで “挨拶がしづらい状況” は整っているのだから、百合子(福田麻由子)とケガ中の信作(林遣都)と、直子と鮫島で『「喜美子姉ちゃん攻略法」を練るが答えが なかなか出て来ない』をやるのが、笑いであり続ける価値があると思うのだが。ここまで、脚本家にコメディのセンスが無いか!
"先"を推測しなければ、喜美子と八郎が普通の夫婦なのは…
さて、「缶ポックリ」はどうでも良いが、急に、喜美子と八郎が “普通の夫婦” のように描かれた。
まあ、正直言えば、先週、先々週の、いがみ合ったり不信感を抱き合ったりした夫婦関係を観ていた人(私も)には急変にも程があるが、前述の私の推測&物語が当たるとすれば、喜美子と八郎は夫婦としては良好でも、陶芸家や経済面での考え方に差異が生じて、八郎が出て行く…と想像しているから、ここは唐突ではあるが、イチャイチャを描いて良いと思う。
もう一度書くが、私は “先” を推測したから納得した訳で、それが無ければ、このイチャイチャは不自然だと思う。
「不倫劇にはならない!」との推測が当たって良かった!
そして、11分過ぎ、なんと、私の推測&読み物の通りに、「男だったら よかった」の言葉を残して三津が「かわはら工房」を去って行った。私の予想より、かなり速い展開。でも、むやみに引き延ばすのは良くないのは当然のこと。これはこれで良かったと思う。更に、「不倫劇にはならない!」が当たって良かった!
あとがき
今週は、既に予告編で「大阪編」の登場人物らが再登場し、喜美子と八郎が夫婦喧嘩をして、喜美子が「武志は うちが預かる」が照子(大島優子)に言って照子が考え直すように説得することが分かっていますから、もしかすると、2月中に全部読み通りになる可能性はありますね。
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【これまでの感想】
第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64 65 66
第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
79 80 81 82 83 84
第15週『優しさが交差して』
85 86 87 88 89 90
第16週『熱くなる瞬間』
91 92 93 94 95(Vol.1) 95(Vol.2) 96
第17週『涙のち晴れ』
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