アライブ がん専門医のカルテ (第3話・2020/1/23) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『アライブ がん専門医のカルテ』(公式)
第3話『愛する家族との最期の時間』の感想。
心(松下奈緒)が治療を担当する末期がん患者・陽子が救急搬送されてきた。心は緩和医療への切り替えを提案し、陽子もそれを希望するが、夫の修造は複雑だ。さらに在宅医療かホスピスかを巡り、娘2人を含む家族の中で意見が割れてしまう。心は、陽子と夫・匠(中村俊介)の状況を重ねて思い悩む。一方、薫(木村佳乃)は、ジムで関河(三浦翔平)という男性と知り合う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:倉光泰子(過去作/ラヴソング、突然ですが明日結婚します、スキャンダル専門弁護士)
演出:髙野舞(過去作/隣の家族は青く見える、セシルのもくろみ、昼顔) 第1,2話
石井祐介(過去作/SUITS/スーツ、民衆の敵) 第3話
水田成英(過去作/小説王、医龍4)
音楽:眞鍋昭大(過去作/後妻業、ミス・ジコチュー天才天ノ教授の調査ファイル)
主題歌:須田景凪 「はるどなり」(unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパン)
心が関わる本編は、とても良く出来ていると思う…
「医療ドラマ」と「刑事ドラマ」ではやむを得ないが、他のドラマでは安易に “人の死” を扱って欲しくない…と、いつも書いている。その意味では、この第3話で、 肺がん患者・木内陽子(朝加真由美)を死なせずに、自身の死と家族の関係を描くエピソードに仕立てたのは良かった。
一方で、心(松下奈緒)が陽子と夫・匠(中村俊介)の状況を重ねて思い悩むあたりの物語も、とても良く出来ていると思う。
薫の謎の部分が、本編の良さの足を引っ張っているような…
それだけに気になるのが、 薫(木村佳乃)の描き方。未だに、なぜ本編に絡んでいるのか見えて来ない。現状では、折角良く出来ている本編に強引に割り入っている印象しかない。もう、薫の過去をドラマ上消すことは出来ないのなら、速めに解決させて、心と薫が患者を救うドラマになった方が良いと思う。
あとがき
緩和ケアに於ける、ホスピスと在宅医療の選択と言う難しいテーマを、コンパクトに且つ分かり易くまとめたなと思います。あとは、薫の謎解きの部分が、本編を邪魔しなければ…と思います。でも、心も息子も父親の最期を看取れて良かったです。私は、昨年暮れの母の最期を看取れなかったから…
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