テセウスの船 (第1話/初回25分拡大・2020/1/19) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『テセウスの船』(公式)
第1話/初回25分拡大『平成元年に殺人犯になった父!タイムスリップした息子が真実に迫る!父子の奇跡!』の感想。
なお、原作の漫画、東元俊哉「テセウスの船」(講談社モーニング)は、未読。
平成元年に起きた凶悪殺人事件…息子・田村心(竹内涼真)は殺人犯の父・文吾(鈴木亮平)を憎んで生きてきた。妻・由紀(上野樹里)から冤罪を訴え続ける父と向き合うよう言われ、事件のあった村を訪れる。すると突然、31年前の事件直前にタイムスリップしてしまう。そこで警察官である文吾と笑顔に溢れる優しい母・和子(榮倉奈々)に出会う。父親は本当に殺人犯なのか?事件を阻止して過去を変え、家族の笑顔を守れるのか!?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:東元俊哉「テセウスの船」(漫画)
脚本:高橋麻紀(過去作/結婚式の前日に、朝が来る、いつかこの雨がやむ日まで)
演出:石井康晴(過去作/花より男子シリーズ、逃げ恥、花のち晴れ)) 第1話
松木彩(過去作/下町ロケット2018 第10話、グッドワイフ第7話、Heaven?第4、7話)
山室大輔(過去作/ごめんね青春!、天皇の料理番、グランメゾン東京)
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、東京タラレバ娘、シャーロック アントールドストーリーズ)
製作:大映テレビ(最近作/下剋上受験、銀と金、屋根裏の恋人、わたし旦那をシェアしてた)
序盤の「令和時代」の描写には不安しかなかったが…
序盤の「令和時代」のシーンで、今や医療用語としては過去となった「妊娠中毒症(だいぶ前から「妊娠高血圧症候群」と言う)」が発せられたり、榮倉奈々さんの “超絶&特殊な老けメイク” が登場したりした時は、この先どうなるのか心配しかなかったが…
「最終回だけ見れば良さそうなドラマ化」しないのを祈るだけ…
ほぼ作品の質を決めた “鈴木亮平” の演技で最後まで観ることが出来た『テセウスの船』の第1話。もう、こう言う作品は、「過去を変えたら未来が…」なんてことを言っている次元ではない。とにかく、最終回のオチが納得出来るか否か? だけ。従って、次回からの展開で「最終回だけ見れば良さそうな連ドラ」にならないことを祈るだけ…だ。
あとがき
平成元年(1989)は、まだ「Windows95」の発売前で、ドコモのiモード登場が1996年だから、一般的な人は携帯電話もノートパソコンも持っておらず、通信手段は電話とファクシミリ、文書作成や印刷は「ワープロ専用機」でした。そして、 「ワープロ専用機」の文章に難しい漢字が使われていたので、その辺が犯人捜しのネタフリになっているのかも知れませんね。
『テセウスの船』と言うタイトルだけに、パラドックスの仕掛けがあって、真犯人もタイムスリップするとかしたら楽しいのに…なんて、意外に楽しめそうな第1話でした。
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