病室で念仏を唱えないでください (第1話/初回15分拡大・2020/1/17) 感想

TBS・金曜ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(公式)
第1話/初回15分拡大の感想。
なお、原作の漫画、こやす珠世「病室で念仏を唱えないでください」(小学館)は、未読。
幼少期に目の前でおぼれている幼なじみを救えなかったことから仏門に入り、大切な人の死を前にして命を救いたいという思いから医者を志した松本照円(伊藤英明)。病院では救命救急医として医療に従事しながら、霊安室での枕経や、終末期の患者の心のケアといった僧侶としての仕事も兼任している。
救急センターに運び込まれた患者の処置に法衣のまま当たることもあり、時に患者に「自分が亡くなってしまったのでは?」と勘違いさせるなど、騒動を起こしてしまうことも。また、何かにつけて念仏を唱えたり説法をするため、同僚からはしばしば煙たがられるが、本人は医師としても僧侶としても明るく真面目に日々取り組んでいた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:こやす珠世「病室で念仏を唱えないでください」(漫画)
脚本:吉澤智子(過去作/あなたのことはそれほど、きみが心に棲みついた、初めて恋をした日に読む話)
演出:平野俊一(過去作/S最後の警官、カンナさーん、インハンド、ノーサイド・ゲーム)) 第1話
岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、TAKEFIVE、大恋愛、インハンド)
泉正英(過去作/わにとかげぎす)
音楽:井筒昭雄(過去作/民王、99.9、トクサツガガガ、俺のスカートどこ行った?、Heaven?)
主題歌:三浦大知「I'm Here」(SONIC GROOVE)
私の事情で、単なる「ドラマ好き」として観られなかった…
「医療ドラマ」が好きで、仏教やお寺やお経も好きで、昨年11月に実母を亡くして、昨年は納骨式まで菩提寺にお世話になり続けた私としては、単なる「ドラマファン」として観ることが出来なかった。
だから、いつもなら不満やダメ出しのオンパレードになるのに…
確かに、レギュラー陣の説明よりも、ゲストの患者の説明の方が多いとか、医療現場で笑ったりふざけたりし過ぎとか、仏教や僧侶の部分と救命医が1人であることの優位性が乏しいとか、いつもの私なら不満やダメ出しのオンパレードな感想になるところだが…
仏教と外科医を重ね「生きること」を問う医療ヒーマンドラマだと…
やはり、何となく、本作が伝えたい “仏教の教えと外科医の生き様を重ねて「生きること」を問う医療ヒューマンストーリー” を目指して、奮闘しているのは伝わった。
ただ、正直、コミカルな描写や無駄な描写が多くて、15分拡大では描くべき部分が薄まって、伝わるべきものが伝わらず仕舞いになったと、私は好意的に解釈した。従って、拡大しない第2話から、本作の本領発揮として欲しいものだ。
あとがき
「般若心経」を唱えることも書くことも出来る私ですから、どうしても好意的に見てしまいますね。また、終盤で主人公・松本照円(伊藤英明)が唱えていたお経は、毎年初詣する成田山新勝寺でも唱える「不動明王御真言」ですね。下に、新勝寺で配布しているものを添付します。
今期、医療ドラマが多いですが、木曜日の『アライブ がん専門医のカルテ』に続いて欲し出し物になるかも知れません。次回に期待します。
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