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スカーレット (第88回・2020/1/16) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第15週『優しさが交差して』の 『第88回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)の親密さが気になる喜美子(戸田恵梨香)。そんな気持ちを押し殺し発注を受けた200枚の小皿作りを始める。三津は集中して作陶する喜美子の姿に圧倒され、八郎も喜美子の才能を認めて自分以上だと評価していると思わず明かす。一方、喫茶店を訪れていた八郎の元に柔道着姿の照子(大島優子)と信作(林遣都)が帰ってくる。照子に投げ飛ばされた信作が八郎に泣きつき、結婚の条件が明らかに…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

まえがき

今朝の『拍手コメントへ返信 (2020/1/14,15,16の分)』の冒頭に書いた通り、最近、仕事が超多忙のため集中力不足になり、ブログのコメントの非公開や対応について “間違い” が発生しやすくなっており、読者の皆さまに不快な思いをさせております。今後も細心の注意を払いますので、どうか引き続きよろしくお願いいたします。

無駄話と笑えないアバンタイトルに呆れてものが言えない…

前回のアバンタイトルが、単純に前々回のラストの続きで始まり、年明けから昨年よりも更に酷さを増し続けているアバンに一休みかと思いきや、再びとんでもない無駄話を打ち込んだアバンが帰って来てしまった。確かに、ホームドラマとして主人公らの日常を描くのは間違ってはいない。それは認める。

しかし、半年間以上も見続けている視聴者の立場になれば、今週の展開は、「主人公夫婦の危機」と言う佳境を描いている最中の可能性がある訳で、そんな状態で本編と全く無関係であれば「無駄話」としか書くことの出来ないし、笑えと言わんばかりの表現で全く笑えないアバンを冒頭に持って来る、作り手たちのセンスを疑うしかない…

今回は上記のYahoo!のあらすじに注目しつつ読んで欲しい

実は、昨日、Web拍手コメントで「ななし」さんから「Yahooあらすじは当てにしないほうがいいです」とのコメントを頂戴したが、コメント返信にも書いた通り、Yahoo!テレビのあらすじはNHKからYahoo!に事前に提供された情報であり、本来は「第88回は、こうなります」との一種の意思表示でもある訳だ。

従って、あらすじと本編が明らかに乖離、または違う場合は、やはり放送前の筋書き通りには行っていないと言う意味に受け取って良いと思う。

なぜ、余計な台詞を入れて、話を複雑にするのか?

そのことを今回は少し念頭に置いて感想を書くので、読者さんもそのつもりで読んで欲しい。

主題歌明け、喜美子(戸田恵梨香)が200枚の大量注文の作業に取り掛かるために工房に立ち入ると、既に受注のことは知っていたが、200枚のことは知らない三津(黒島結菜)が居て、八郎(松下洸平)が喜美子のために下準備をしていたと言う設定から始まった。

この表現だと、八郎と三津は一緒に下準備をしたのに、八郎は「200枚」を三津に告げずに下準備をしたことになる。恐らく、脚本家が「200枚」を強調させる目的で、三津に大声で「200!?」言わせるために。でも、一緒に下準備をするのに「量」や「数」を共有しないで出来るものだろうか?

むしろ、「200枚分の下準備を喜美子さん一人がやるのは大変だからって、先生と私で用意しました」で良かったと思う。なぜ、余計な台詞を入れて、話を複雑にするのか、脚本家の意図が分からない…

「八郎と三津の親密さが気になる喜美子」の欠片も無かった

そして、ここで「あらすじ」の登場だ。あらすじには、「八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)の親密さが気になる喜美子(戸田恵梨香)。そんな気持ちを押し殺し発注を受けた200枚の小皿作りを始める。」とある。

前回を見た読者さんなら、お気付きだと思うが、前回では、「八郎と三津の親密さが気になる喜美子」は、中途半端ではあったが、きちんと描かれていた。しかし、今回はアバンから、小皿作りを始めるまでに「八郎と三津の親密さが気になる喜美子」の欠片も無かった。

その上、前述の通りに無駄話のアバンを前回との間に挟んでしまったために、あらすじの「そんな気持ちを押し殺し…」も一緒に削られた。

喜美子は夫に相談せずに受注した尻拭いをしているだけ…

その後、どんどん小皿作りを進める喜美子で、あらすじの「三津は集中して作陶する喜美子の姿に圧倒され…」は、何となく描かれたが、ここで一度立ち止まって欲しい。私は積極的に本作で好意的な解釈をしようは思わない立場だ。だから、次のように思うし、見えてしまうのだ。

自分は個展を中止するつもりは無い八郎が、喜美子が勝手に受注して来てしまった小皿200枚の大量注文を優先させないと「かわはら工房」の信用に関わると判断し、且つ作業場の狭さの都合もあって、八郎自身が三津と下準備だけして自分はカフェ・サニーに出て行き、三津を助手に残した。

そして、喜美子は夫に相談せずに受注した、しわ寄せを食らって尻拭いをしているだけ…に。

カフェの無駄話をカットし、喜美子の作陶の姿を描き続けるべき!

そして、場面はそのまま、9分過ぎの「三津は集中して作陶する喜美子の姿に圧倒され…」の続きを描けば良いのに、カフェ・サニーで無駄話。やはり、本作は陶芸家を描くドラマなのだから、主人公の喜美子があっと言う間に200枚を作り上げる姿は重要のはず。

もちろん、俳優が陶芸をする演技が大変なのは十分承知だが、手だけ別撮りでも良いから、ここは勇ましい劇伴に乗せて、三津が圧倒するのが当然のような映像処理をすべきだったと思う。

全部、映像でなく台詞で説明しちゃうから説得力が無い!

更に、10分頃に、三津の口から、あらすじの「八郎も喜美子の才能を認めて自分以上だと評価していると思わず明かす…」が描かれる。そして、三津の台詞で、八郎が喜美子の才能を認め、才能のある喜美子が横にいるのが息苦しくてしんどい…と、八郎の気持ちを全部三津の台詞で描いちゃう。

「八郎と三津の親密さが気になる喜美子」が、いとも簡単に三津が言う八郎の気持ちを信じちゃう。この辺の心理描写が雑ってこと。喜美子が自分自身を「そっち側の人、出来る人」と認めて、八郎は「繊細な人、でも弱い人でない」と評価する。

このあたりも、全部台詞で言っているだけで、映像が伴っていないと言うか、そもそも視聴者がそう思える映像が殆どない。ここが、本作の最大の問題だと思う。

ラストの3分間、こうやっていれば辻褄合わせが出来たのに…

12分過ぎから、唐突に喜美子と息子のシーン。そして、13分過ぎには、例の「妻の目を盗んで若い女とイチャイチャする八郎」の図だ。

これ、喜美子の作業が一段落した頃を見計らった感じで、窓の外から八郎が作業場を覗き込んで、喜美子が「ふ~っ、今日はここまでにしよ!」と言ったところで、八郎が入って来て、「今度は、僕の番やな」とか言って、チラリと三津と目を合わせて、ちょっと怪訝な表情をしながら喜美子が「じゃ、あとはよろしく。私は武志の様子を見て来るわ」としておけば…

「八郎と三津の親密さが気になる喜美子」も「そんな気持ちを押し殺し発注を受けた200枚の小皿作りを始める」のも、両方描けたのに。やはり、脚本と演出が上手く噛み合っていない…

あとがき

これ、やはりナレーションで補強した方が良いですよ。もう、それしか巻き返せないと思います。何せ、心理描写も全体の構成も雑過ぎますから…

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64 65 66
第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』
73 74 75 76(Vol.1) 76(Vol.2) 77 78
第14週『新しい風が吹いて』
79 80 81 82 83 84
第15週『優しさが交差して』
85 86 87

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内容注文を受けた小皿作りに励む喜美子(戸田恵梨香)一方で、八郎(松下洸平)は。。。敬称略それにしても、内容が無いね。そのうえ、毎日、毎日。。。年が明けてからのアバンタイトルが、酷いね(失笑)きっと、“やっている”“頑張っている”つもりなのだ。でもね。本編との関わりが無ければ、それは、意味が無いことだし。関わりが無くても、面白味がなければ、呼び水にもなっていない。ただ単に、時間の穴埋めでしかない。

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