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これは大英断! 別府のホテル、数億円減収でも従業員千人が10連休へ

これは大英断! 別府のホテル、数億円減収でも従業員千人が10連休へ
©朝日新聞デジタル

土日祝日勤務の仕事は、職場以外の人的交流が難しい…

私は、ホテルで仕事をし始めてから約30年経つが、ホテルの仕事をしていると、まず土日祝日が休めないから、それまでの友だち、特に土日休みの友人との接点がどんどん減って行く。そして、それにも慣れて来ると意外と自分の世界(世間)が狭いことに気付く。

で、職場以外の人たちと交流しようと試みるが、やはり、都会のホテルでは土日祝日は結婚披露宴が毎週あるし、観光地のホテルは土日祝日が稼ぎ時だから、これまた休暇は平日になってしまう。ホテル勤務は、この堂々巡り。

語源は同じ病院とホテルは、簡単に長期間全館休業は難しい

とは言え、ホテルと言うのは単なる宿泊施設、娯楽施設と言う位置づけだけでなく、病院([英] hospital)の語源となるラテン語「ホスピス([英] hospice)は旅人、客、宿主を意味して根っこは共通だから、旅災害時等の緊急避難場所の役割もあるため、病院同様に大きな施設は簡単に長期間全館休業にするのは難しい。

だから、「土日祝日を休みたいし、お長期休暇も取りたい」と言うモヤモヤは、いつも晴れない。

経営者の判断次第で、ホテル従業員が10連休が取れる!

そんな時に、下記のニュースが飛び込んで来た。大分県別府市の杉乃井ホテル(客室647室)は、「働き方改革」の一環で、2020年1月14日から23日まで10日連続で全館休業にする。10連休は3年連続で、従業員約1千人が一斉に休暇に取る…そうだ。

別府のホテル、従業員千人が10連休へ 数億円減収でも:朝日新聞デジタル
     https://www.asahi.com/articles/ASN1B3K7XN1BTPJB005.html

ホテル業界は従業員が連休を取りづらく、同ホテルでも例年、年末年始の繁忙期を過ぎる1月中旬に5日連続の休館でしのいでいた。10日連続にすれば数億円の減収が見込まれたが、企業が有給休暇取得を推進する時勢も受け、拡大に踏み切ったという。

これは、正に経営者の大英断だと思う。数億円の減収が見込まれても、社員や従業員のモチベーションアップには間違いなく貢献するだろうし、従業員を思う経営者の気持ちをさしたら就職希望者が増えるのも大いに納得が出来る。

「サービス研修」や、施設メンテナンスも一気にやっちゃう

また、この10日連休は、帝国ホテルと海外の2つのホテルへの「サービス研修」も実施され、旅行費用の6割は会社が補助し、4割が自己負担。給与からの10回分割払いで、5年以上勤務のアルバイト、パートも参加対象と言うから、正に痒い所に手が届く配慮。更に10連休の間に大浴場など設備のメンテナンスを行うと、正に “いいとこどりの経営判断” だとも思う。

杉乃井ホテル 10日間の全館休業 長期休暇で社員旅行へ ? 旬刊旅行新聞 ? 株式会社旅行新聞新社
     http://www.ryoko-net.co.jp/?p=69480

大浴場など設備のメンテナンスを行い、期間中に社員約200人が3班に分かれて、国内外への研修旅行に参加する。(中略)今年50人の新入社員を採用。応募者の多くが「10日間連続休暇」に関心を持っていたといい、人材不足対策や社員の定着率アップなどへの貢献も大きいようだ。

経営者の英断も必要だが、利用者の理解ももっと必要と思う

ホテルに限らず、病院なども周囲の関連施設と上手く連携し合えば、例え全館10連休は無理でも、営業規模を縮小して出来るだけ多くの人が連休を取って、リフレッシュして再び職場に戻り活躍すると言うのは、今後の「働き方改革」の一環として広まって欲しい。

ただ、それには、サービスを利用する側の協力も必要だ。私の知る某有名ホテルでは、20年ほど前から基本的にお客様に対して “積極的に” 名刺を配らないようにした。その理由は、「次男の結婚披露宴の時もお願いします」的な関係になると、その担当者が休めなくなるから。

確かに「〇〇さんのサービスが良いから」は、サービス員にとってもホテルにとっても名誉だし、顧客にとっては大切な楽しみではある。でも、やはり労働人口が減り、サービスを受ける人がどんどん増える今後の日本社会では、考え方を改める時期に来ているかも知れない…

あとがき

ホテル勤務していると、「他のホテルでは、どうやっているのだろう?」と「自分のホテルは、どう見られているのか?」の疑問にぶち当たるものです。それを手っ取り早く解決するのは、人気のあるホテルに泊まってみることと、自分のホテルに泊まってみること。それで、自分の立ち位置や佇まいを改めることが出来ます。

日本がもっと観光立国を目指すなら、今回のホテルのようなやり方を、もっと推進しても良いと思います。

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