絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2] (第2話/15分拡大・2020/1/13) 感想
![絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]](https://blog-imgs-132.fc2.com/d/m/e/dmesen/zettaireido2020_dra.jpg)
フジテレビ系・月9『絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]』(公式)
第2話/15分拡大『捜査中に少女誘拐!命のタイムリミット』、事件名『児童虐待 闇ビジネス』の感想。
ミハンこと未然犯罪捜査班のリーダー・井沢(沢村一樹)の妻子殺害事件に絡む人物が遺体で見つかった。井沢はミハンの統括責任者・香坂(水野美紀)から取り調べを受ける。一方、ミハンシステムが高校生・明日香(竹内愛紗)のストーカーで無職の馬場(影山徹)を危険人物として探知する。山内(横山裕)や小田切(本田翼)が動く中、馬場が明日香を拉致。井沢は裏があるとにらむ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:浜田秀哉(過去作/絶対零度シリーズ)
演出:石川淳一(過去作/リーガル・ハイ、海月姫) 第1,2話
品田俊介(過去作/ナオミとカナコ、ルパンの娘)
音楽:横山克(過去作/絶対零度Season3)
主題歌:未完成/家入レオ
今時あんなに堂々とカーテンも閉めず窓を開けたままって…
遂に、番組の冒頭で “ミハンシステム” が未然犯罪者を見つけるシーンが無くなった『未然犯罪潜入捜査』のドラマ。今どき、一軒家で夜に窓を開けっ放しなんて、高齢者住宅ばかりの我が家の近所でも見ないのだが。もう、そんな細かことを言っていたら、感想を書き終えるのに何日掛かるのかって感じ。
映像は若者向け、物語は中高年向けで、二兎追うものは…
今や『月9』と言えども、主な視聴者は40歳代以上。でも、フジテレビが獲得したい視聴者は若者。だから、見た目の映像的な部分は若い人たちの興味が引くようなアクションや裸やネット捜査を見せてはいるが、今回の物語はベッタベタな “赤ちゃんが売られましたとさ” と言う人情ドラマで中高年層を惹き付ける作戦だ。
正直、その作戦は上手く行ったと思う。要は、若者ウケと中高年ウケを上手く共存させて、“一挙両得” 的な部分では成功したかも知れないが、やはり実際は “二兎追うものは一兎も得ず” となった。
「未然犯罪潜入捜査班」が未然に犯罪を防げないのが最大の…
「未然犯罪潜入捜査班」が未然に犯罪を防げずに、ただ真犯人を逮捕するだで、その捜査だって、殆どが天才ハッカ・加賀美(柄本明)の都合良過ぎるネット捜査をもとに、生身の刑事の行動が指示されているだけだから、この先どんなに「ミハン」の手柄を期待しても、恐らくご都合主義のアクション刑事ドラマにしかならないような…
あとがき
どう好意的に見ても、犯罪を未然に防げていないのに、「ミハンシステム」と「ミハンこと未然犯罪捜査班」が事件を解決したようにはなっていないので、ドラマのコンセプトが完全に崩壊してますよ。
例えば、潔く実は優秀で有能な “タレコミ・チーム” が存在していたってことにしたらどうでしょう? そして、その “タレコミ・チーム” に、視聴率アップの俳優を組み込めば良いのです。いつまでも「月9だから見ている人」を対象にしていたらダメだと思います。
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【これまでの感想】
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