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コタキ兄弟と四苦八苦 (第1話・2020/1/10) 感想

コタキ兄弟と四苦八苦

テレビ東京系・ドラマ24『コタキ兄弟と四苦八苦』公式
第1話『怨憎会苦』の感想。



予備校の英語講師だった一路(古舘寛治)は、現在は無職でつつましい暮らしをしている。楽しみといえば喫茶店に通うことで、アルバイト店員・さっちゃん(芳根京子)に話し掛けようと試みるが、いつも空振りに終わっている。そんなある日、一路の家に、弟の二路(滝藤賢一)が転がり込んでくる。兄弟の再会は8年ぶりで、一路が勘当を言い渡して以来だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:野木亜紀子(過去作/掟上今日子の備忘録、重版出来!、逃げ恥、アンナチュラル)
演出:山下敦弘(過去作/深夜食堂シリーズ、山田孝之のシリーズ)
音楽:王舟&BIOMAN(スペースシャワーネットワーク)
オープニング:Creepy Nuts「オトナ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
エンディング:ちょうどいい幸せ/スターダスト☆レビュー(日本コロムビア)

約13分間のアバンタイトルに、ただただ惹き込まれた!

冒頭から惹き込まれた。第1話だと言うのに、ドラマの初期設定の説明、特に説明台詞のやり取りと言われる “つまらない会話劇” が一切ない状態で始まった本作。

ただただテレビに身を委ねて観ているだけで、一路(古舘寛治)が元予備校の英語講師で、現在は無職で、暮らしは慎ましく、楽しみは近所の喫茶店のアルバイト店員・さっちゃん(芳根京子)とどこまで話が出来るかをノートに記すことだけ。さっちゃんは、一路に全く興味が無いのも分かる。

また、如何にもちゃらんぽらんなで出来損ない弟・弟の二路(滝藤賢一)がいることも分かり、兄弟が8年ぶりに再会することになったのは、一路が弟に勘当を言い渡したから。そのあとにすぐに、二路が自転車事故を起こして、その被害者が「レンタルおやじ」の仕事をしている “ムラタ” と名乗る男(宮藤官九郎)が登場して、メインタイトル。

これだけの情報を、13分程度の尺に華麗に収めた。それも、しっかりとコメディであることも認知させて。もう、これだけで、きっと期待は裏切らないであろうことは分かる。なぜなら、脚本家と演出家と俳優陣のコンビネーションが抜群だから。

メインタイトルのサイケでレトロな映像とHIP-HOPが絶妙!

そして、メインタイトル映像は、Creepy Nutsのノリの良いヒップホップサウンドに、映像はシネスコサイズにトリミングされ、サイケデリックなエフェクト掛けた喫茶店「シャバダバ」の店内で一路と二路とさっちゃんが踊って、ラストカットはミラーボール。50歳代と40歳代のオジサンと20歳代の看板娘のアンバランスさが、実に心地良かった。

本作を最高に楽しむ方法"ただただテレビに身を委ねて観る"

早速、絵に描いたような “ひょんなことから” 一路と二路が “レンタルおやじ” をやることになった。一路を待ち受けていた美人の依頼主(市川実日子)は右の額から大量の血を流して待っており、そのまま2人は、喫茶店「シャバダバ」へ。依頼内容は、離婚届を書いて欲しいと言うものだった。

このあとの展開は敢えて書かない。気になるなら、見逃し配信なり、第2話から観るべき。その位に、前述の通りに、本作を最高に楽しむには、“ただただテレビに身を委ねて観る” ことだから。

孤独な人間への応援歌であり、人間賛歌のコメディドラマ!

真面目過ぎる中年の兄と不真面目で適当な中年の弟が、友人や知り合いでなく赤の他人の “レンタルおやじ” に依頼するしかない事情があって一癖も二癖もある孤独な依頼人に、“レンタルおやじ” と言う仕事を通して関わることで、真面目過ぎる一路は自身が我が身を振り返り躊躇し、不真面目で適当な二路は依頼人の依頼をサクッと済ませる。

一見ただの “レンタルおやじ” を仕方なくやっている中年兄弟の一コマに見えるが、その奥には、人は一人では生きてはいけない、赤の他人でも頼り頼られて生きていくもの…と言う、正に、孤独な人間への応援歌であり、人間賛歌のドラマだ。

それも、さじ加減の良いコメディーと言うオブラートに包みこんで、重苦しさやシリアスさを程良く調合しているのは、第1話からお見事だ。

あとがき

視聴前の期待度★5つ(最高点)を裏切らない第1話でした。しっかりと地に足がついた人間賛歌のドラマに、絶妙にコミカルな要素を所々に散りばめて、シリアスでクスッと笑えて、ちょっぴり泣けて、観終わるとほんわか出来る。

人間を掘り下げさせたら今やトップクラスの脚本家・野木亜紀子さんと、モキュメンタリータッチの映像が得意の山下敦弘さんの演出に、古舘寛治さんと滝藤賢一さんと芳根京子さんの意外性抜群の配役も見ごたえありました。いやぁ、テレ朝の金曜の深夜ドラマに、『フルーツ宅配便』、『きのう何食べた?』に続く、人生の応援歌ドラマが来たような気がします。これは、継続視聴決定です。

ただ、感想は土曜日に仕事がある場合は、翌日とは行かないかも知れません。

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