アライブ がん専門医のカルテ (第1話/初回15分拡大・2020/1/9) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『アライブ がん専門医のカルテ』(公式)
第1話/初回15分拡大の感想。
腫瘍内科医の心(松下奈緒)は、職場の総合病院で「オンコロ先生」と呼ばれて親しまれていた。全ての領域のがんに対して患者に合わせた治療を提供する腫瘍内科は常に人材不足で、部長の阿久津(木下ほうか)は研修医の結城(清原翔)と奈海(岡崎紗絵)を勧誘していた。ある日、心は患者の検査の件で、病院に移って来たばかりの消化器外科医・薫(木村佳乃)に助けられる。その後、心は原発不明がんで余命宣告を受けたという女性から、治療方針の相談を受ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:倉光泰子(過去作/ラヴソング、突然ですが明日結婚します、スキャンダル専門弁護士)
演出:髙野舞(過去作/隣の家族は青く見える、セシルのもくろみ、昼顔)
音楽:眞鍋昭大(過去作/後妻業、ミス・ジコチュー天才天ノ教授の調査ファイル)
主題歌:須田景凪 「はるどなり」(unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパン)
現実とは違うことを真実に魅せるのが、医療ドラマの醍醐味
医療ドラマの場合、「現実は違う」とか「あんな医者はいない」とか、否定的に捉える視聴者が多いと思う。でも、医療ドラマ好きの私にとっても、家族に医療従事者が居る私にとっても、医学的に完全に誤った情報を放送して、視聴者を困惑させるような描写が無い限り、許容範囲は広い。
だって、現実に起こらないことを起こして、それを “虚構の中の真実” として魅せるのが、医療ドラマの醍醐味だから…
現実の医師はしないと思う気になる描写が無かった訳でない
その意味で、腫瘍内科医の心(松下奈緒)の長い髪や、 医師が患者を明け方に屋外(屋上)に連れ出したり、まだ婚姻関係にないパートナーに患者本人より先に治療について相談したり、外科手術後に化学治療も受けずに退院できるように描いたり、医療ドラマと言うより、現実の病院や医師したりはないと思う、気になる描写が無かった訳ではない。
実際のガン患者や家族なら、「医師は患者にあんな風に寄り添わない」とか「実際のガン治療は実に淡々と行われる」と言う人もいるかも知れない。
予想以上にエピソードがシリアスで、静かに観られるヒューマンドラマ!
でも、日本では存在すら珍しい腫瘍内科医が主人公のヒューマンドラマとしては、私の鑑賞前の期待度が星1つだったことから考えると、予想以上にエピソードがシリアスで、静かに観られるヒューマンドラマに仕上がっていた。
やはり、このフジテレビの木曜夜10時枠『木曜劇場』は、かつては『Dr.コトー診療所』、『医龍-Team Medical Dragon-』、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』などの語り継がれる医療ドラマを放送して来た枠だから、『木曜劇場」らしい作品が久し振りに登場したとも言えるのだ。
キャラでなく、"人生のストーリー"で魅せようとするのは評価したい
さて、第1話としては、初期設定の説明を台詞に頼らずに、きちんとエピソードに組み込んで情報提供したのは評価したいし、レギュラーの出演者だけでなく、ゲストの出演者との全体のバランスも良いし、話の流れも不自然さを殆ど感じなかった。
更に褒めたいのは、私が最も懸念していた「類似医療ドラマとの差別化」と言う点で、外科医のオペ技術の競い合いや、救命医の臨機応変な技術の見せ合いを避けたのは正解。されに、“卓越し強烈なキャラクター” でなく、「患者の人生」をメインに「主人公の人生」も重ねた、あくまでも “ストーリー” で魅せようと言う姿勢は大いに評価したい。
あとがき
最後の最後で、消化器外科医・薫(木村佳乃)が心のいる病院にやって来たのかの伏線の欠片が描かれましたが、あれは必要ですかね。普通に。腫瘍内科医と外科医がタッグを組んで、ガン患者と家族に寄り添うドラマで良かったような。
今後、謎解きの部分が首をもたげ過ぎると全体のバランスがあっと言う間に崩壊する可能性はあると思います。その辺りは、様子見になりますが、期待度の星1つは3つに格上げしようと思う第1話でした。そして、昨年暮れに母を亡くした私には、「生きる」ことの意味を丁寧且つ慎重に描いているのも好感が持てました。
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