絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2] (第1話/30分拡大・2020/1/6) 感想

絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]

フジテレビ系・月9『絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]』公式
第1話/30分拡大『豪華客船で開幕!殺人を未然に止めろ』、事件名『麻薬密売事件 朝日山岳鉄道脱線事故』の感想。



 大規模なテロが起きようとしている東京で、捜査に向かった未然犯罪捜査班(通称・ミハン)のメンバー・小田切(本田翼)と山内(横山裕)は、銃声がした現場へ駆け付ける。捜索中の小田切は、女性の射殺体を前に、銃を手に立ち尽くすミハンのリーダー・井沢(沢村一樹)の姿を発見する。
 数カ月前、井沢のチームはクルーズ船での密輸事件を阻止するために船に乗り込んでいた。その頃、法務省の官僚・香坂(水野美紀)はミハンの法制化に動き出していた。新人の吉岡(森永悠希)とハッカーの加賀美(柄本明)が新たにメンバーに加わる中、ミハンの統括責任者として現れた香坂は、井沢を危険人物だと言い放つ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

原作:なし
脚本:浜田秀哉(過去作/絶対零度シリーズ)
演出:石川淳一(過去作/リーガル・ハイ、海月姫) 1
   品田俊介(過去作/ナオミとカナコ、ルパンの娘)
音楽:横山克(過去作/絶対零度Season3)
主題歌:未完成/家入レオ

正直、もう『絶対零度』をタイトルから外して欲しい…

過去3作の『絶対零度シリーズ』に出演していた “上戸彩さん” が今作には出演せず、更に前作の『3』が『1』と『2』の『絶対零度』の世界観から脱却した内容だったために、正直、もう『絶対零度』をタイトルから外して欲しいと言うのが、『1』と『2』のファンの私の本音。

『ミハンシリーズ』の第2作目の刑事ドラマとして見始めた

と言う訳で、今作は、表裏の顔を持つ未然犯罪捜査班(通称・ミハン)のリーダー・井沢刑事(沢村一樹)を中心に、個性的な熱血刑事たちが最新技術を駆使したチーム捜査で、次々と難事件を解決する『絶対零度シリーズ』とは無関係で、『ミハンシリーズ』の第2作目の刑事ドラマとして見始めた『4』の第1話。

今作も "ミハンシステム" の能力が、ご都合主義過ぎる!

『3』の "ミハンシステム" は、ミハンの刑事・ 田村(平田満)を自殺から救い出すことが出来ずに、“ミハンシステム” の無能ぶりを表現してしまったから、今作こそは、ミハンの刑事たちが動き出すきっかけであり、唯一の本作らしさを表現するアイテムであるビッグデータとAIによる "ミハンシステム" の能力に期待したのだが…

結局イマイチなままなのが、『3』から続いている本作の説得力不足の最大の原因。

今回も、弁護士と前科者が言い争いをしている映像から「犯罪が起こりそう…」となった訳だが、その程度の説明では完全に肩透かしだ。そんな状況は東京中に幾らでも存在するだろうから、もう一工夫して「この案件が現在最も重要案件…」みたいに魅(見)せて貰わないとマジで困る。

ミハンの関係者の年齢層を上げ、演技派を増やしたのは正解

さて、次に気になったのがキャスティング。『3』では上戸彩さんを出演させるために小田切(本田翼)と山内(横山裕)を必要以上に前面に押し出して描いたために、演技力を含めてチープな印象が拭えなかった。

しかし、この『ミハンシリーズ』の第2作目の今作は、水野美紀さんと柄本明さんでミハンの関係者の年齢層を上げ、更に若手にもチャラい役から真面目な役まで幅広い演技力を持つ森永悠希さんを投入。もっと言うなら、柄本時生さんと柄本明さんの親子共演と言う面白さもある。

まあ、正直、本田翼さんと横山裕さんの演技は残念だが、全体のキャスティングについては、続編らしさと新鮮さの両方を醸し出した、かなり上手く考えられた配役だと思う。

井沢の過去で物語を切り刻むから、話が分かり難すぎる!

そして、今回も序盤で、 「公安時代の井沢が、壊滅した犯罪組織からの報復によって妻と娘を殺した実行犯・殺し屋の宇佐美(奥野瑛太)に復讐しようとした」が描かれ、その実行犯と法務省の官僚・香坂(水野美紀)が刑務所で接触しているのを井沢が目撃した場面が描かれ、その後も井沢の過去が所々にインサートされた。

初回だから、説明が多いのはやむを得ないとして、主人公の過去をフラグとしてあちこちに立てては物語を一時中断するから、話の分かり難さが半端なかった。結局、録画を見直す羽目になってしまった。

このままでは「最終回だけ見れば良い連ドラ」になるかも?

もう、主人公のなんちゃらとか、ラスボス隠しみたいなあざとい作戦で、最終回まで視聴者を引き付けておくことが、結果的に評判にも視聴率にも良い結果ばかりを与えないことは、最近では、前期の『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』が最終回だけ見れば良いと言う視聴者が増えて、最終回だけ視聴率が上がったことでも証明されつつある

だから、このまま、事件捜査と無関係な部分で肝心の物語を切り刻むと、本作も最終回だけ見れば良い連ドラになると思う。

あとがき

相変わらず “ミハンシステム” のご都合主義の事件選択が刑事ドラマとしての面白さを削ぎ、井沢の過去で最終回まで引っ張る作戦には閉口しますが、本作が最もキッチリと描くべき “犯罪を未然に防ぐ” と言うことについては、それなりに頑張ったと思います。でも、次回も通常枠でなく「15分拡大版」なので次回も様子見します。

また、本作のタイトル表記ですが、迷いに迷った挙句、『絶対零度シリーズ』のSeason4で、『未然犯罪潜入捜査シリーズ』のSeason2なので『絶対零度[4]~未然犯罪潜入捜査~[2]』にしました。

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