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スカーレット (第72回・2019/12/21) 感想【第2弾】

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第12週『幸せへの大きな一歩』の 『第72回』の【第2弾】。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)の結婚を記念して家族写真を撮ることに。ところが撮影直前、晴着姿の喜美子が電話で呼び出される。あぜんとする家族を残して、家を飛び出していく喜美子。向かったのは信作(林遣都)の実家のカフェ。客のひろ恵(紺野まひる)が喜美子の作った珈琲茶碗を気に入り大量の注文をしたいと頼まれる。喜美子は未熟な陶芸技術に自信を持てず、ちゅうちょする。すると同行した八郎がある宣言をする
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「今回は諸事情により簡単感想で」の理由について…

まずは、今朝投稿した感想の冒頭に書いた「今回は諸事情により簡単感想で。理由は、夕方に書きます…」の理由について。実は、今朝の投稿したのを「簡単感想」にした理由は、今日が先月亡くなった実母の四十九日法要と納骨式が午前中にあったため、忙しない中での投稿になったからです。

すっ飛ばすだろうなと思っていましたよ。でも想像以上…

そこで、帰宅後、再度録画を見て思ったことを少しだけ追記しようと思います。もう、カフェ・サニーへの珈琲茶碗納品も陶芸展入賞も結婚式までの過程なんてどうでも良いです。いや、すっ飛ばすだろうなと思っていましたよ。しかし、想像以上の端折りっぷりに「簡単感想」にしなければ、2時間位は平気で愚痴を書けちゃうレベルでした。

最初の投稿でも書きましたが、今回の15分間の前半7分と後半8分で、5年間の時間経過をした訳です。まあ、中年オジサンの私の最近の5年間なら、仕事も何とかやり続け、体力や視力は年相応に衰えて、親が死に、ぼちぼち自分の終活さえ視野に入って来た程度ですよ。

描くべきだし描いて欲しかった大事な7つの事柄を描かぬか

でもね、喜美子(戸田恵梨香)は違うでしょ? 年明けの仕事始めから丸熊陶業の唯一の絵付け師として更に頑張るのか、大野夫妻との珈琲茶碗納品はどうなったのか、八郎(松下洸平)の陶芸展の作品の仕上がりはどうなったのかと、1月中の出来事だけでも描いて貰わなければ困ることが最低3つはある。

春まで延ばせば八郎は入選したのか、結婚の許しは貰えたのか、喜美子の一番下の妹・百合子(福田麻由子)の進路はどうなったのか、カフェ・サニーでの珈琲茶碗の評判はどうなのか等、これまた描いて貰わなければ困ることが最低4つはある。こんな大事な7つの事柄を描かないなんて…

ナレーションの「そして」が全てをぶち壊し後味を悪くした

描くべき大事な7つの事柄を全部すっ飛ばして、結婚式の記念写真のシーンの次に、使い回しみたいな信楽の街の全景カットに驚愕の「昭和40年(1965)」のテロップを重ねて、次のシーンは「かわらは工房」の看板入れ込みの “離れ” のカットになったら、これまた驚愕のナレーションが…

N「そして めおとノートに書いた予定どおりに
  喜美子の人生は進んでいきました」

このナレーションが驚愕なのは、「そして」と言う接続詞で始まったこと。例えば、この直前の信楽の全景のインサートカットの尺を長めに取って、そこへ「いよいよ 喜美子が八郎との結婚生活が始まります…」となって、信楽の全景のインサートから「かわはら工房」の全景カットに直結したのちに「そして」と繋がるなら、まだ許せる。

ここで日本語の解説をするつもりはないが、「そして」と言う接続詞を使う場合は「◯◯という事象が生じて、それに関係した△△が起きた」と言う時に使うもの。「〇〇」には直前も物事の状態、「△△」には「〇〇」に引き続いて起きた物事が当て嵌まらなくてはいけない。

「直前に結婚式の写真撮影のシーンがあるんだから “引き続いて” 起きてるじゃん!」と言う理論は、かなり好意的な解釈が入っている。これ、普通に「結婚式から5年が経ちました。そして…」とやるだけで良かった。

普通はやるべきことをやらないから、その後の「丸熊から独立し 2人の作業場を作りました」で始まるナレーションが、完全に前半の7分間と…

いやいや、今朝の感想に書いた通りに、これまで約3か月を要して描いて来た、大阪の荒木荘時代の女中見習いや深野組での絵付け師修業も、もっと極端に且つ厳しく言えば、この直近の2週間で描いた結婚出来るか出来ないかの(一応)緊張感や、結婚直前の若い男女のイチャイチャも全部無かったことになっちゃったわけ。

だって、「そして」の前の「〇〇」に当たる部分をナレーションで処理していないのだから。正直、こんな稚拙な映像になる原因は、脚本家がナレーションを書く時に映像を考えていないのか、脚本を読んだ演出家の理解力が乏しいのかのどっちか。流石に、皆がみんな好意的に考えるなんて虫が良過ぎます。

喜美子にとって両親や妹らは"愛すべき家族"じゃないの!?

そして、5年間を端折って、唐突にちや子(水野美紀)を登場させて、「信楽初の女性陶芸家」のネタ振りをした上で喜美子が、「自分は陶芸家(芸術家)でなく、八郎の助手的な職人で良い」みたいなことを言わせたが…

好意的に見ていない私(ニュートラルな気持ちで見ているつもり)には、カフェ・サニーの珈琲茶碗でちょっと成功したし、自分には絵付け師の技術もあるから、ここは丸熊陶業時代に培った人脈やらを利用して、大手の丸熊陶業が請け負わないような小さな仕事をちゃっかり頂いて、コツコツと金儲けしようって魂胆に見えてしまった。

うん、喜美子が「お金」のためにせっせと働くのは良い。しかしそれは、自分と愛する “家族の生活費” のために「お金」を稼いでいたから良かったのであって…

今回の描写を見た限りでは、好意的に見なければ、喜美子が稼いだ「お金」は、「3人家族の新十代田家」に使われており、百合子の進学のためにも、娘夫婦のために建てた “離れ” の増築費にも充当されておらず、その結果、常治(北村一輝)が過労になった…と捉える方が自然では無いだろうか。

だって、「かわはら工房」はそれなりに商売が上手く行っているように描かれているのに、ナレーションでは「相変わらず貧乏な川原家です」と言っていたのだから。

あとがき

まあ、愚痴はこの位にしておきます。とにかく、劇中で描かれた、 昭和22年(1947)に9歳だった川原喜美子が大阪から信楽に来てから、今回の前半の喜美子22歳である昭和35年(1960)と、後半の前年である「昭和39年(1964)」までの “描かれなかった実質4年間” を共に無かったことにします。

そして、来週から「信楽初の女性陶芸家誕生物語」が始まると思うことにします。私にとっては最大限の譲歩、最大限の好意的な解釈が、いつまで続くか分かりませんが…こう受け取ります。

4歳の息子・武志(又野暁仁)のいる27歳のヒロイン・喜美子が、5年前に夫の八郎と大手・信楽焼窯元「丸熊陶業」から独立し、今は30歳の夫と小さな「かわはら工房」から、自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく物語が始まるってことにします。

そして、今朝の感想では、「これまでで最大級のモヤモヤがやって来るとは思いませんでした」と書きましたが、今は「これまでで最大級の後味の悪さがやって来るとは思いませんでした」に書き換えます。その上で、 まだ、諦めていない読者さん、取り敢えず、年内は一緒に手に手を取って見守りましょう!ってことで…

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏』
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64 65 66
第12週『幸せへの大きな一歩』
67 68 69 70 71 72(Vol.1) 72(Vol.2)
第13週『愛いっぱいの器』

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