スカーレット (第65回・2019/12/13) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第11週『夢は一緒に』の 『第65回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


八郎(松下洸平)と対面した常治(北村一輝)は、喜美子(戸田恵梨香)との結婚に向けた条件を出す。それは八郎が陶芸家になる夢を捨てて、丸熊陶業の社員として働き続けること。自分のように経済的な負担を喜美子にかけてほしくないと訴える。八郎は承諾するも、納得できない喜美子が常治に反論。家族を巻き込んだ口論に発展する。すると八郎がある宣言をして常治を納得させることに成功。喜美子と八郎の二人三脚の挑戦が始まる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

またモヤモヤが増え、更に見続けるしかないなと思った15分間…

どう感想を書いたら良いのか、その内容や構成を考えるのに何だかんだと時間が掛かってしまった。その位に、今回の内容は観る人によって受け止め方が違ったと思う。正直、私は更にモヤモヤが増え、更に見続けるしかないなと思った15分間だった。

今回が初見や、ながら見程度に拘らない人にはこう見えた?

まず、今回が『スカーレット』の初見の人や、これまでの展開にそれ程拘って見ていない人の気持ちで考えると、次の喜美子(戸田恵梨香)の台詞を聞いて、遂に喜美子が陶芸家になることに “覚醒” したと思ったと思う。

喜美子「もの作りは そんな甘いもんちゃうわ!
    そんな片手間でできるんやったら
    みんな陶芸家になってるわ! 絵付け師になってるわ!」

また、アバンタイトルを含めた前段では、父・常治(北村一輝)が娘の将来を心配して娘の結婚相手に夢は趣味程度にして “定職” について欲しいと願う自分が好きなことをして家族を困窮させている反省を込めての親心も、八郎(松下洸平)が陶芸の夢よりも喜美子と結婚したい気持ちが強いことも分かる。

母・マツ(富田靖子)が自分たちが駆け落ちした頃の話を持ち出して娘を応援する気持ちも、喜美子の一番下の妹・百合子(福田麻由子)が常治に謝った気持ちも伝わった。

しかし、八郎は、喜美子の「陶芸家になるまで うちが支えます」に強く反応して、夫婦二人三脚で同じ「陶芸家になる夢」を実現したいと、ここで八郎も “覚醒” して、陶芸家になる気持ちを爆発させ、「人の心を動かす作品=お金になる」と言う理論を持ち出して、巧みに常治を説得して、陶芸展で入賞することで、婿に入って結婚を許して貰える約束を取った。こう、素直に受け取れたと思う。

第1話から見ている人にも、喜美子の台詞に根拠は見えた!

ただ、第1話からずっと見ている私や他の読者さんは、どう感じただろうか? 確かに、喜美子には、大阪の荒木荘での約3年間と、フカ先生の許での約3年間があるから、喜美子の「甘いもんちゃうわ!」「片手間にできるんやったら」には、本人の実体験と言う根拠がある。

しかし、そもそも、喜美子は絵付け師になる時に、フカ先生たちから「一人前になるには、2,3年」と言われて驚いたのだ。そう、3年前の喜美子は、もの作りを甘く見ていたのだ。その実体験があるから、やがて丸熊陶業で唯一の絵付け師になったし、それが学習となって「陶芸の道はもっと厳しい」と考えたとも受け取れなくもない。

中盤以降の喜美子の言い分にはモヤモヤが募ってしまった…

ここからがモヤモヤの根源。まず、喜美子の今の仕事は「丸熊陶業で唯一の絵付け師」なのに、その仕事が(ほぼ)描かれていない。やはり、仕事もやって恋もやって…と描いて欲しいのだ。また、喜美子は「陶芸家になるまで うちが支えます」とも言った。「陶芸家になる道程」がどれだけ険しいのか実体験がないのに。

いや、ドラマとしては、夫婦二人三脚でやって行くのは分かるのだが、やはり喜美子の本業は「丸熊陶業で唯一の絵付け師」で、その本業と「陶芸家になるまで うちが支えます」を同時並行で行うことを結婚したいがため、常治を説得せねば! の一点で、“甘く” 見ているように、私には映ってしまった。

だって、今でも川原家の家計は喜美子が支えているのは事実なのだから、大袈裟に言えば、「丸熊陶業で唯一の絵付け師」と「陶芸家になるまで うちが支えます」と「川原家の稼ぎ頭」の3つをやって行くわけ。これが悪いと言っているのではない。

イチャイチャを長々と描いた割に、常治を説得する最も重要で、常治以上に視聴者を十分に納得出来る内容にしなければいけないシーンで “穴” が多いこと。これが、私のモヤモヤの原因と言うわけだ。

あとがき

常治と八郎の心情、加えればマツと百合子の気持ちは、分かり易いですし、それなりに説得力もあって良い分だけ、主人公の喜美子の気持ちや台詞が、結婚したいために思いつくままを軽率に並べた印象になってしまったのが残念でした。

やはり、イチャイチャを短くして、朝晩各2時間の「陶芸のお勉強会」の中で、喜美子と八郎の結婚への気持ちと、陶芸家で成功したい、人の心を動かす作品を “夫婦一緒に” 作りたいと言うのを、もっともっと描くべきだったように思います。

ただ、今回によって、あとは陶芸展で賞を取れば、結婚出来ることは見えたので、早く結婚して、物語を先に進めて欲しいです。

今回を見て、更に “モヤモヤしつつも離脱する程でもない人”の皆さん、一緒にモヤモヤを共有して、望みに繋げましょう!

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39 40 41 42
第8週『心ゆれる夏
43 44 45 46 47 48
第9週『火まつりの誓い』
49 50 51 52 53 54
第10週『好きという気持ち』
55 56 57 58 59 60
第11週『夢は一緒に』
61 62 63 64

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