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グランメゾン東京 (第7話・2019/12/1) 感想

グランメゾン東京

TBSテレビ系・日曜劇場『グランメゾン東京』公式
第7話『ガレットシャンピニオン』、ラテ欄『さよならパパ! 娘のため、三ツ星の約束』の感想。



「トップレストラン50」の発表を1週間後に控えたある日、グランメゾン東京に相沢(及川光博)の妻・エリーゼ(太田緑ロランス)が現れる。突然出て行ったことを責める相沢に、エリーゼは娘アメリー(マノン)を引き取ってパリに戻ると宣言。さらに、目指す三つ星はかなわない夢だと言い放つ。三つ星を取ると言い返す尾花(木村拓哉)に、エリーゼはある条件を突き付ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:黒岩勉(過去作/僕のヤバイ妻、ストロベリーナイト、モンテ・クリスト伯)
演出:塚原あゆ子(過去作/アンナチュラル、グッドワイフ) 第1,2,5
   山室大輔(過去作/ごめんね青春!、天皇の料理番) 第3,4,7
   青山貴洋(過去作/下町ロケット2、インハンド) 第6
音楽:木村秀彬(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、TWO WEEKS)
主題歌:山下達郎「RECIPE(レシピ)」(Warner Music Japan)

現再放送中「ゲゲゲの女房」は主人公の凄さを描くのに失敗…

冒頭から本作の感想から離れるが、今再放送を見ている夕ドラ『ゲゲゲの女房』を見ていて感じる不満の1つが、主人公・水木茂が成功して行く過程で、茂の漫画を評価するのが、身内は当然として出版関係者(貸本屋を含む)ばかりで、一般読者や赤の他人の評価の描写が極端に少なかったことだ。

だから、主人公の凄さがイマイチ不明瞭のまま、全体の2/3が過ぎている(まだ再放送中)。本来は、まあ、本作との違いは、主人公のライバルは登場しないから単純に比較出来ないが、脚本のテクニックとして、主人公の凄さを描くために、ライバルや敵を如何に最強(で最悪か)であるかを描くと言う単純な手法がある。

今回は「gaku」の"実力"と「グランメゾン東京」との"差"を明瞭に!

そして、今回は、脚本家が、正に「グランメゾン東京」の最強のライバルである「gaku」の本当の “力” を魅せる手段を選択して来た。

第6話までは、「gaku」の “力” は、あくまでもオーナーの江藤不三男(手塚とおる)による “意地悪” をする程度の “悪役” 的な描写が多かったのに、この第8話では、尾花(木村拓哉)の宿敵で「gaku」のシェフ・丹後学(尾上菊之助)の “料理への誠実さ” を序盤でしっかりと描いた。

その上で後半では、「トップレストラン50」と言う客観的な評価で、「gaku」の “本当の料理の力” の “差” を描いた。そして「gaku」に負けた尾花の “熱意” も描いた。

自己犠牲の上にお客様へ料理を提供する料理人の本気の魂!

また、沢(及川光博)の妻・エリーゼ(太田緑ロランス)と娘・アメリー(マノン)が登場することで、尾花と沢だけでなく「グランメゾン東京」のメンバーたちのそれぞれの “人生観” や “料理に込める思い” や “レストランの在り方の考え” が描かれた。

また、これまで以上に「自分を犠牲にしてもお客様に料理を提供する料理人の本気の魂」を描いて来た。更に、その “魂” を描く料理を「ガレット」と言う、お客が最終的に巻いて食べることで完成するメニューと、尾花がアメリーを手伝った「フランボワーズのゼリー」を「料理が食べる相手への思いを込めることが出来るもの」の象徴として描いた。

「キムタク・ドラマ」が「脇役を引き立てる主人公のドラマ」へ昇格!

そのことで、尾花が存在しなければ不可能なエピソードなのに、あくまでも尾花はギリギリ脇役以上のレベルで抑えて、頂点に描くようなことを避け、主人公らしさを描きつつ、人間関係で引き立て、目立たせ過ぎず見事に魅せることに成功した。

「脇役を引き立てることの出来る主人公」の誕生と言って良いと思う。本作、かなり完成度が高い作品だと思う。

あとがき

俗に言われる「キムタク・ドラマ」が “脇役を引き立てることの出来る主人公” が活躍するドラマになるとは思いませんでした。天晴れと言って良いと思います。

まあ、エリーゼ役の太田緑ロランスさんへの好みは分かれたとは思いますが。

それでも、完成度と言う意味では今期でトップクラスの「ヒューマン・ドラマ」であり、「大人の青春ドラマ」に仕上がりつつあると思います。そして、次回への “新展開” へのネタ振りもしっかりと。次回にも大いに期待します。

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