まだ結婚できない男 (第8話・2019/11/26) 感想

関西テレビ制作・フジテレビ系・『まだ結婚できない男』(公式)
火9ドラマ
第8話『結婚を祝わなくて悪いか!!』の感想。
なお、前作の、「結婚できない男)は、鑑賞済み。
英治(塚本高史)と桜子(咲妃みゆ)の結婚式に列席するのか、桑野(阿部寛)の返事は曖昧で、居合わせたまどか(吉田羊)らもあきれる。一方、圭子(三浦理恵子)と中川(尾美としのり)が桑野を呼び出し、ゆみ(平祐奈)がメイドカフェでアルバイトしている件を相談。そんな中、桑野から何とか出席の返事をもらった英治は主賓の挨拶を頼むが、素直にやるとは言わない桑野に…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし ※結婚できない男 DVD-BOX
脚本:尾崎将也(過去作/アットホーム・ダッド、鬼嫁日記、結婚できない男)
演出:三宅喜重(過去作/結婚できない男、銭の戦争、嘘の戦争) 第1,2,5,7話
小松隆志(過去作/結婚できない男、家政夫のミタゾノ1,2,3) 第3,6話
植田尚(過去作/結婚できない男、まっすぐな男、鬼嫁日記) 第4,8話
音楽:仲西匡(過去作/結婚できない男、うぬぼれ刑事、匿名探偵、黒服物語)
主題歌:持田香織「まだスイミー」(avex trax)
今回こそ"前作の雰囲気を最も醸し出した続編"だったと思う
情報によると既に全話撮影済みだそうだから、何を書いても単なる感想にしかならないが…
既に私の中では、13年前の前作とは違う…と言うか、13年経過して “僅かだが変化した主人公” を描いている作品をして見ているのだが、今回こそが “前作の雰囲気を最も醸し出した続編” だったように思う。
要は、前作の亡霊を追い続ける視聴者は別にして、今作で中心的に描くべきは、桑野(阿部寛)とまどか(吉田羊)であり、互いへの感情の変化だから…
今回の披露宴の主賓のスピーチを桑野とまどかで一緒に悩んだり、中盤でお互いを “恋愛対象” として見ているような素振りを描いたり、結果的に桑野のオリジナルスピーチが成功し喜ぶ本人と、それを見て喜ぶ まどかを意図的に中心へ描いたのは大正解だと思う。
「映え」「SNS」「妹夫婦と娘問題」をやるのが遅すぎた…
既に第8話になっているのに、今になって13年と言う時間経過を容易に強調するかのような「映え」や「SNS」、桑野の圭子(三浦理恵子)と娘・ゆみ(平祐奈)のエピソードを盛り込んで来た意味は分からない。むしろ、「前作との明らかな違い」として、最初から利用すべきだったと思う。
あとがき
前回と今回が、最も前作に近くて良かったと思う。桑野の仕事風景では桑野らしさが表現されていたし、まどかの法律事務所でのやり取りでは2人の関係が良く見えた。また、結婚披露宴でのスピーチも感動的でしたし。もっと早い段階から、こんな雰囲気だったら、前作ファンの評価は変わったかも知れませんね。
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【これまでの感想】
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