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磯野家の人々~20年後のサザエさん~ アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャル企画 (2019/11/24) 感想

磯野家の人々~20年後のサザエさん~ アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャル企画 (2019/11/24) 感想

フジテレビ系・アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャル企画『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』公式
『日本一有名なあの家族の、誰も見たことがない新たな物語!カツオ、ワカメ、タラオ…嵐の夜、それぞれに訪れる人生の岐路。いつの時代も変わらない大切な家族の絆』の感想。



  カツオ(31歳/濱田岳)は野球選手、漫画家などを夢見ては挫折を繰り返し、今は商店街の洋食店でシェフをしているが経営が難航。幾度目かの挫折の危機に直面している。ワカメ(29歳/松岡茉優)はアパレル関係のデザイナーをやっているが、なかなか自分のデザインが採用されず悩んでいる。

  タラオ(23歳/成田凌)は就職活動中だが、やりたいことが見つからず面接で玉砕の日々を送っている。また、波平(74歳/伊武雅刀)は定年退職を迎えて時間的な余裕ができ、カツオたちへの将来を今まで以上に案ずる一方、距離感の取り方がわからず歯がゆい思いを抱える。

  そんな夫・波平と磯野家の人々の姿を温かな愛情で見守るフネ(70代/市毛良枝)。マスオ(48歳/西島秀俊)は出世したものの、中間管理職として板挟みの会社員生活を過ごしている。サザエとマスオの娘であるヒトデ(17歳/桜田ひより)は年頃の恥ずかしさでサザエと距離をとってしまう。

  もやもやとした曇り空模様の磯野家に明るい太陽のような笑顔を取り戻そうとサザエ(44歳/天海祐希)は奮起する。盆踊り大会に家族みんなで集合!と呼びかけるが、天気予報によると急に発生した嵐が近づいてきており…。やりたいことをやっていたのが、いつの間にか、やらなきゃいけないことばかりを考えるようになった磯野家。

  果たしてサザエは、再びあの頃の太陽のように温かな磯野家を取り戻すことができるだろうか?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:長谷川町子『サザエさん』
脚本:阿久津朋子(過去作/観月ありさ版 サザエさん4 第2話「磯野家の忘年会」)
演出:鈴木雅之(過去作/ショムニ、HERO、婚カツ!、ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~)

絶妙な配役で、明るい「祝サザエさん50周年」を期待したのに…

事前情報で、思ったより花沢さんがきれいだったり、中島くんが太っていたりと違和感もなくは無かったが、その他の磯野家とフグ田家と波野家のキャスティングが絶妙だったから、『サザエさん』の50周年を祝う、明るく大笑い出来るストーリーを期待していたのだが。

前半の1時間近くは、ほぼ登場人物の説明に終わり、それなのに各登場人物が、いくら “20年後” とは言え “しっくり来ない” 設定にモヤモヤしていた。

ワカメの結婚話から、急に強いメッセージ性のドラマへ舵を切った!?

で、このまま終わるのかと思いきや、突然にワカメ(29歳/松岡茉優)が「結婚する」と言い出してから、何となくアニメ『サザエさん』らしいテンポの会話劇が始まった。

しかし、その他にタラオ(23歳/成田凌)は就職活動中、カツオ(31歳/濱田岳)は商店街にある洋食店のシェフ兼経営者で閉店せざるを得ない程に経営が難航などの、まあ、今の時代なら、それなりにドラマとしては日常的な設定だが、こと『サザエさん』にしては、相当にイレギュラーな非日常を4つも重ねた。

そのことで、ドラマは “自分らしく生きる” とか “やりたいことを諦めない” と言う強いメッセージ性を放つ方向に舵を切った。繰り返すが、ドラマの方向性としては間違っていない。ただ、これを、国民的アイドル家族である “20年後のサザエさん” で舞台に描く必要があるのかは大きな疑問だった。

本作こそ複数話構成で、"磯野家の日常"を描くべきだった…

それこそ、今、土曜の夜に日テレで放送している『僕の話は長い』のように、いや、こちらこそが “御本家” なのだから、2時間枠に複数話の構成にして、カツオ、タラオ、ワカメ、波平(74歳/伊武雅刀)、フネ(70代/市毛良枝)、マスオ(48歳/西島秀俊)、そしてサザエ(44歳/天海祐希)の7人に、各1話を15分位ずつで全7話位にし…

いつもの『サザエさん』のように “普通の日常の中で起こる素朴な笑い” や “つい見逃しがちな日々の存在する小さな幸せ” を、テンポ良くクスッと出来るドラマで観たかった。

あとがき

サザエさんがスマホを持っている段階で、ドローンが登場する時点で、本作の時代設定は昭和でなく、平成以降なのだから、大風呂敷を広げて大きなテーマを抱えずに、「サザエさんが令和時代に生きていたら、こんな風に今の時代を生きています…」と報告するだけで良かったと思います。キャスティングが絶妙だっただけに、脚本にがっかりの2時間でした。

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