映画「アナと雪の女王2(2D・日本語字幕版と日本語吹替版)」 感想と採点 ※ネタバレなし

映画「アナと雪の女王2(2D・日本語字幕版と日本語吹替版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画『アナと雪の女王2(2D・日本語字幕版と日本語吹替版)』公式)を本日の劇場公開初日、劇場鑑賞。

採点は、字幕版と吹替版で甲乙付け難く、★★★★(最高5つ星で、4つにギリギリ引っ掛かった感じ)。100点満点なら 70点にします。

【私の評価基準:映画用】
★★★★★  傑作! これを待っていた。Blu-rayで永久保存確定。
★★★★  秀作! 私が太鼓判を押せる作品。
★★★☆☆  まあまあ。お金を払って映画館で観ても悪くない。
★★☆☆☆  好き嫌いの分岐点。無理して映画館で観る必要なし。
☆☆☆☆  他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。





ディレクター目線のざっくりストーリー

前作から3年後。アレンデール王国を治めるエルサとアナの姉妹は、深い絆で結ばれ、幸せな日々を過ごしていた。しかし、ある日、エルサにしか聞こえない北からの “不思議な歌声” に導かれ、姉妹は未知なる世界へ。それは、エルサと妹のアナ、前作で大事な仲間となったクリストフとオラフと共にエルサの “魔法の力” の秘密を解き明かす、驚くべき旅の始まりだった…

映像技術的には、前作よりも明らかに優れている

映像技術的には、要はCGの仕上がりは、人間の肌の質感や動作、自然界の花鳥風月の描写力は、前作よりも明らかに優れている。が、そう言うものは、今や予算とテクノロジーの進化によって、このクラスの大作はどの作品も似たり寄ったりなのが実情。だからこそ、誰もが納得し感動できる “強いストーリー” と、それを紡いで行く “魅力的なキャラクター” が最重要になる…と思う。

前作はディズニー・ミュージカルアニメに不可欠な要素が全部入りだった

その意味で、前作には誰もが納得し感動できる “強いストーリー” と、それを紡いで行く “魅力的なキャラクター” があった。その上で、ディズニー映画らしい “夢と魔法と愛の世界” が繰り広げられた。そして、圧倒的なキャッチーな楽曲の数々と、歌唱力抜群の俳優陣。今もなお語られる程のディズニー・ミュージカルアニメ映画の名作と言って良いと思う。

今作はアドベンチャー要素が少なく説明不足でストーリーがやや不明瞭

しかし、残念ながら、前作にあったものの多くが、しぼんでしまっていると言ったら良いだろうか。まず、物語にアドベンチャー要素が少ない。明確な悪役も登場しないから、どうしてもドラマが平坦に見えてしまった。

エルサが自分の持つ力の秘密を解き明かすため、アレンデール王国を越えて新しい旅に出る訳だが、そこが少々分かり難い。過去と再生が描かれるのに、そこに関わる登場人物たちの説明不足もあって、ストーリーがぼやけてしまったのだ。

ミュージカル映画としてキャッチーな楽曲が少ないのも残念

また、ミュージカル映画としてキャッチーな楽曲が少ないのも残念だ。確かに、松たか子さんが歌う『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』は素晴らしいが、他の楽曲はあまり耳に残らないのも残念だった。

アナ、エルサ、クリイストフ、スヴァン、オラフの"5大キャラ"は見せ場も見応えもアリ

しかし、キャラクターについては、メインのアナ、エルサ、 山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、雪だるまのオラフの “5大キャラ” は一部声優が交代していても魅力は抜群。特に、オラフは前作以上に重要キャラとして大活躍するのは大きな見所ではある。

各自のソロ曲の見せ場も用意されており、“5大キャラ” については満足できる。でも、他のキャラクターはイマイチ個性に乏しいし、立場の区別、差別化が不明瞭だから、何となくパリッとしない。

前作と比較でなく、前作から6年経過した作品として観ると…

ただ、これらは、飽くまでも「前作と比較して」の評価だ。やはり、前作の出来が抜群過ぎたのだ。その続編で謎が解き明かされると言う期待感で膨らみ過ぎたから、どうしても評価は厳しくなってしまう。

ただ、「前作と比較して」と言う視点から、「前作から約6年が経過して」と視点を変えて今作を評価すると、いろんな意味で “成熟” されているとも言える。まず、この約6年間に様々なミュージカル映画が登場し、観客の目が “成熟” した。

それに合わせるように、今作ではミュージカルの部分が増えて、歌唱によるストーリー展開が重視されており、よりミュージカル映画として “成熟” したと言える。従って、子供向け的な部分が、かなり排除された気がする。だから、小さな子供はストーリーが分かり難いかも知れない。それを良しとするかどうか…

ストーリーを楽しむなら字幕版、歌唱と楽曲を楽しむなら吹替版

最後に、字幕版と吹替版のどちらがお勧めか? と言う部分だが。私の感覚では、字幕を読むことでストーリーが分かり易いから、物語重視なら字幕版をお勧めしたい。逆にミュージカル映画として歌唱や楽曲を楽しみたいなら、吹替版の方が感情表現が分かり易いからお勧めしたい。

あとがき

「前作と比較する」と、明らかに見劣りします。特に、ワクワクやドキドキ感は薄まっています。また、アナやエルサ等の「5大キャラ」以外は魅力薄。でも、「前作から約6年が経過」した続編として観ると、6年で熟成した観客に合わせるようにミュージカル映画として成熟したと思います。あまり過大な期待をせずに観た方が楽しめると思います。

あと、長いクレジットのあとに映像があるので見忘れませんように…

【関連記事】 映画「アナと雪の女王(2D・日本語吹替版)」 感想と採点 ※ネタバレなし

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アナと雪の女王 2

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