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スカーレット (第40回・2019/11/14) 感想

連続テレビ小説「スカーレット」

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』公式サイト
第7週『弟子にしてください!』の 『第40回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


照子(大島優子)に背中を押され、喜美子(戸田恵梨香)は集中する深野(イッセー尾形)の驚くべき姿を目撃。一方、喜美子の絵付けへの思いを知った母・マツ(富田靖子)は、喜美子が丸熊陶業で働きながら絵付けを学ぶ術を模索。週に一度、指導を受けられる会社を見つける。父・常治(北村一輝)の承諾を得ようと待ち構えていた所、常治が喜美子の見合い相手(石田明)を急に連れてくる。喜美子は気弱そうな男と結婚しろと言われ…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

前回のラストと今回のアバンの情景カットが差し替えられた

前回のラストでは、照子(大島優子)が喜美子(戸田恵梨香)に話し掛ける直前には、丸熊陶業の看板と信楽焼のたぬきの置物が、前夜の川原家からの場面転換用の情景カットに使われていた。

しかし、今回のアバンタイトルでは、丸熊陶業へ入って来た信楽焼の火鉢がたくさん積まれたトラックを後方から撮影したカットに差し替えられていた。演出家のこのアイデアも良いと思う。こう言うのは、撮影前に編集を計画していないと出来ない編集だから…

前回と今回は"繋がっている"と印象づけたアバンの1カット目!

前回と違うから良いと言うのでなくで、前回では、夜の川原家から昼間の丸熊陶業への転換だったから、「夜から昼間へ」と「川原家から丸熊陶業へ」の変化を短いカットで表現するなら静止画みたいな看板を使うのが一番。だって、あくまでも説明カットだから短い方が良いに決まっている。

しかし、今回のアバンは動くトラックを後方から撮影したカットを使うことで、前回のラストから話が繋がっているように見える。恐らく、前回と今回は “繋がっている” と印象づけたかったのだろう。それが成功したアバンの1カット目だと思う。

マツの設定も、微妙にテコ入れされているような気がする…

主題歌明けは、大野雑貨店。喜美子の絵付けへの思いを知った母・マツ(富田靖子)が、陽子(財前直美)に事前にたのんであったらしい喜美子が丸熊陶業で働きながら絵付けを学ぶ方法を聞く。そして永山陶業と言う会社が週1回なら喜美子へ絵付けを教えてくれることを探し当てる。

ここへ来て、急にやる気になったマツが少々不思議ではあるが、まあここは頼りにしている喜美子のために、母親として、やっと重い腰を上げた…と捉えれば違和感はない。やはり、微妙にマツの設定もテコ入れしている可能性はあると思う。

そして、「酔わせて 酔わせて」と相変わらずの母親、妻としてのおかしな部分も残した。そう、一気にやらずに、先日の貯金と同じで “少しずつの変化” が良いと思う。

マツと常治が喜美子のことを本当に考えているのは悪くない

8分過ぎには、マツに続いて父・常治(北村一輝)が登場。今度は、常治が喜美子の見合い相手に気弱そうな男・三郎(石田明)を急に連れて来た。劇伴も勇ましい曲調に変わり、慌てる喜美子と、しどろもどろの男の対比が面白い。

実は、三郎には別の結婚相手がいて喜美子とは結婚出来ないと宣言して川原家を逃げるように出て行く。どうやら、常治の早合点だったようだ。で、ついに前述の、マツの「酔わせて 酔わせて」の作戦が決行される。

前回の「水の入った一升瓶」のコミカルなオチも良かった!

気合を入れて常治に酒を注ぐマツの日本酒の一升瓶の中身は、前回で喜美子が「酔うてたら分からへん 酒も水も一緒や。ばれへん ばれへん」と妹の直子(桜庭ななみ)と二人で、ふざけて日本酒の代わりに “水” を入れた一升瓶ってオチ。ヘヴィーなエレキギターの劇伴で常治の怒りと、必死に常治を静めようとする喜美子をコミカルに描いた。

やはり、前回と今回は繋がっていた訳だ。これで、アバンの1カット目の意味とも符合した。実は、今週の演出家は意外と計算しているかも? これは、とても良いことだ。

今回の "先" が見たくなる…終わり方も悪くない!

そして、13分過ぎ。前夜の騒動で、自分のやりたいことが分かったと言う喜美子が、大阪の荒木荘時代に住人たちに好評だった “手づくりのおはぎ” を食べながら話し出す展開へ。これ、序盤で大野雑貨店にマツが「おはぎ」を手土産に持って来たくだりがあって、マツが作ったのかと思ったが、どうやら “喜美子の手づくりおはぎ” だったようだ。

今回は、いろいろとこれまで立てられたフラグが活かされて実にいい感じ。そして、直子の「決めたて 何を決めたん?」に対して、喜美子の「うん…」で、今回終了。こう言う “先” が見たくなる終わり方も悪くない。

あとがき

本作って、朝ドラ特有の「1週間縛り」とそうで無いパターンを上手に使い分けているのですが、今回は「中弛みの水曜日」にせずに、ある意味で「週の後編のための加速地点」にして、サブタイトルでもある深野心仙(イッセー尾形)への喜美子の「弟子にしてください!」の台詞に向かって、巧みに進めていると思います。

恐らく、今回で尻切れに描かれた “集中する深野の驚くべき姿” が、またフラグになっており、週末に回収するのだと思います。一見無駄に見えるシーンを入れつつ緩急を付けて。これ、秀作の予感が漂って来ましたよ。また、「非公開希望」のコメントもたくさん頂戴しており、しっかりと読ませて頂いておりますことを、ご報告します。

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【これまでの感想】

第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
1 2 3 4 5 6
第2週『意地と誇りの旅立ち』
7 8 9 10 11 12
第3週『ビバ!大阪新生活』
13 14 15 16 17 18
第4週『一人前になるまでは』
19 20 21 22 23 24
第5週『ときめきは甘く苦く』
25 26 27 28 29 30
第6週『自分で決めた道』
31 32 33 34 35 36
第7週『弟子にしてください!』
37 38 39

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ほとんど怪獣な、北村パパ。家庭内暴君だけど、ユーモア展開 (スカーレット)

今週は、ヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)が、地元の名物・陶芸の絵付けに興味を持ち、最初は温かく迎えられて、あまりの楽しさ「生涯かけても“やりたいこと”見つけた!」と、夢見心地。でも、それは、お客さん扱いだったから。絵付けの仕事がモノになるには3年はかかると深野(イッセー尾形)から宣告。周囲の弟子たちも、無給で励み、修行も幾年かして、やっと… な厳しい修行の現実を知らされ、さらに家庭内事情も、父...

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