まだ結婚できない男 (第6話・2019/11/12) 感想

関西テレビ制作・フジテレビ系・『まだ結婚できない男』(公式)
火9ドラマ
第6話『見た目で判断して悪いか!!』の感想。
なお、前作の、「結婚できない男)は、鑑賞済み。
桑野(阿部寛)は、同じジムの薬丸(デビット伊東)が‘やっくん’だとにらんでいる。一方、まどか(吉田羊)の元には弁護士志望のいとこ・亮介が長野から手伝いに来る。亮介はまどかの母親から、娘に恋人がいるのか確かめるよう頼まれていた。母親と確執があるまどかに、桑野は皮肉たっぷり。有希江(稲森いずみ)の店でもまどかにずけずけ物を言い、有希江から非難される。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし ※結婚できない男 DVD-BOX
脚本:尾崎将也(過去作/アットホーム・ダッド、鬼嫁日記、結婚できない男)
演出:三宅喜重(過去作/結婚できない男、銭の戦争、嘘の戦争) 第1,2,5話
小松隆志(過去作/結婚できない男、家政夫のミタゾノ1,2,3) 第3,6話
植田尚(過去作/結婚できない男、まっすぐな男、鬼嫁日記) 第4話
音楽:仲西匡(過去作/結婚できない男、うぬぼれ刑事、匿名探偵、黒服物語)
主題歌:持田香織「まだスイミー」(avex trax)
前作とは比較せず少し変化した桑野の楽しもうと見ているが
第1話は別にして、第2話から、13年前の前作『結婚できない男』とは “ほぼ違う連ドラ” だと思って見ているし、最近は13年経過して “少し変化した桑野” を楽しもうと思って来た今作『まだ結婚できない男』の第6話。
今更、興味の薄い脇役を掘り下げても困る…
確かに、連ドラとして主人公以外の登場人物を掘り下げるのは良いことだが、既に全話の折り返しのはずの第6話で、今更まどか(吉田羊)の家庭環境を掘り下げても、時すでに遅し…だし、そもそも殆ど興味のない脇役を掘り下げ、更にどうでも良いような内容を前半で延々と描かれても困る…としか言いようがない。
内容に新鮮味が乏しく、展開が予定調和過ぎる!
そして今回。結局 “やっくん” の正体についても、意外な程にあっさりと解決。まどかと母のプリンと帰郷の話も、終盤のまどかの電話で一発解決。要は、内容に新鮮味が乏しいのだ。前作があるから似たような内容に見えてしまうと言う弱点は元々あるのだから、もっと脚本家が工夫すべきなのに、毎度のエピソードが予定調和過ぎる上に、あまり興味関心が湧かない。
第2話以降に大きな変化がないし、今回なんて観る必要が…
なぜなら、折角の連ドラなのに、1話完結的なあっさり間で毎回終わってしまうし、事実、第1話以外は、桑野の部分以外をあれこれ変えて描いているだけで、第2話以降に大きな変化がない。となると、特に今回のような桑野がメインになっていない放送回なんて、観る意味あるの?ってことになる。この先、どうなるのか?
あとがき
積極的に「前作とは違う!」と思いながら観ていますが、今回は観なくても大丈夫だったような。むしろ “やっくん” の正体を引っ張ってくれた方が、最終回まで観ようと言う気が繋がったような。
前作から13年経過して、桑野は少し丸くなり、そこを楽しみにしているのに、13年経過して脚本家も丸くなっちゃって、ドラマにサプライズや尖った部分が減ったのが、現状の原因かも知れませんね。恐らく、残りは4話。何とか最終回まで、桑野の魅力を引き出して、楽しく描いて欲しいです。
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