相棒 season18 (第5話・2019/11/6) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season18』(公式)
第5話『さらば愛しき人よ』の感想。
覆面詩人「スノウ」が自宅で殺され、現場の詩集から亘(反町隆史)の写真が見つかる。亘は、被害者の真悠子(小林由梨)ではなく元恋人のユキ(佐藤江梨子)がスノウだと主張。ユキは真悠子の同居人で、亘は6年前にユキと出会ったコーヒー店を訪れ、店主・金子(水橋研二)に彼女の連絡先を尋ねる。亘の様子から右京(水谷豊)があることに気付く中、ユキの驚きの素性が分かる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ツッコミどこが多い放送回ではあったが…
●脚本:児玉頼子/演出:橋本一(敬称略)
キャスティングで、コーヒー店の店主・金子(水橋研二)が真犯人とはバレてしまうとか、ルームメイトが同居人を殺害するためにどのようにして準備をしたのかなど、他にもツッコミどころが無い訳ではない。と言うか、最近の『相棒』ではツッコミどころが多い方だった今回だが…
主要キャラの過去でキャラを掘り下げる!長期シリーズこその醍醐味!
しかし、特命係の冠城亘と言う主要キャラクターの過去を利用して、その登場人物像を掘り下げて描くエピソードは、『相棒』に限らず連ドラとしては大変楽しい。正に、長きに渡る人気シリーズだから可能な第4話だったと思う。
50分からの「解決編」の3人の心理戦の演出が良かった!
そして、“ディレクターの目線” 的に興味深く見ることが出来たのが、CM明けの50分近くから始まった所謂「解決編」の演出。
右京(水谷豊)と亘と金子の3人を、大胆にバストショット(主に胸から上の上半身を撮影する映像)以上の “寄りの画” の3人を多めにカットバックさせて描くことで、緊張感を持続させつつ、時折 “引きの画” が多めな回想シーンを挟んで映像的な変化と緩急を付けて、3人の心理戦を最近の『相棒』では見かけなくなった編集で魅せた。
このような挑戦は、どんどんやって欲しい。
あとがき
個人的には、最後の発見された被害者の死に顔が苦しんでいなかったのが救い…
※次週11月13(水)日の放送はお休みです。第6話の放送は、は11月20日(水)予定です。
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