死役所 (第3話・2019/10/30) 感想

テレビ東京系・ドラマホリック!『死役所』(公式)
第3話『人を殺す理由』の感想。
なお、原作の漫画、あずみきし「死役所」(新潮社バンチコミックス)は、未読。
職員全員が死刑囚だと知ったミチル(黒島結菜)は、シ村(松岡昌宏)に「人殺し」と言い放つ。その瞬間のシ村の厳しいまなざしに、ミチルは言葉を失う。そんな折、男が暴れ回る騒ぎが発生。ミチルとハヤシ(清原翔)が駆け付けると、その男・眞澄(三浦貴大)が「店に戻してくれ」と叫んでいた。自分の死を知りがくぜんとする眞澄は、他殺課で殺されるまでの記憶をたどる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:あずみきし「死役所」(新潮社バンチコミックス)
脚本:政地洋佑(過去作/天 天和通りの快男児)) 第1,2,3話
三浦希紗(過去作/わたし旦那をシェアしてた)
烏丸棗(過去作/映像作品 不明)
演出:湯浅弘章(過去作/増山超能力師事務所、ワカコ酒、探偵が早すぎる) 第1,2話
棚澤孝義(過去作/下町ロケット、半沢直樹、スパイラル~町工場の奇跡~)
酒井麻衣(過去作/恋のツキ 第3、8、10話) 第3話
松本花奈(過去作/恋のツキ 第4、9話)
蔵方政俊(過去作/リピート~運命を変える10か月~ 第1、2、7、8話)
殺す直前の犯人の瞳に真澄が映り込むカットにゾクッとした
いつも通りに、毎回のゲストパートの人生物語がとても良かった。犯人が店主・眞澄(三浦貴大)にナイフを刺し殺す直前に、犯人の目深く被った帽子の中の瞳に、真澄が映り込むカットなんて、ゾクッと来た。
明るい妻が切なくてやるせない人間ドラマに未来を添えた
また、ゲストの三浦貴大さんの演技もさることながら、妊娠している明るい妻を演じた浅野千鶴さんが、この切なくてやるせない人間ドラマに明るい未来を添えたと思う。
「俳優・松岡昌宏」恐るべし!
また、本作に見入ってしまう点は多々あるが、その内の一つが、主演の松岡昌宏さんが “まばたき” をせずに演じることで、“慇懃無礼” な態度で対応しているシ村の怖さやミステリアスな部分が表現されていることだ。この演技は『家政婦のミタ』より、遥かに上を行っている。こう言うところが、「俳優・松岡昌宏」恐るべし…だ。
あとがき
遂に、シ村(松岡昌宏)の過去が明かされましたね。あとは、職員全員が死刑囚だと知ったミチル(黒島結菜)が「死役所」の謎を解き明かしていく過程が、もう少し丁寧に、且つイラっとしないように描かれたら良いと思います。やはり、本作中でミチルだけが浮いているように見えちゃうので…
|
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
死役所 1巻 (バンチコミックス)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/13412/
- 関連記事