まだ結婚できない男 (第4話・2019/10/29) 感想

関西テレビ制作・フジテレビ系・『まだ結婚できない男』(公式)
火9ドラマ
第4話『母親とケンカして悪いか!!』の感想。
なお、前作の、「結婚できない男)は、鑑賞済み。
家が水漏れして圭子(三浦理恵子)家族の元に避難していた母・育代(草笛光子)が、圭子とけんかして桑野(阿部寛)のマンションにやって来た。リフォームが水漏れの原因とにらんだ桑野は、育代を伴い、まどか(吉田羊)に対処を依頼。桑野宅に滞在するうち、育代は早紀(深川麻衣)や有希江(稲森いずみ)とも知り合う。そんな中、桑野は育代の誕生日を祝うよう圭子に言われて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし ※結婚できない男 DVD-BOX
脚本:尾崎将也(過去作/アットホーム・ダッド、鬼嫁日記、結婚できない男)
演出:三宅喜重(過去作/結婚できない男、銭の戦争、嘘の戦争) 第1,2話
小松隆志(過去作/結婚できない男、家政夫のミタゾノ1,2,3) 第3話
植田尚(過去作/結婚できない男、まっすぐな男、鬼嫁日記) 第4話
音楽:仲西匡(過去作/結婚できない男、うぬぼれ刑事、匿名探偵、黒服物語)
主題歌:持田香織「まだスイミー」(avex trax)
いろいろ気になるところは無くはない…
いろいろ気になるところはある。例えば、あれだけ先進的な考えを持っている桑野(阿部寛)の母・育代(草笛光子)なら、ガラケーでなくスマホでも良かったんじゃないか? とか。もちろん、お年寄りであることの表現なのは分かるのだが。
それに桑野は「ミスター・スポック」をあれだけ活用しているのだから、母への誕生日プレゼントだってスポックに聞きそうなものだけど…とか。あの金魚鉢や金魚も描写も前作の『結婚できない男』を観ていた人なら気になって当然だし。
桑野が少し丸くなった自分に気付きつつ生きる姿が好きだ
でも、私は前回の感想に書いた通り、 明らかに桑野が年齢を重ねて、少し変化、いや、ほんのちょっぴり人間的に丸くなった「人間・桑野信介」が好きだ。正直、この丸くなった桑野が、前作と比較すると…と言う前提だが、桑野らしさ、本作らしさを薄めているのは確か。
でも、私は、折角続編を作ったのだから、13年間の人との関りで少し丸くなった桑野が、これまでの自分との “差” に悩みつつ、今を生きようとする姿を描く今作が好きだ。
あとがき
また、今回は、草笛光子さんの存在感が光り輝いていた。演技力を超えた草笛光子さんでしか醸し出せない、偏屈な男をこの世に送り込んだ張本人の本音が聞けたのは面白かったです。何かと前作と比較して今作を残念に思う人が多いようですが、私は、この位の変化はあって良いと思います。
あとは、折角少し丸くなった桑野を描こうとしているのですから、妙に前作の面影を劇中に登場させない方が良いと思います。妙に前作を意識するから中途半端になってしまっているように思うから。でも、私は次回にも期待します。
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