ニッポンノワール-刑事Yの反乱- (第2話・2019/10/20) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』(公式)
第2話『2つの事件』、ラテ欄『十億円強奪事件の闇、暴く』の感想。
遊佐清春(賀来賢人)の自宅に自身が碓氷薫(広末涼子)を殺害した犯人へと繋がる証拠が残されていた。そして既に周囲は刑事に囲まれていて…。碓氷班の面々は「十億円強奪事件」と「碓氷薫殺害事件」、二つの事件の捜査を命じられる。その鍵を握っていたのは薫の一人息子:克喜(田野井健)であった。そして、捜査の中で一人の少女:芹奈(佐久間由衣)の「ある秘密」が明らかになる。芹奈は亡き薫と死の数日前に会っていてーー。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:武藤将吾(過去作/怪盗 山猫、3年A組-今から皆さんは、人質です-)
演出:猪股隆一(過去作/怪盗 山猫、家売るオンナシリーズ) 第1,2話
小室直子(過去作/怪盗 山猫、3年A組─今から皆さんは、人質です─)
西村了(過去作/怪盗 山猫)
音楽:松本晃彦(過去作/踊る大捜査線、3年A組-今から皆さんは、人質です-)
主題歌:サザンオールスターズ「愛はスローにちょっとずつ」(TAISHITA LABEL / VICTOR)
ヒロスエ&サザン目当てで観ているが、今回は冷静に感想を書く…
前回の感想で書いた通り、私は 「完全な広末涼子さんとサザンオールスターズの主題歌目当て」の視聴者だから、相当の贔屓目な感想となる…と書いた。が、流石にその 2点だけで感想を終える訳にはいかないから、いつも通りの感想を書く。
「3年A組」を高評価しない私でも本作の方が劣っているかも?
スタッフが明らかに『3年A組─今から皆さんは、人質です─』の “柳の下の二匹目のドジョウを狙う” 作品に仕上げようとしているからしょうがないが…
内容を煽るのが展開でなく台詞である点や、とにかく先に引っ張るストーリーや、それら以外のいろいろな演出が、ほぼ『3年A組─今から皆さんは、人質です─』。私は、その『3年A組』もあまり評価していない視聴者の一人だが、それをもってしても “二匹目のドジョウ” の方が劣っているように見えてしまった。
無駄が多いから前回と今回で1時間にした方が良かったかも?
それにしても、あれこれ見せ場を作っているつもりなのだろが、大声で騒いだり…の無駄なドタバタが多過ぎて、それが逆に大して “内容が無い” ことを見せてしまったって感じ。これ、無駄を省けば、前回と今回で 1話にまとまられたのでは?
いや、きっと第1話と第2話をくっつけて 1時間枠に収めた方が、ストーリーの粗も隠れるし、物語も分かり易いし、テンポも良くなって、評価が上がったような気がする。
あとがき
『3年A組』の時も感じたのですが、この脚本家さんは警察捜査活動をきちんと事前調査しているのか甚だ疑問です。まさか、テレビの刑事ドラマで見た知識で書いているとは思いませんが、流石に警察の捜査の描写がずさんで…
それに、主人公は終始怒鳴ってばかりだし、折角「観たくなる俳優さん」たちが大勢出演しているのに、内容が完全に追い付いていない…って感じですね。何とか巻き返しを期待します。
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ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」 オリジナル・サウンドトラック
サザンオールスターズ「愛はスローにちょっとずつ」
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/13368/
【これまでの感想】
第1話
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