スカーレット (第6回・2019/10/5) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト)
第1週『はじめまして信楽(しがらき)』の
『第6回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
昭和22年9歳の川原喜美子(川島夕空)は居候・草間(佐藤隆太)との突然の別れを乗り越え、滋賀・信楽に来て初めての冬を迎える。喜美子は小学校で友達もできて、相談を受けるなど頼られる存在に。家でも家事を任され、毎晩お風呂を沸かす作業は手慣れたもの。父・常治(北村一輝)の仕事も順調で川原家は平和で穏やか。ある日、常治が留守の間、招かれざる客がやってくる。残された喜美子たち家族は客の要求に悩まされることに
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ついに、土曜日になって様々な変化が描かれ始めた
前回の感想の「あとがき」で書いた通り、今回も映像的には、子役たちの演技が良くて、令和時代とは違う子どもたちの様子を楽しんで見ている…そんな感じの『スカーレット』の第6回。
何となく、話が進んでいるようで進んでいないような月曜日から金曜日までだったが、この土曜日は季節が冬になり、川原家に電気が来て、確実に変化が描かれて良かった。
「天国を支えるのは 喜美ちゃんです」のくだりが良かった!
で、以前の感想で、「喜美子の手」を意識的に描写している節があると書いたことがあるが、今回で「おぉ」と思ったのが、電気が来たのに続いて描かれた、「お父さんが仕事の合間に作った自慢のお風呂」のくだり。
風呂を「天国」とナレーションし、「天国を支えるのは 喜美ちゃんです」と風呂の窯を焚く喜美子の姿を描き、それが本作の第1話の冒頭の大人になった喜美子の信楽焼の窯を守る姿と見事に重なった。これ気付いた人とそうでない人がいたかも知れないが、今週は「喜美子と信楽焼」の関連性があまり意図的に描かれなかったから、とても良かったと思う。
もう少しナレーションを活用して行間を埋めたらメリハリが付くような
そして、今回は、生まれも育ちも字が読めるのと読めないのと、全く違う昭和22年9歳の川原喜美子(川島夕空)と喜美子の同級生・照子(横溝菜帆)が同じ赤い服を着て、お互いの違いを思いやりながら…。
もう少し、台詞と台詞の行間って言うのだろうか、丁寧に登場人物たちの言動だけで描こうとする演出は悪くないが、先の「お風呂のくだり」のように、もう少しナレーションで補足した方が、メリハリが生まれて面白味が加わるように思ってしまった。
あとがき
どうせなら、畑の世話をしている喜美子が何ならノートを取りながら「畑の世話も喜美ちゃんの役目です」としたのなら、喜美子が “土” に興味関心を抱いているように見せても良かったかも知れませんね。でも、1話15分の中に2つはやり過ぎかも知れません。
とにかく、第1週は不快感も無く子役たちの自然な演技で、平均点は確保したと言う印象です。予告編によると、来週末には子役編が終わりそうなので、『なつぞら』を反面教師にするなら、来週末からが勝負と言うことになりそうですね。
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【これまでの感想】
第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
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