スカーレット (第5回・2019/10/4) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト)
第1週『はじめまして信楽(しがらき)』の
『第5回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
昭和22年滋賀・信楽。9歳の川原喜美子(川島夕空)は得意な絵描きで、給食費を稼ごうと考える。お金がなくて見られなかった紙芝居を自ら作るつもりだ。絵を描き始めると、居候の草間(佐藤隆太)に絵をほめられ、喜美子は喜ぶ。没頭するあまり、学校へ行くのを忘れてしまうほど。出会ったタヌキ、きらめく琵琶湖、大切な家族。喜美子が絵を描き終えると、家族と草間の前で披露する。ところが思わぬ家族の言葉で、予期せぬ事件が
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
喜美子の人間性や特徴を小出しと積み重ねが大切だと思う
毎回書いて恐縮だが、本作については「期待度・星1つ」だから、積極的に番宣を見ないようにしたため、事前情報が極端に少ない。
そんな状態で見ていると、今回のアバンタイトルでのヒロイン・9歳の川原喜美子(川島夕空)が絵を描くのが得意と言うのは、彼女の才能の一面を見せてくれた訳で、それだけで少し話が前進したような気がする。やはり、第1週は、ヒロインがどんな人間なのかを一番知りたいから。
そして、主題歌明けでは、集中力や好きなことに没頭し易い部分も描かれた。少々唐突な感じもしなくもないが、小出しと積み重ねが大切だから、良いと思う。
絵描きの才能や感受性の強さは見えて来たが「信楽焼」が…
そして、更に中盤での喜美子自作の「紙芝居」は、遠近法を使い、光の表現まで使っている。居候の草間(佐藤隆太)は「紙芝居」を褒めるが、 父・常治(北村一輝)は反対の態度。そんなヒロインの味方の一人が喜美子に一通の手紙を残して家を出て行った。
文字が読めないのに手紙に涙する喜美子。感受性の豊かな部分も持ち合わせていると受け取るべきだろうか。中々微妙な表現が多く、現在のところは、喜美子はお金のためにあれこれやっている印象の方が強い。もちろん、前述のように、ある種の才能や性格は描かれているが。
やはり、大きく物語が動くことは無いのは良しとしても、もう少し「信楽焼」との関係を “匂わせても” 良いような…
喜美子は信楽焼に興味を持ち、その道に進むのでは無いのか?
もしかして、喜美子は自ら信楽焼に興味を持って、その世界に入って行くのでないのか?劇中は昭和22年で9歳だが、例えば6年後の15歳で中学卒業の頃になれば、昭和28年頃の中卒の子どもたちは「金の卵」と呼ばれた時代。
朝ドラ『ひよっこ』では茨城から東京への集団就職が描かれたが、地方は地方で地元の有力企業に大量就職もあったそうだから、その流れで、喜美子の同級生・照子(横溝菜帆)の実家・信楽で一番大きな窯元「丸熊陶業」に就職してから波乱万丈の可能性もある。だとしたら、想像とは違う展開で面白くなるかも?
また、来週末辺りには戸田恵梨香さんと切り替わる可能性も出てきたような…
あとがき
映像的には、子役たちの演技が良くて、令和時代とは違う子どもたちの様子を楽しんで見ている…そんな感じです。そして、とにかく前述の通りに事前情報がないため、ハラハラドキドキしながら、期待と不安で意外とのんびりとした朝を過ごせているのは、良い朝ドラって気がします。
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【これまでの感想】
第1週『はじめまして信楽(しがらき)』
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