スカーレット (第2回・2019/10/1) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト)
第1週『はじめまして信楽(しがらき)』の
『第2回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子(戸田恵梨香)。土と炎に向き合う女の物語。昭和22年9歳の喜美子(川島夕空)は父の常治(北村一輝)母のマツ(富田靖子)二人の妹と共に大阪からやってきた。転入した小学校に向かう途中、喜美子は野生のタヌキに出くわす。後をつけていくと、地面を掘り返す男(村上ショージ)の姿。たずねると陶芸家で焼き物を作る土を集めていると言う。喜美子は土が売り物になると知り、驚き興味を持つ
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本は方向性が定まっているが、演出が模索中って感じ
手持ちのカメラワークが、とても効果的な時と見づらい時があって、どうやら演出家が、この先の演出の方向性を模索しているような気がする。そう思う理由は、演出家が模索中なのに対して、脚本からはあまり模索中と言う感じがしない。むしろ、方向性は既にしっかりと出来ているって感じ。
例えば、まだ第2回だから、もっとナレーションで説明をして良いのに、意外と必要最小限に留め、登場人物たちの台詞で時代やキャラを表現しようとしているのが見えるからだ。
制作統括と脚本家と第1週担当の演出家が全て女性だから
ただ、演出も悪いと言う訳でない。意外とカット割りが多く、第1回よりも明らかにテンポが良くなった。屋外ロケでは、ハンディカメラでサクサクと撮り、屋内セットではカット割りを細かくし、工夫が見られる。制作統括と脚本家と第1週担当の演出家が、全て女性。もちろん、描かれるのも女性ヒロイン。
性差別するつもりは無いが、やはり男性目線と女性目線の違いはある。違いがあるから、面白い。もしかすると、脚本家と演出家が目指す世界が同じになれば、新鮮な日常描写が出来るかも知れない。
あとがき
本文で「新鮮な日常描写が出来るかも…」と書いたと言うことは、今のところは新鮮味に乏しいと言うことです。やはり、NHK大阪放送局製作の朝ドラは、強気なヒロインが頑張ると言うフォーマットなんですよね。だとすると、なんか展開が見えてしまって、まだ第2回ですが、ワクワク感がありません。さて、継続視聴は出来るかなぁ…
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緋色のマドンナ: 陶芸家・神山清子物語
スカーレット ノベライズ上巻
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