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なつぞら (第156回/最終回・2019/9/28) 感想【第1弾】

2019/9/29 19:44 タイトル変更
連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第26(最終)週『なつよ、あっぱれ十勝晴れ』の 『第156回/最終回』の感想の【第1弾】


 本作は、2019/8/20 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


嵐の翌日、復旧作業に追われていた。荒れ果てた天陽の畑では靖枝(大原櫻子)がジャガイモを掘り起こしており、なつ(広瀬すず)と泰樹(草刈正雄)も手伝う。照男(清原翔)と砂良(北乃きい)も散らかった小屋で落胆していたが、再び一からやり直すことを決意。一方、麻子(貫地谷しほり)から次回作について電話を受ける坂場(中川大志)。再び、皆日常の中でせわしなく自分の道を切り拓いていくのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

なつは、東京に帰らないのか…

最終回も分からぬことばかり。仕事があると千遥(清原果耶)が東京に帰ったのに、主人公は? 最後の最後まで、なつ(広瀬すず)は仕事をしている印象が無かったか。それに、最終回が “最も蛇足中の蛇足” になるとは予想もつかなかった。まっ、いいや。最終回へのツッコミは、やっても無駄だから、この辺で止めよう。

「十勝編」と「新宿編」の融合に見事に失敗した!

と言う訳で、まずはガッツリと総括(のちに、大胆な提案を)。結局、実在モデルのあるアニメーション黎明期に活躍した女性アニメーターの物語と、北海道の十勝で生きる開拓者三世代家族の物語の融合に失敗したと言うことだと思う。

最初の「十勝編」がかなり良かった時点で、その後の「新宿編」が見劣りし、時々「十勝編」と行ったり来たりしたものの、それが逆に「主人公がアニメーターになる夢を叶え成功する物語」を陳腐に見せてしまった。これが、総括の総括。

「朝ドラ100作目記念作品」に拘り過ぎたのも失敗の原因!

また、「朝ドラ100作目記念作品」のと看板を掲げたために、過去の「朝ドラレジェンドたち」を多数出演させなければならないと言う号令が、脚本家に無駄な登場人物とエピソードを作らせ、それがまた「新宿編」をごちゃごちゃな印象にしてしまった。

北海道開拓者三世代の名も無き家族の物語にしておけば…

やはり、本作は「北海道の十勝で生きる開拓者三世代家族の物語」に絞り込むべきだったと思う。「戦災孤児」も「貰われっ子」も「兄妹離ればなれ」も全部無しで、北海道開拓者第一世代の泰樹じいちゃんの思いを受け継ぐ、開拓者第三世代目の主人公を含めた三きょうだいを中心に、名も無き家族やご近所さんたちとの助け合いの物語で良かったのだと思う。

結局、"二兎追うものは一兎も得ず" が現実に!

結果的に “二兎追うものは一兎も得ず” が現実になってしまった。普通に、家族やご近所さんたちが助け合いながら、十勝の酪農を守りながら、時代と共に変化しながら生き抜く…それだけで良かった。だって、複雑な物語を書けない脚本家なのだから。まっ、それを言ったら、発注元のNHKが悪いのだが。

もっと年配のベテラン俳優・女優を配置するべきだった…

それと、もっと年配のベテラン俳優・女優を配置するべきだったとも思う。特に、三世代の大家族を描くなら、きちんと芝居のできるベテラン俳優を揃えて欲しかった。

もちろん、話題性が先行で、気をてらったキャスティングを全面否定はしないが、ベテランの演技は映像作品として画に “締まり” が出てくる。それが本作には明らかに足りなかった。だって、「朝ドラレジェンド」だからと言って「演技派」とは限らないのだから。

演出家の演技指導力不足が、目に余った…

また、演出家の技量も足りなかったと思う。特に際立ったのは主演女優への演技指導の雑さや適当さ。細かく挙げやしないが、ちゃんとした演技が出来ない女優を主演にしたのだから、もっと演技指導を念入りにするべきだった。

演技者も人間だから、出来る人と出来ない人がいる。だから、広瀬すずさんを一方的に責めやしない。ディレクターの目線で言わせて貰うなら、そこを見極めて的確な演技指導をするのも演出家の大切な仕事。そこが、中途半端だったのが悔やまれる。

「一週間完結」の刑事/探偵/医療ドラマが楽しかったかも?

最後の最後に、私から大胆な提案を二つ。どちらも、これまでの朝ドラのフォーマットを全否定する提案だ。

まず一つ目は、ここまで「朝ドラ100作目記念作品」を強調し、且つ「朝ドラレジェンド」を多数出演させたいのであれば、「一話完結」ならぬ「一週間完結」で、毎週一人の「朝ドラレジェンド」をゲストに迎え、刑事ドラマや探偵ドラマ、医療や看護ドラマと言う “斬新な路線” もあったと思う。

半年間で 24~25人のレジェンドをバッチリ見せ場を作って登場させられたと思う。

「1か月完結」で1年後の主演と脚本家の公開オーディションは?

もっと斬新な提案なら「1か月完結」で、半年間で六人の新人俳優・女優が主人公を演じ、脚本家も新進気鋭の新人からベテランまで六人揃えてタッグを組ませ、“オムニバス形式の朝ドラ” をやって、一年後の朝ドラの主演と脚本家の公開オーディションと言うのはどうだろう?

おっと。あくまでも公開処刑でない。これからの朝ドラは、もっとオープンに創って欲しい、そんな細やかな私の願いだ。

あとがき

毎朝、半年間見続けて、そして仕事から帰宅して最終回を見終えました。そして、こんなにも心に何も残らない朝ドラは『あまちゃん』を観てからの短い朝ドラ歴の中でも初めてです。そして終わった今でも思います。「なつが、アニメーターになる夢を叶えて成功する物語」は、一体何だったのかと…

半年間、感想を読んで下さり、ありがとうございました。次の『スカーレット』は、つまらなければ、その時点で継続視聴を止めると決めました。時間と労力の無駄なので。

また、今日(9/28)は幾つかのコメントや Web拍手コメントも頂いておりますが、『なつぞら』の最終回の感想の投稿が限界です。明日(9/29)の夜には、お返事出来ると思います(謝)
※明日の夜には気持ちも体力も復活している予定なので、みんなで『なつぞら』と『朝ドラ』への不満や怒りを共有しましょう!

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77 78
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』
79 80 81 82 83 84
第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』
85 86 87 88 89 90
第16週『なつよ、恋の季節が来た』
91 92 93 94 95 96
第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』
97 98 99 100 101 102
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』
103 104 105 106 107 108
第19週『なつよ、開拓者の郷へ』
109 110 111 112 113 114
第20週『なつよ、笑って母になれ』
115 116 117 118 119 120
第21週『なつよ、新しい命を迎えよ』
121 122 123 124 125 126
第22週『なつよ、優しいわが子よ』
127 128 129 130 131 132
第23週『なつよ、天陽くんにさよならを』
133 134 135 136 137 138
第24週『なつよ、この十勝をアニメに』
139 139 140 141 142 143 144
第25週『なつよ、千遥よ、咲太郎よ』
145 146 147 148 149 150
第26(最終)週『なつよ、あっぱれ十勝晴れ』
151 152 153 154 155

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普通、朝ドラでは、愛情に満ちた身内の死を乗り越えていくものですが、草刈正雄が、真田丸に続き、あまりにも人気、というか、美味しい役すぎて、最後まで華を持たせましたね。良くも悪くも記念番組ゆえん。主人公経験者があまりに多すぎて、ほとんど過去とこれからの、美形まつり。いまひとつ、本編のストーリーに集中できなかったのでした。ただ、圧倒的な美貌と人気な広瀬すずでしたが、個人的には、妹の千遥を演じた清原...

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内容嵐の翌日、照男(清原翔)たちは、復旧作業を続けていた。泰樹(草刈正雄)なつ(広瀬すず)も、靖枝(大原櫻子)の畑を手伝い。。。そんななか、麻子(貫地谷しほり)から電話がある。坂場(中川大志)は。。。。。。敬称略“大地に染みこませとる”“お前の中に、生きとる”“お前はよく、東京を耕した”。。。。そういうのをシッカリ描いていたら、納得出来るけど。今作は、全くと言って良いほど、描いていないだろ!...

【なつぞら】第156回(第26週土曜日) 最終回 感想

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