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なつぞら (第152回・2019/9/24) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第26(最終)週『なつよ、あっぱれ十勝晴れ』の 『第152回』の感想。


 本作は、2019/8/20 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


「大草原の少女ソラ」を見ていた十勝の柴田家では、泰樹(草刈正雄)が何か物思いにふけっていた。放送後、久しぶりに「雪月」のお店に向かった泰樹は、とよ(高畑淳子)を訪ねるのだった。梅雨に入る頃、なつ(広瀬すず)達は「大草原の少女ソラ」も大詰めを迎えていたが、放送前日ギリギリに完成することが当たり前になっていた。マコプロでは、局のプロデューサーからのクレーム電話を麻子(貫地谷しほり)が受けていて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

たった一つしか褒める所が無い!

最終週だから…と言う訳ではないが、今回は、たった一つしか褒める所が無いので、最初に褒めておく。アバンタイトルで、なつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)が『大草原の少女ソラ』の放送終了後、娘の優(増田光桜)にアニメの感想を聞かなかったこと、以上。

この↓なつの台詞から、二つのことが見えて来る…

あとは、ツッコミだらけと言うか、何と言えば良いのやら…って感じ。だって、アバンで『大草原の少女ソラ』を見え終えた富士子(松嶋菜々子)が目の前に座る なつに「(泰樹に)電話してみる?」と言うと、なつはこう答えた。

なつ「いい 大丈夫。何か… つながれた気がした」

このやり取りの直前に、涙を流しながら『大草原の少女ソラ』を見終えた富士子に対して、優が泣いている理由を問うと、富士子が「なつと じいちゃんの時のことを思い出して…」と言うシーンもあった。それと、なつの「つながれた気がした」を合わせると、二つのことが見えて来る。

「泰樹劇場」になる暗示と、脚本家の意図が見える

一つは、なつと泰樹が直接やり取りしないのだから、今回の 15分間が「泰樹劇場」になると言う暗示。もう一つは、脚本家が本作で描きたかったのは、「赤の他人同士の主人公と泰樹をあれこれ重ねて描きたかったのか?」と言う疑問。さて、どうなるのか…

半年間で描くべきことを、泰樹がご丁寧に視聴者へ解説!

そして、一つ目の「泰樹劇場」になると言う暗示は、主題歌明けから的中。更に、久し振りに泰樹が菓子屋「雪月」を訪れて、話相手に店の奥から呼び出した とよ(高畑淳子)の泰樹への、この台詞から朝ドラとして、いいや連ドラとして掟破りであり、最もつまらない描写が始まる。

とよ「あんたと なっちゃんの別れを思い出したんかい?」

とよの、この台詞↑きっかけに、泰樹が喋る喋る。

泰樹「何度も見た ああいう朝日を… 開拓してる頃にな」

泰樹も とよに負けず劣らず、後出しジャンケンなんて生易しいものじゃあない。本来なら、本作が半年間かけて描くべきことを、泰樹がご丁寧に視聴者へ解説し始めた。

赤の他人のなつと泰樹をあれこれ重ねて描きたかったのか?

また、本来なら劇中アニメである『大草原の少女ソラ』の製作過程から放映の中でも重複して描いても良い位の、前述した “脚本家が本作で描きたかった” のは、「赤の他人同士の主人公と泰樹をあれこれ重ねて描きたかったのか?」と言う疑問の答えを教えてくれた。

いくらなんでも、こともあろうに最終週の三連休明けの火曜日に、151回分で描くことを、数分間に詰め込んだのだから、その圧縮率たるや、150倍以上。なのに、ちっとも私の心に響かないし、届かない。泰樹の思いも、板場の企画意図も、なつがどう関わっているのかも。流石に、これは酷過ぎると思う。

この↓麻子の台詞だけでも、こちらが恥ずかしくなるのに…

そして「泰樹劇場」が終わると、7分頃に場面は「雪月」からマコプロへ。梅雨に入る頃、なつたちは『大草原の少女ソラ』が大詰めを迎えているにも拘らず、放送前日ギリギリに完成することが当たり前になっていた。マコプロでは、テレビ局のプロデューサーからのクレーム電話を麻子(貫地谷しほり)が受けて、こんな言い訳をする…

麻子「彼らを支えているのは もう
   いいものを作っているというプライドしかないんです」

この麻子の台詞だけでも、良く脚本家が書けたと思うし、撮影現場で恥ずかしくもなく収録出来たと思うのに…

みんなをまとめようとする なつが驚愕の台詞を吐く!

スタッフの一人が外注先から持ち帰って来た動画一式を雨の中、水溜まりに落として濡らして使い物にならなくしてマコプロに帰って来る。そこで 10分頃、なつが、何とかみんなで協力して徹夜で頑張ろうと、まとめようとする際に、驚愕の台詞を吐く!

なつ「待ってる人がいるの。
   この作品を楽しみに待っている人たちが…
   その人たちを 私たちは絶対に裏切っちゃいけない」

きっと、当blogの読者さんなら、この台詞を聞いた瞬間に「なつよ、お前が言うな!」とテレビに向かって叫んだに違いない。

私なんて、今朝、9/9の台風15号で大きな被害を受けた千葉県館山市のペンションの部屋の中で、室外に聞こえる位に「おいおい!」と叫んだ位だ。

ここまでの自虐ネタを正々堂々とやられちゃうと…

更に、翌朝になり、なつは一度帰宅して優を起こし、一方の坂場はアフレコ現場へ。そして、再びマコプロに戻って作業中のなつのバストショットに、こんなナレーションが被る。

N「なつよ『大草原の少女ソラ』も いよいよ最終回だ」

本編の『なつぞら』ですら、どう好意的に見ても「残り 4回」と思えぬ盛り上がりの無さなのに、劇中アニメなんて、ほぼ内容がこちらに伝わっていないのに、「いよいよ最終回」と言われても、困るとしか反応のしようがない。

しかし、流石に、ここまでの自虐ネタを正々堂々とやられちゃうと脚本家の開き直りっぷりが恐ろしいし、この脚本家に依頼した人物の強靭な精神力に「あっぱれ」と言うべきだろうか?

あとがき

数十枚の原画が濡れてお釈迦になった割に、『なつぞら』お約束の、凄い分量の仕事だと思わせておいて、翌日にチャチャッとやっつけられちゃう…の図ぅでしたね(失笑) ホント、ここまで最終回に興味関心が持てない朝ドラは “お初” かも知れません。

なお、感想の中に書きましたが、ずっと前から昨日から一泊二日で館山市の観光関連の人たちを会う約束があって、私としては「今、行くべきなのか?」と悩んだのですが、先方の人たちから、「観光客が来て貰わないと生活していけないことを見て欲しい」と言われて、行って来ました。

写真に撮るのが怖くなる程の被害でした。特に、千葉県館山市に限ると、ドラマ『ビーチボーイズ』のロケ地であった、古い漁村である「布良(めら)」の被害が凄かったです。少し心が落ち着いたらレポートしようと思います。下の写真は、布良漁港から歩いて十数分のペンションが建ち並ぶペンション村の一部です。

台風15号の風による被害の様子

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77 78
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』
79 80 81 82 83 84
第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』
85 86 87 88 89 90
第16週『なつよ、恋の季節が来た』
91 92 93 94 95 96
第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』
97 98 99 100 101 102
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』
103 104 105 106 107 108
第19週『なつよ、開拓者の郷へ』
109 110 111 112 113 114
第20週『なつよ、笑って母になれ』
115 116 117 118 119 120
第21週『なつよ、新しい命を迎えよ』
121 122 123 124 125 126
第22週『なつよ、優しいわが子よ』
127 128 129 130 131 132
第23週『なつよ、天陽くんにさよならを』
133 134 135 136 137 138
第24週『なつよ、この十勝をアニメに』
139 139 140 141 142 143 144
第25週『なつよ、千遥よ、咲太郎よ』
145 146 147 148 149 150
第26(最終)週『なつよ、あっぱれ十勝晴れ』
151

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連続テレビ小説『なつぞら』第152回

内容なつ(広瀬すず)が作った“大草原の少女ソラ”を見て、泰樹(草刈正雄)は、何かを感じたのか。。。。“雪月”を訪ねる。そして、とよ(高畑淳子)に。。。。そんななか、“大草原の少女ソラ”の制作でトラブルが発生し。。。敬称略“待っている人がいるの。その人達を、絶対に裏切っちゃイケない”。。。“朝ドラ”も、だけどね!今作に至っては、序盤から、期待を裏切り続けて。。。。。

朝日と雨>『なつぞら』第152話

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朝日と雨>『なつぞら』第152話

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【なつぞら】第152回(第26週火曜日) 感想

…放送後、久しぶりに「雪月」のお店に向かった泰樹は、とよ(高畑淳子)を訪ねるのだった。梅雨に入る頃、なつ(広瀬すず)達は「大草原の少女ソラ」も大詰…

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