ノーサイド・ゲーム (第9話・2019/9/8) 感想

ノーサイド・ゲーム

TBSテレビ系・日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』公式
第9話『最終回前~負けたら廃部! 涙の反撃開始』の感想。
なお、原作の小説、池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」(ダイヤモンド社)は未読。


滝川(上川隆也)を中心としたカザマ商事買収に関する会議が行われる。君嶋(大泉洋)はある資料を手に、経営戦略室長・脇坂(石川禅)の計らいで会議に臨席する。アストロズでは七尾(眞栄田郷敦)がレギュラーに入り、浜畑(廣瀬俊朗)が控えに。だが、浜畑が控え組をまとめたおかげで、チーム全体の戦力が底上げされる。一方、柴門(大谷亮平)は、七尾の弱点を発見する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」(ダイヤモンド社)
脚本:丑尾健太郎(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、下町ロケット) 1~9
演出:福澤克雄(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン、下町ロケット) 第1,2,5,8
   田中健太(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン、下町ロケット) 第3,4,7
   平野俊一(過去作/S最後の警官、カンナさーん、インハンド) 第6,9
音楽:服部隆之(過去作/半沢直樹、下町ロケット、陸王)
主題歌:米津玄師「馬と鹿」(ソニー・ミュージックレコーズ)

新たな "壁" に立ち向かう二人の男の姿が描かれた第9話

目前の強敵を倒したつもりだったが、実は最強の “壁” は自分が最も信用していた人物だった主人公・君嶋(大泉洋)と、勢いに乗っていた若手新人の七尾(眞栄田郷敦)がレギュラーから外され自分自身の中の “壁” に立ち向かう姿を重ねて、最終回に繋げた、最終回直前の第9話。

第1話から滝川の買収劇と滝川自身を掘り下げて描いたら…

今回の序盤で滝川(上川隆也)が退場するかと思いきや、終盤で登場し意外な展開に。贅沢を言えば、今回の終盤のような滝川の使い方をするなら、もっと第1話から、滝川の買収劇を丁寧に描きつつ、滝川自身を掘り下げて描いたら、もっと面白くなったと思う。

買収劇より大事なのは「企業ラグビー部のドラマ」として楽しさだ

ただ、そうなると一つのジレンマが生まれる。それは、買収劇に放送尺を割かれてしまうと、一番面白いラグビーの、特に試合のシーンが減らされる可能性がある。どっちを取るべきか、今さら自分なりに考えてみたが、やはり本作は「企業のラグビー部のドラマ」として楽しくあるべき…と思う。

こんなに熱くなれる連ドラは久しぶりだ!

だって、今回のラストで描かれた、何かに憑りつかれたように激しい練習をする七尾を見て、涙を流しながら言う君嶋の台詞がこれだから…

君嶋「今度は 俺の番だ。
   彼らが いつも全力で戦ってきたように
   俺も 彼らを アストロズを全力で守る」

熱い、本当に熱い。こんなに熱くなれる連ドラは久しぶりだ。最近の『日曜劇場』にない、この “熱さ” を最終回まで引っ張り続けて欲しい。

あとがき

自分が退陣することになった原因を作った人間に対して、「負けるな」とエールを送った滝川。信じた人間に最大の裏切り行為を受けた君嶋。この二人の対峙関係の描写が秀逸でした。信念を持つことの大切さ、人への優しさと自分への厳しさ、そして、頑張る姿は何よりも尊いこと。それらを、おしつけがましくなく描く本作。

ラグビーの試合のシーンだけでなく、丁寧に作られていることに、本当に感動します。最終回、どんな結末になるのか、この一週間、きっと最長に感じるでしょうね。

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【これまでの感想】
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日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』第9話

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ノーサイド・ゲーム #09

『最終回前~負けたら廃部!涙の反撃開始』

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