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なつぞら (第135回・2019/9/4) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第23週『なつよ、天陽くんにさよならを』の 『第135回』の感想。


 本作は、2019/8/20 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


なつ(広瀬すず)は娘の優を連れて天陽(吉沢亮)の家を訪ねる。山田(戸次重幸)とタミ(小林綾子)は、あの日の夜のことをなつに語り出す。これからの生活のために、離農を考えているという山田に、陽平(犬飼貴丈)も同意するが、靖枝(大原櫻子)はこの土地から動きたくないと訴えかけ、あの晩帰ってきた天陽の想いを語り出す。やがて、天陽のアトリエで一人になったなつは、天陽の描いた自画像と向き合い…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

5歳の優が、絵の馬を見て「本物のお馬さん」って言う?

う~ん、アバンタイトルの後半の、優の「絵を動かす」の台詞を聞けば、何となく言いたいこともやりたいことも理解するが、その台詞を言う前に、5歳にもなった優が、50号以上ありそうな大きなキャンバスに描かれた馬を見て「本物のお馬さん」と言うだろうか?

前回のアバンでの 陽平(犬飼貴丈)の「うそじゃないみたいだ」と同じで、何となく脚本家の意図は分かるが、どう考えても適切でない。

今回の優だって同じ。子どもの情操教育、特に生まれてから3歳頃までは『三つ子の魂百まで』と言われるだけあって、人間が最も成長する時期。その貴重な情操教育期間の半分を他人に預けていたから、「優は稚拙なの?」って見えてしまった。

主演女優の泣き顔を映したい…だけにシーンを作るから…

こう言う風に見えちゃうから、本来は、なつ(広瀬すず)は優が3歳児になる位までは手元で育てる設定にするべきだったし、今回の台詞だって単純に「本物のお馬さんみたいだね」とするだけで良かった。

主演女優の泣き顔を映したい…だけに、こんなシーンを作って、撮影することに選出化が集中するから、優の台詞の不自然さに気付けないのだ。本当、放送開始直後の数秒間で視聴者を秒殺するって、どんな朝ドラなんだ…と叫びたい。

主題歌明けの山田家でのシーンは不可思議なことばかり!

主題歌明けも、不可思議な二家族のシーン。山田家の人たちが、柴田家の人たちに、天陽が実は「一週間後の退院許可」は嘘で、実家に帰って来た夜のことを吐露する場面だ。

亡き天陽(吉沢亮)の山田家側の参加者は、父の正治(戸次重幸)、母のタミ(小林綾子)、天陽の妻・靖枝(大原櫻子)と二人の子ども道夫と彩子に加えて、なぜか天陽の兄・陽平。一方のなつの柴田家側は、なつ、優、剛男(藤木直人)、富士子(松嶋菜々子)。

もう、どこから突っ込んだら良いのか、どう脳内補完すれば良いのか、さっぱり分からないから、思いついた順に書いてしまう。

なぜ、陽平がいるの!?

まず、なぜ陽平がいるの? 陽平は、なつと一緒に十勝に帰省したってこと? この度の正治らの話を聞いて驚いていない様子から、陽平は事前にこの話は知っていたと想像は出来るから、どうやら陽平は天陽の葬儀には参列したと捉えて良いだろう。でも、やはり、「やっと、まとまった休みが取れたなつ」と一緒に、この場にいるのは不自然と言わざるを得ない。

なぜ、正治が話す内容に剛男が驚いたの!?

更に不自然な存在が、剛男と富士子が同席して話を聞いていること。それも、まるで正治が話す内容が “初耳” のように驚いた。

そりゃあ、葬儀の席で、山田家の人間が参列者に話すことと話さぬこと、聞けることと聞けぬことはあると思う。あると思うが、山田家と柴田家は雪の積もる季節でも子どもが歩いて行ける距離にあるのだ。決して『ポツンと一軒家』ではない、ごく普通のご近所さんなのだ。

泰樹は開墾の手伝い以降、山田家と疎遠だったの!?

その上、前回でも触れたように、幼少期の天陽は、 両親が農業を諦めて東京に帰ろうとした父に「十勝で農業をしたい」と懇願し、泰樹(草刈正雄)たちの手を借りて荒れた土地を開墾したと言う “開拓者同志” でもある。

だから、普通の感覚であれば、この話は、剛男と富士子は葬儀の際に正治とタミから聞いていて当然って気がする。だって、いつ来るか分からないなつのために、懐に仕舞っておく必要のある話ではないから。

結局、山田家と柴田家は "この程度の関係" ってこと!?

だから、映像的には、テーブルを挟んで両家が、亡き天陽を偲んでいるような「カタチ」には整えたつもりでも、少なくとも私には、柴田家と山田家に “ご近所さん” 的な親しさも、“開拓者同志” の繋がりも感じなかった。となると、私の頭の中に浮かんで来た疑問は、ただ二つ。

一つは、もしかして、剛男と富士子は葬儀に参列していないかも? って疑問だ。もう一つは、泰樹は開墾は手伝ったが、その後の山田家へのフォローは一切無かったかも? ってこと。

だとすると、三つ目に最大の疑問がわいてきてしまう。なつが “わざわざ” 忙しい中、娘を連れて供養に訪れるのも不自然では? と。だって、その程度の関係なのだから…

幽霊の天陽よ、出て来る場所も、諭す相手も違うぞ。

そんな風に一度思ってしまったから、取って付けたように芋畑?に泰樹がやって来て靖枝に何を言っても心には響かなかった。そして、響かなかったと言えば、最近の朝ドラでは定番となった「幽霊シーン」。今回は、天陽の自画像の中に天陽の幽霊が現れて、悩むなつに答えを告げた。これで良いのだろうか?

幽霊に出る場所や時間が選べるなら、泰樹が帰った後とかに、畑で夫の死を悼んでいる妻のもとに現れて、例えば「僕はいつもここにいる。だから、絵を売って子どもたちと新しい人生を送って欲しい」とか言うんじゃないの!

それなのに、幼馴染の元カノ? の悩み相談のために下界に降りて来て、なつと手を繋ごうって… あの世の天陽は靖枝より、なつが心配だし、会いたいってこと? このことを知らずに、これから墓参りを続ける靖枝が不憫でならない… 一体、なぜこんな「幽霊シーン」を盛り込んだのか、理解不能過ぎる…

あとがき

陽平の「天陽の絵を 全部売れば…」も耳を疑いました。絵を描くことを生業にしている人間だから、「自分の絵を売って金に換えるのは当然」と言う解釈で宜しいのでしょうか? 陽平は天陽の “絵描き” としての気持ちの理解者だと思っていたので。

それ以前に、「離農するか、しないか」の話は山田家の内内でやってよ…と思いますが。まあ、子役ら使ってお涙頂戴をするために言わせたのでしょうが、あれこれやればやるだけ破綻しますね。


下記の投稿も、多くの共感を頂いておりますので、未読の方は是非読んでみて下さい。暫くテンプレです。
朝ドラ「なつぞら」に"中高年層が共感し難い"と感じる理由を中年オヤジが考えてみた

また、『なつぞら』の主要な登場人物の「実在のモデル」に興味のある方は、下記の投稿に解説があります。暫くテンプレです。
NHKの良心か?『日曜美術館「アニメーション映画の開拓者・高畑勲」』放送予定

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★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/13213/


【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77 78
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』
79 80 81 82 83 84
第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』
85 86 87 88 89 90
第16週『なつよ、恋の季節が来た』
91 92 93 94 95 96
第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』
97 98 99 100 101 102
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』
103 104 105 106 107 108
第19週『なつよ、開拓者の郷へ』
109 110 111 112 113 114
第20週『なつよ、笑って母になれ』
115 116 117 118 119 120
第21週『なつよ、新しい命を迎えよ』
121 122 123 124 125 126
第22週『なつよ、優しいわが子よ』
127 128 129 130 131 132
第23週『なつよ、天陽くんにさよならを』
133 134

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狩り>『なつぞら』第135話

​​​​​​​​​​​​​​​​​う~~~~~~~ん 申し訳ないけど、今日は 批判ばかりになっちゃいそうです ご容赦を …って あ、いつもか(^^;) …ひじゅにですが何か? ​「ありがとう」​byなつ ↑自分だって言ってるじゃん(笑) 「ありがとう」は禁断の言葉じゃなかったのか? ↑拘り過ぎ? 天陽のいない天陽の家での会話― まさに会話オンリーだったな。 「...

狩り>『なつぞら』第135話

​​​​​​​​​​​​​​​​​う~~~~~~~ん申し訳ないけど、今日は批判ばかりになっちゃいそうですご容赦を…ってあ、いつもか(^^;)…ひじゅにですが何か?​「あ...

連続テレビ小説『なつぞら』第135回

内容山田家を訪ねたなつ(広瀬すず)は、天陽の描いた馬の絵に涙する。正治(戸次重幸)タミ(小林綾子)から、亡くなった日のことを知る。正治は離農を考えているようだが、靖枝(大原櫻子)は。。。敬称略!?なぜ、富士子、剛男も、一緒になって話を聞いているの?それも、話を聞いて、剛男。。。驚いているし。もちろん、話すこと、話さないこと、聞くこと、聞かないこと。。。など。いろいろとあるだろうけど。そもそも...

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