ゲゲゲの女房:再放送 (第52,53回・2019/9/2) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(公式)
第9週『私、働きます』の
『第52,53回』の感想。
※ 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【第52回】
茂(向井理)は完成した漫画を春田図書出版に届けようとするが、無理がたたって高熱を出し外出できない状態に。茂は布美枝(松下奈緒)に完成した作品を触らせようとしなかったが、体が動かないためやむなく布美枝に原稿を託す。出版社で布美枝は、茂が部屋にこもって描いていた作品が、本来の作風からかけ離れた少女漫画ふうのもので、ペンネームも女性の名前に変えていることを知る。布美枝は茂が耐えていた屈辱を思い涙を流す。
【第53回】
茂(向井理)だけではなく、貸本漫画家たちは、みな苦しい暮らしを強いられていた。貸本漫画の業界は、大手出版社から出る週刊漫画誌の急成長に押され、斜陽化していたのだ。茂は、かつてさんざん振り回された富田(うじきつよし)と偶然、再会する。富田から懇願され、茂は「河童の三平」を彼の出版社から出すことを決める。しかし、原稿料の支払いは3か月先という、布美枝(松下奈緒)にとって不安の残る状況だった。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---
【第52回】
布美枝が自己主張した場面はドラマチックだった
前回に続いて今回も冒頭から、いい感じだ。徹夜で茂(向井理)の手伝いをしたはるこ(南明奈)の素性を明かし、高熱を出して出版社に行けなくなった茂の代わりを申し出る布美枝(松下奈緒)。前回で描かれた布美枝の “疎外感” からの流れで、自ら「信じて欲しい」と自己主張した場面はドラマチックだった。
布美枝が「働きます」と言うまでの丁寧な流れに見入った!
そして、布美枝に「働きます」と言わせるまでの過程の丁寧さと自然展開にも見入ってしまった。布美枝が訪れた春田図書出版の春田(木下ほうか)の「呑気だね」に始まって、原稿料が半分の五千円に続いて、ペンネームの「水木洋子」と描いていたのが「少女漫画」と言うショックの連続。
そして、茂の辛い思いを知って、気を紛らわそうとするのか、つかの間の夫婦の幸せを感じようとしたのか、コーヒー豆を買って来て一緒に飲む。この展開は実にいい。
今回位に「人間ドラマ」が描かれると満足度が高くなる
きちんと、布美枝と茂の人間性を描きつつ、はること春田との人間関係をも描きつつ、ドラマが丁寧に紡がれている。この位に人間ドラマが描かれると満足だ。
【第53回】
前回と今回で 1セットか?
前回と今回で 1セットと言う感じだろうか。特に話が進んだ訳でもなく、ナレーションで「布美枝が そとに働きに出ることを考え始めたのです」と言わせただけ。“はるこ” の再々登場は良かったが。
あとがき
物語の展開としては悪くないですが、相変わらず一見して貧しく見えないのが残念。そして、主人公の布美枝も今一つ苦労しているように見えません。ここを何とかしてくれると良いのですが。
どうやら、再放送は予想通り、9/6(金)で一時休止。「大相撲九月場所」が、9/22(日)までなので、再開は早くて23日(月)と思われます。
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【これまでの感想】
第1週『ふるさとは安来』
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第2週『ご縁の糸』
7 8 9 10 11 12
第3週『たった五日で花嫁に』
13 14 15 16 17 18
第4週『さよなら故郷(ふるさと)』
19 20 21 22 23 24
第5週『花と自転車』
25 26 27 28 29 30
第6週『アシスタント一年生』
31 32 33 34 35 36
第7週『消えた紙芝居』
37 38 39 40 41 42
第8週『父の上京』
43 44 45 46 47 48
第9週『私、働きます』
49 50 51
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