ノーサイド・ゲーム (第8話・2019/9/1) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(公式)
第8話『最終章?社長交代で廃部!?涙の反撃開始』の感想。
なお、原作の小説、池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」(ダイヤモンド社)は未読。
開幕戦に向けてレギュラー争いが繰り広げられるアストロズ。スタミナ不足に悩む七尾(眞栄田郷敦)に、同じポジションを競うものの、浜畑(廣瀬俊朗)は解決策を伝える。一方、君嶋(大泉洋)はゴルフ場建設反対派のリーダー・苗場(金山一彦)らを招き懇親会を開催。そこでの疑問を星野(入江甚儀)に明かす一方、ゴルフ場責任者の青野(濱津隆之)とも会話を続けて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」(ダイヤモンド社)
脚本:丑尾健太郎(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、下町ロケット) 第1,2,3,4,5,6,7,8話
演出:福澤克雄(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン、下町ロケット) 第1,2,5,8話
田中健太(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン、下町ロケット) 第3,4,7話
平野俊一(過去作/S最後の警官、カンナさーん、インハンド) 第6話
音楽:服部隆之(過去作/半沢直樹、下町ロケット、陸王)
主題歌:米津玄師「馬と鹿」(ソニー・ミュージックレコーズ)
良く、こんな展開を思いつくものだ…と感心してしまった
良く、こんな展開を思いつくものだ…と感心してしまった。アストロズが、慰問に行っている病院に入院中の少女が英語を勉強していて、その理由が米国での手術のためで、そんな少女を英語が話せる七尾(眞栄田郷敦)が手助けし、その七尾の膝の故障を浜畑(廣瀬俊朗)は解決策を伝えて、レギュラー争いの激しい戦いへ。
もう一方の話は、その少女が帝国工科大の森下教授(辻萬長)の娘で、米国での手術のための多額の費用を捻出するために、検査結果の偽装をやって、その人間関係を君嶋(大泉洋)の分析力が見抜く。
七尾と浜畑が抱き合うまでの主題歌の合わせが秀逸だった!
この一見なんの関係無いように見える二つのエピソードを交互に描きながら、終盤で、君嶋は疑惑の全てをゴルフ場責任者の青野(濱津隆之)に伝え、青野の心を動かそうと踏ん張る。
一方では、アストロズの開幕戦のレギュラーメンバーの発表で、スタンドハーフの10番に選出された七尾と、選ばれなかったベテラン選手の浜畑のカットバックに合わせて流れる主題歌・米津玄師の「馬と鹿」の絶妙さ。サビ終わりの間奏で七尾と浜畑が抱き合うタイミングも素晴らしかった。
あとがき
君嶋の出番が、ほぼお仕事関係で、ラグビーに関わる部分は殆どないのに、きちんとアストロズのオーナー企業である大手自動車メーカー「トキワ自動車」の合併問題と、アストロズの主力選手の争奪戦が巧みに絡み合って描かれたのはお見事でした。今回は泣けました…
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【これまでの感想】
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