ゲゲゲの女房:再放送 (第48,49回・2019/8/29) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(公式)
第8週『父の上京』の
『第48回』と、
第9週『私、働きます』の
『第49回』の感想。
※ 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【第48回】
布美枝(松下奈緒)は、美智子(松坂慶子)がかつて亡くした息子の面影を太一(鈴木裕樹)のなかに見ていたこと、それゆえ太一を親のように心配していたことを知る。太一は、自分が茂(向井理)の漫画に励まされていたことを布美枝たちに告げ、源兵衛(大杉漣)は茂のこと、茂を信じる布美枝のことを見直す。
【第49回】
昭和37年、布美枝(松下奈緒)と茂(向井理)が結婚して1年がたった。深沢(村上弘明)からの仕事の依頼のおかげで、家計は少し楽になりかけていた。茂は深沢の出版社で、少女漫画家を志す河合はるこ(南明奈)と出会う。はるこは父親から漫画を描くことを反対されていたが、何としてでも漫画家になろうとする意志をもっていた。茂は新作「河童の三平」にとりかかろうと意欲を高めていたが、深沢が突然かっ血し病に倒れる。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---
【第48回】
やはり前回の布美枝の台詞で、終わっておけば良かった…
う~ん、やはり前回の終盤で描かれた “美智子(松坂慶子)がかつて亡くした息子の面影を太一(鈴木裕樹)の中に見ていたこと、それ故に太一を息子のように心配していたこと” は、放送回を区切るべきだった。
どう見ても、「太一の失恋」「源兵衛の親心」「美智子の太一への気持ち」を、同時に一つのエピソードにしたのは強引過ぎだと思う。
前回の布美枝の台詞直後に今回の5分過ぎ~を直結で完璧
これ、「源兵衛の親心」と「布美枝の親を思う気持ち」と「布美枝と茂の夫婦愛」で「催し物」のエピソードにし、「太一の失恋」と「美智子の太一への気持ち」は「茂の一枚の励ましのサイン」のエピソードの、二次関数化して分解した方が、分かり易かったし、感動もし易かったと思う。
前回の布美枝の台詞のあとに、今回の 5分過ぎからの源兵衛と美智子の会話に直結したら、第8週『父の上京』として、完璧な週末だったのに。残念…
【第49回】
冬なのに、服装と雪以外に "冬らしさ" が乏しいのが残念…
序盤で、深沢(村上弘明)が茂に払う原稿料の手持ちが無いのと、最後に深沢が倒れたのが気になったが、それ以上に気になったのが、冬なのに服装と雪以外に “冬らしさ” の表現が乏しかったことだ。
結婚一周年記念日も "季節感"が欲しかった…
特に、村井家。雪が降る位に寒いのだから、そして少しは家計が楽になり始めたのなら、暖房器具が見えても良いし、買えないなら買えないで布美枝が寒そうにするとか、間借りしている中森(中村靖日)が「寒いですね」と尋ねても良いし。
結婚式の直後の頃は、かなり寒そうだったのだから、結婚一周年記念日も季節感が欲しかった。
あとがき
全体的に盛り上がっているのかどうなのか分かり難い “週跨ぎ” になってしまいましたね。やりよう次第で、神回並みの土曜日に仕上げられたのになぁ…
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【これまでの感想】
第1週『ふるさとは安来』
1 2 3 4 5 6
第2週『ご縁の糸』
7 8 9 10 11 12
第3週『たった五日で花嫁に』
13 14 15 16 17 18
第4週『さよなら故郷(ふるさと)』
19 20 21 22 23 24
第5週『花と自転車』
25 26 27 28 29 30
第6週『アシスタント一年生』
31 32 33 34 35 36
第7週『消えた紙芝居』
37 38 39 40 41 42
第8週『父の上京』
43 44 45 46 47
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