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ノーサイド・ゲーム (第7話・2019/8/25) 感想

ノーサイド・ゲーム

TBSテレビ系・日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』公式
第7話『引き抜き! 絶体絶命?男の覚悟に大号泣!!』の感想。
なお、原作の小説、池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」(ダイヤモンド社)は未読。


アストロズに七尾(眞栄田郷敦)が加わり、持ち味が全く違うものの、浜畑(廣瀬俊朗)とポジション争いをすることに。そんな中、津田(渡辺裕之)が秘密裏にアストロズのある選手に接触する。一方、君嶋(大泉洋)は、数年前のタンカー座礁事故とカザマ商事の扱うバンカーオイルの関係について本格的に調査を開始。トキワ自動車研究所の星野(入江甚儀)に連絡を取る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」(ダイヤモンド社)
脚本:丑尾健太郎(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、下町ロケット) 第1,2,3,4,5,6,7
演出:福澤克雄(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン、下町ロケット) 第1,2,5
   田中健太(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン、下町ロケット) 第3,4,7
   平野俊一(過去作/S最後の警官、カンナさーん、インハンド) 第6
音楽:服部隆之(過去作/半沢直樹、下町ロケット、陸王)
主題歌:米津玄師「馬と鹿」(ソニー・ミュージックレコーズ)

「スポーツ熱血ドラマ」を観る醍醐味を感動的に魅せた!

世界を目指すためにライバルのサイクロンズへの移籍を決めた、まだ若い里村(佳久創)の “男の決断” と、ベテラン選手の浜畑(廣瀬俊朗)がアストロズのメンバーを招集して、里村の “男の決断” の真意を伝え、アストロズがチームとして心一つになって行くチーム会議の場面は感動的だった。

「スポーツ熱血ドラマ」としては典型的な展開だが、またそこが良い。別に捻りなんていらない。ただ、強い相手に勝って、更に自分を強くしたいと言う率直な思考回路をしっかりと描いくことこそ、「スポーツ熱血ドラマ」を観る醍醐味だから。

「スポーツマン・シップ」と言う美しい精神が心に響いた!

里村の “男の決断” を受け入れ、その上で自分たちのチームや自分自身を鼓舞させた岸和田(高橋光臣)たちを、ずっと黙って見ていた君嶋(大泉洋)の言う台詞が良かった。

君嶋「君達は 人がよすぎる
   勝つための戦略として 間違ってる
   だが 私も賛成だ
   これが アストロズの戦い方だな」
一同「はい!」

そして、「移籍承諾書」を里村に手渡すアストロズの面々。スポーツと縁遠い私にとって、こう言うのが「スポーツマン・シップ」と言う美しい精神なのだろうと、心に響いた。

終盤の里村の"男の決断の真意"を君嶋に語る柴門は秀逸!

とにかく、ベタな展開なのだが、ちゃんと筋が通っているから、全く不満はない。特に終盤での、この柴門監督(大谷亮平)の言葉で、里村の “男の決断” が単なる自身の向上のためでだけでなく、アストロズの向上のためでもあったことが語られた。

柴門「このチームには里村よりも
   佐々のプレースタイルのほうが合ってるんだ
   それを誰よりも分かっていたのが
   他でもない 里村だったんだよ
   (中略)
   優勝争いをするチームから
   本当に優勝するチームになるかもしれない」

ラストの君嶋家の場面は、本作の一服の清涼剤になっている

ラストの君嶋家のシーンも良かった。相変わらずの毒舌な妻・真希(松たか子)と家では妻に頭が上がらない君嶋の夫婦のやり取りでは、互いの夫婦愛を感じ取れるし、息子たちとのやり取りもホッと出来る。緊張感高まる展開のあとの “一服の清涼剤” 的な癒しの場面。このメリハリが月曜日からの元気の活力になるのだ。

あとがき

次回は、全体的に強いチームになったからこそのチーム内のポジションの奪い合いと、これまで今一つドラマの中で存在の必要性が見えなかった滝川(上川隆也)が動き出すようだ。折角、上川隆也さんを配置しているのだから、もう少しドラマ的に活用したら良いのに。だって、滝川の存在こそが、君嶋のパワーの源なのだから。次回にも大いに期待します。

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Author : みっきー

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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