なつぞら (第124回・2019/8/22) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第21週『なつよ、新しい命を迎えよ』の 『第124回』の感想。


 本作は、2019/8/20 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


なつ(広瀬すず)がお腹の痛みを訴えた時、玄関の呼び鈴が鳴る。慌てて坂場(中川大志)が戸を開けると、富士子(松嶋菜々子)の姿が。さらに、剛男(藤木直人)、泰樹(草刈正雄)までもが十勝からはるばる駆けつけてきたのだった。いったん痛みが治まったなつは、久々に富士子らとともに食卓を囲み、和やかな時間を過ごす。そんな時、富士子から夕見子(福地桃子)について思わぬ知らせを受け…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

撮影終了の報道なんてしなければ、まだ望みが残ったのに…

ついに、『なつぞら』が 8/20にクランクアップ(撮影終了)した。そして、昨日から主演の言い訳コメントや制作統括らの期待を促すコメントの提灯記事が、ネット上を踊りまくっている。

従って、本作は最終回まで主人公は何もせず、周囲のキャラの “なつアゲ” によって、何かをやったことになり、助けられて終わるであろうことが分かってしまった。と言うか、これで出産して、誰から子育てを手伝ったら、残りの1か月と2か月で何を描くのだろう?

何となく主人公は子育てしながらアニメ業界で登り詰め、夫も成功し…だけのような。と言うことで、本作には何の期待も出来なくなった…とだけ言っておこうと思う。クランクアップの報道なんてしなければ、まだ望みが残ったのに…

なつが頼んでないのに十勝から3人も登場するのはやり過ぎ!

さて、今回。前回のラストで何の前触れもなく富士子(松嶋菜々子)が上京して来ただけでもご都合主義なのに、剛男(藤木直人)と泰樹(草刈正雄)まで上京して来た。これを、「頼まれていなくても助けに来るのが真の親心」と感心した視聴者は無視する。いやこれが、隣町に住んでいると言う設定なら分かる。

だいぶ前に書いたが、なつ(広瀬すず)が上京して来た段階で、どうせ大人の事情で「十勝メンバー」を再登場させるのはお見通しだから、「なつが気になってしょうがないから」と言う理由で、柴田家を上京させて、都内で牧場経営しながら牛乳を売って生活させた方が良いと書いた。正に、それをやっていれば今回の来訪なんて、普通のこと。

しかし、なつは助けも求めていないのに、北海道から3人もの大人が登場するのは、やり過ぎと思う。まっ、こんなのが最終回まで延々と続くと言うことだ。

男は役に立たないと言いつつ、上京する理由が凄過ぎる!

さて、本編。剛男に「男は こういう時 慌てるばかりだからな」と、妊娠・出産の時は男は大して役に立たないと言わせて、坂場(中川大志)も納得したのに、上京した理由が “立派な男” である泰樹が作った牛乳豆腐を十勝からはるばる持って来る…と言うのだから、完全にストーリーが論理的に崩壊している。

これも何度も書いているが、たった一度で良かった、なつが富士子に妊娠の不安を電話で話していたら、富士子が騒いで泰樹が一肌脱いで…と、何の不自然さも無かったのだ。やはり、アシスタントの雑な脚本を切り貼りするから、こう言う繋ぎ目の粗さが目立つって訳だ。

今のなつと坂場を「交代制」と言うのは言い過ぎ!

そして、5分頃、また驚愕な台詞が坂場から飛び出した。

坂場「交代制でやってますけど 僕の方が忙しくないので」

「交代制」なのに、たった一度描かれたなつの食事作りは、キュウリの引き切りと言う散々な描写だけ。それ以外は全て坂場の料理シーン。

そして、産休に入ったなつは、仕事もしていなければ、家事もやっていない…と言うことになる。産院に行けば「いつから働けるか?」、社会福祉事務所に行けば「自己満足のために働きたいから預ける施設を紹介しろ」とごねる。で、怒られて不貞腐れる。これが今のなつ。

妊娠中であれこれ出来ないのも分かるし、精神状態もおかしくなるのも分かるが、なつにそれを当て嵌めるのは強引過ぎる。

泰樹は「覚悟して妊娠したんだべ」と言うべきだったと思う

その上、なつの最大の味方である泰樹がこんなことを言った。

泰樹「それも 覚悟して結婚したんだべ」

これも、微妙な表現で本質から逃げている。ここで泰樹が言うべきは「覚悟して妊娠したんだべ」と思う。覚悟どころか、なつと坂場が無計画に妊娠したから、こうなっている訳で、「弱音を吐いている場合でねえ」に「そうだね」と軽々に答えるなつにも、腹が立つのだ。もちろん、妊婦を家族が助けることを否定している訳ではない…

「牛乳豆腐」と「ベビーベッド」では訪問者に差があり過ぎ!

夕見子(福地桃子)と砂良(北乃きい)も妊娠した話と牛舎の笑えないエピソードと、超ご都合主義の話が終わった 12分過ぎに咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)の新夫婦がやって来た。いろいろ買って来た挙句に、「ベビーベッドも 明日届くからな」と、妊娠・育児に実用的なものを持って来た。

映像的にも耳で聞いても、「牛乳豆腐」よりも明らかに “なつの妊娠” を思っていることが描かれちゃった。これが何を意味するかと言うと、本来は、なつが富士子に相談して、富士子だけが上場すれば良かっただけの話ってこと。それを大人の事情で3人も上京するから、同じ訪問者でも差が出てしまった。

それにしても、坂場の両親は何をしているのだろう? 富士子が上京することが事前に分かっているなら、一歩引く…のは分かるが、そうでないなら坂場の両親が一番心配しても良さそうだが…

あとがき

何もしていないのに不快感を放つなつ。これが凄いですね。『半分、青い。』の鈴愛は貧乏神だし好き勝手動き回って不快感をまき散らしていたのに、なつは仕事も家事もしていないのに不快って。

まっ、前述の通り、こんな感じで周囲は懸命に “なつアゲ” をしても、一向になつは下がったまま最終回何でしょう。しかし、ここまで酷い朝ドラになるとは思いませんでした。

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77 78
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』
79 80 81 82 83 84
第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』
85 86 87 88 89 90
第16週『なつよ、恋の季節が来た』
91 92 93 94 95 96
第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』
97 98 99 100 101 102
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』
103 104 105 106 107 108
第19週『なつよ、開拓者の郷へ』
109 110 111 112 113 114
第20週『なつよ、笑って母になれ』
115 116 117 118 119 120
第21週『なつよ、新しい命を迎えよ』
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【なつぞら】第124回(第21週木曜日) 感想

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