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なつぞら (第104回・2019/7/30) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』の 『第104回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


風車では、カスミ(戸田恵子)や茂木社長(リリー・フランキー)達が集まり、亜矢美(山口智子)が、かつてムーランで踊り子だった頃の悲しい恋の話がはじまる。それを聞いていたなつ(広瀬すず)は、今も結婚していない亜矢美の気持ちに思いを巡らせる。年が明け、テレビ漫画の「百獣の王子サム」が大人気となり、ますますアニメーションの仕事に追われるなつ達。そんな中、同僚の茜(渡辺麻友)が結婚することになり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

まえがき

一応、近況報告します。メインで使用していたパソコンが突然壊れて修理中。代替機の小さなパソコンで書いていますが、少し慣れて来ました。どうやらWindowsが入っている SSD と生体指紋認証装置の故障で、8/1には無料修理で戻って来るそうです。高価な長期安心保障に加入しておいて良かったです。

亜矢美本人が「つまんない話」と言っているのに!?

アバンタイトルの1カット目、晴れ着姿のなつ(広瀬すず)のアップで始まった第104回。ついに、全体の 2/3が終わった。そして、アバンは、なつの亜矢美(山口智子)への恋バナのフリでスタート。そんななつの質問に対して、亜矢美はこう答えた。

亜矢美「よくある つまんない話だって」

本人が「つまんない話」と言っているのを無理矢理話させようとするなつも、「つまんない話」と言いつつまんざら話したいわけでもない亜矢美のやり取りを見て、「つまんない話」なら放送するな! とテレビに向かって叫んだのは言うまでもない…

総集編で削除間違いなしの「つまんない話」が 8分過ぎまで!?

少なくとも、<私には>全く興味のない亜矢美の踊り子だった頃の悲しい恋の話が、主題歌明けから始まった。どう贔屓目に見ても、山口智子さんの出番と戸田恵子さんの歌唱場面を作るだけのシーンであり、恐らく総集編では全カット間違いなしの「つまんない話」が、15分間しかない朝ドラの 8分過ぎまで続いた。

時間経過すら「なつが仕事をしている場面」を挿入すべき!

そして、「つまんない話」の直後の 8分30秒から漸く始まった漸く仕事の場面の第一声は、こんなナレーションだった。

N「新しい年も 相変わらず なつは 仕事に追われる日々でした」

このナレーションの罪深いのは、「相変わらず 仕事に追われる日々」と言ってしまったことで、いつのまにか正月休みから時間経過していることを表現していることだ。

前回も同様だし、これまでも同じだが、本作は事ある毎に、「つまんない話」と「つまんない話」の間、千遥の時のような「重要な話」と雪次郎の恋バナのような「どうでも良い話」の間も、時間経過させる。時間経過させるなら、なぜその時間に「なつが仕事をしている場面」を挿入しないのか?

それが不思議でならない。今回も、亜矢美の悲恋話はアバンの 1分半程度で済ませて、主題歌明けから「相変わらず なつは 仕事に追われる日々」を描くべきだったと思う。

茜と下山の突然の結婚話と唐突なダンスに 3分間も消費…

それでも、8分過ぎからは「相変わらず なつは 仕事に追われる日々」が描かれるのかとわずかな期待をしたのだが、その直後に期待は無残にも崩壊。茜(渡辺麻友)と下山(川島明)の突然の結婚話と、これまた唐突なダンスに 3分間も消費した。

「なつと坂場の恋バナの過程」が描かれずにプロポーズ!?

そして、また時間経過して、東京五輪にも一切触れぬまま、時は昭和40年(1965)の春へ。12分過ぎになっても、一向に「仕事に追われる日々のなつ」は描かれない。そして、やっと、なつが登場したのが、13分過ぎの坂場(中川大志)からのプロポーズのシーン。

前回の感想と重複するが、以前に坂場は一度なつにプロポーズらしきことをしたように描かれた。で、その後のなつも、坂場に対してまんざらではないような興味を持っているように描かれたものの、ドラマは、そのまま坂場となつの恋バナを一時停止させて、「夕見子の駆け落ち騒動」、「麻子の寿退社」、「雪次郎の夢と悲恋」を描き続けた。

前述のように、時間経過させる時に「仕事に追われる日々のなつ」を描ないのは、大問題だ。しかし、2週間前の第16週『なつよ、恋の季節が来た』以降に「なつと坂場の恋バナの過程」がほぼ描かれぬまま時間経過だけして、今回でプロポーズは流石に “間引き” と “省略” のし過ぎだ。

脚本家の “手抜き” と言っても過言でない。一体、脚本家は本作で何をやりたいんだ!?

あとがき

今週は、これまでで最も問題の週になる可能性が出て来ましたね。公式サイトにもある予告編の半分近くが、火曜日までに描かれました。で、明日は「話が進まない水曜日」で、今週が『なつよ、どうするプロポーズ』ですから、坂場側に問題が発生して、週明けの結婚までダラダラと引っ張るのでしょう。

昨日から再放送が再開した夕ドラ『ゲゲゲの女房』の方が遥かに楽しいですし、見応えもありますね。流石、地上波で再放送するだけの朝ドラだと、今のところは感じています。

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★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/13074/


【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77 78
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』
79 80 81 82 83 84
第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』
85 86 87 88 89 90
第16週『なつよ、恋の季節が来た』
91 92 93 94 95 96
第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』
97 98 99 100 101 102
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』
103

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内容カスミ(戸田恵子)茂木(リリー・フランキー)たちが、亜矢美(山口智子)の昔話をし始める。なつ(広瀬すず)は。。。。。そんななか、茜(渡辺麻友)の結婚が決まり。。。敬称略アバンから、興味のないことを、延々と。。。。8分越え(失笑)それに続けて、これまた、どうでも良い話を。これ、どーせ、総集編では全カットだよね?あのね。総集編にするのが困るような物語を紡げよ!それが、“本物”ということじゃな...

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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