
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト)
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』の
『第103回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
東洋動画の新年会で、大杉会長からテレビ漫画に力を入れるよう言われるなつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)。新年会後、自分が映画から外されたのは、仲から嫌われているからだと言い出す坂場。だが、仲(井浦新)が才能を買っているはずのなつまで、テレビ漫画に異動させたことに疑問を持つ茜(渡辺麻友)。桃代(伊原六花)が、二人が付き合ってると思われているからではと言い出すが、坂場は付き合ってないと否定して…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
まえがき
メインで使用していたパソコンが突然壊れたので、代替機の小さなパソコンで長文がタイピングし難いため、暫くの間は、いつもより簡単感想になるかも(謝)
月曜日のアバンから "恋バナまっしぐら" を堂々と表明するか?
まあ、アイドル映画やドラマには、序盤の “ツカミ” の意味も込めて、アイドルが次々と衣装を変えるシーンが必ずと言って良いほど盛り込まれて来た。もちろん、そのアイドル目当ての観客や視聴者向けのシーンであるし、実際、昭和の頃は私も「アイドルの衣装替え」を楽しんだ。
しかし、本作では、ほぼ毎回主人公がド派手な「通勤コーデ」を見せられている。その上で、今回のアバンタイトルでの、27歳になったなつ(広瀬すず)の衣装替え。これだけでも、うんざりなのに、更に亜矢美(山口智子)のこの台詞で、うんざり度が倍増した。
亜矢美「このまま なっちゃん 花嫁衣装は着ないつもり?」
確かに、今種のアバンバイトルは『なつよ、どうするプロポーズ』だから、恋バナまっしぐらなのだろうが、月曜日のアバンから “恋バナまっしぐら” を堂々と表明されちゃうと、本作って何を描く朝ドラなの? が、また首をもたげて来てしまった。
それに蒸し暑い季節に正月を描くなとは言わないが、何か色々と暑苦しい月曜日のスタートに、げんなり…
さっさと「坂場 VS なつ」の果てに結婚しちゃえば良いのに
主題歌明けから 12分過ぎのおでん屋「風車」のシーンまで、これ言った内容のないまま。何となく、社長の新年の挨拶の内容を受けて、今後のテレビ漫画のことを話しているようになってはいたが、やはり “恋バナまっしぐら” 路線であることは否めなかった。別に主人公の恋バナを描くなと言っているのではない。
どちらかと言えば、さっさと「坂場(中川大志)の演出技法と、なつの動画表現法の激突」をやっている内に、互いの才能と魅力に気づいて結婚しちゃえと思うくらいだ。だって、なつと坂場がくっつくまでに一週間も割けられたられたくないから…
「風車」も、これ見よがしに"恋バナまっしぐら"路線をばく進
「風車」でも、これ見よがしに“恋バナまっしぐら” 路線をばく進中だった。まさか、また雪次郎と蘭子まで引き合いに出すとは思わなかったし、挙句の果てには亜矢美の悲恋の昔話まで持ち出して。
もっと、なつと坂場の現状を分かり易く描いてから恋バナに…
それにしても、最近はこの私でも流し見をしてしまう時があるから、気づいていないだけかも知れないのだが。確か、以前に坂場がなつにプロポーズをしたのは記憶にある。しかし、なつが坂場を好きだと告白なり独白したことはあっただろうか? その上、交際中なのか交際以前なのかも不明瞭。
もっと分かり易く “お互い相手を好きだけど、職場での対立があるから交際に進めない” のを描いちゃった方が良いような。あ~、つまらない 15分間だった。
あとがき
昭和39年の社長の挨拶に東京オリンピックの話題が出ないのが解せませんでした。さて、最近のドラマでは、医療や刑事ドラマでも恋バナを盛り込む風潮ですが、まさか本来描くべき主人公のアニメーション製作の部分ですら中途半端なのに、そこを一時停止して先週は脇役の恋バナ、で今週は主人公の恋バナ。
もう、本当にアニメーションの黎明期を生きた女性が主人公の朝ドラとして破綻していると思います。
こんなのを見るなら、昨日(7/28)にフジテレビで放送された『ボクらの時代』の「野沢雅子×田中真弓×山寺宏一」のベテラン声優 3人が語るアニメの歴史や裏話やアニメの不思議な魅力や力の話の方が、余程楽しかったです。未見の方は…残念ながら調べたら見逃し配信されていないようです(謝)
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【これまでの感想】
第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77 78
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』
79 80 81 82 83 84
第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』
85 86 87 88 89 90
第16週『なつよ、恋の季節が来た』
91 92 93 94 95 96
第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』
97 98 99 100 101 102
第18週『なつよ、どうするプロポーズ』
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