ルパンの娘 (第3話・2019/7/25) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『ルパンの娘』(公式)
第3話『泥棒の嫁VS鑑識の姑バトル!!秘宝を巡る争奪戦!!』の感想。
なお、原作の小説、横関大「ルパンの娘」(講談社文庫)は未読。
ある国の秘宝をIT会社社長が持っているという情報が舞い込み、尊(渡部篤郎)と悦子(小沢真珠)は早速、狙いを定める。華(深田恭子)を怪しむ美佐子(マルシア)は自宅に華を招き、正体を探ろうとする。美佐子の歓迎を華は喜ぶが、和馬(瀬戸康史)の祖父・和一(藤岡弘、)からの攻撃をかわす華の姿に美佐子は疑念を深める。そんな中、尊と悦子は秘宝を別の強盗に横取りされ、取り戻そうと奔走する。一方、華は祖母・マツ(どんぐり)の提案で、和馬が捜査する‘SNS強盗’の事件を解決させるため、ある作戦を決行する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:横関大「ルパンの娘」(講談社文庫)
脚本:徳永友一(過去作/グッド・ドクター、海月姫、僕たちがやりました、ストロベリー・サーガ)
演出:武内英樹(過去作/デート~恋とはどんなものかしら、カインとアベル) 第1,2話
品田俊介(過去作/探偵の探偵、ナオミとカナコ) 第3話
音楽:Face 2 fAKE(過去作/電車男、小早川伸木の恋、全開ガール)
主題歌:サカナクション「モス」
更に面白さが増した泥棒一家と警察一家の奇妙なラブコメ
演出担当が、映画「翔んで埼玉」の脚本家・徳永友一氏と監督・武内英樹氏のコンビから品田俊介氏へ交代したが、それが気づかない位に、いや面白さが増した第3話。
単純に「現代版ロミオとジュリエット」を泥棒の華(深田恭子)と刑事・和馬(瀬戸康史)で描くのかと思っていたが、今回は祖母・マツ(どんぐり)の提案が上手く活かされて、泥棒一家と警察一家の奇妙なラブコメに仕上がった。
不作が多い今期の連ドラの中では掘り出し物
それに、本作が良いのは、とても気楽に観られる作品に仕上がっていること。「現代版ロミオとジュリエット」と「泥棒ドラマ(と言うのがあるか知らないが)」の二つが上手く組み合わされている割に、複雑さはほぼ皆無。1時間があっと言う間に過ぎてしまう。
また、次回がどうなるのか分からない展開も面白いし、俳優さんたちの個性を生かした役どころも更に楽しい。不作が多い今期の連ドラの中では掘り出し物だと思う。
あとがき
もっと、泥棒一家と警察一家と言う、それぞれの設定が活かされたら良いと思います。今も、活かされてはいますが、もっと泥棒をやって欲しいし、刑事は事件を解決してほしい。その中で、二人の結婚がどうなるのか…が描かれたら、完璧な「現代版ロミオとジュリエット」になりそうな気がするのです…
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ルパンの娘 (講談社文庫)
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