TWO WEEKS (第1話/初回15分拡大版・2019/7/16) 感想

TWO WEEKS

関西テレビ制作・フジテレビ系・『TWO WEEKS』公式
第1話/初回15分拡大版『初めて父性に目覚めた男の逃亡劇! 娘の命救えるか』の感想。
なお、原作の、「TWO WEEKS」(韓国ドラマ)は未見。



人生に希望を持たずに生きていた質店勤務の結城(三浦春馬)は、突然現れた元恋人のすみれ(比嘉愛未)から、結城との間に白血病の8歳の娘・はな(稲垣来泉)がいると告げられる。戸惑いながら骨髄移植手術のドナー検査を受けた結城は、はなと遭遇。父親としていとおしさを覚えた結城は幸運にもドナーに適合し、自分が生きる意味を見いだす。一方、東京地検の検事・楓(芳根京子)は、父親を死に追いやった8年前の事件の黒幕を協力者と探っていた。すると、協力者が殺され、現場にいた結城が逮捕されてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:<「TWO WEEKS」(韓国ドラマ)
脚本:山浦雅大(過去作/Missデビル 人事の悪魔・椿眞子、家政夫のミタゾノ3)
演出:本橋圭太(過去作/緊急取調室1,2,3) 1
   木内健人(過去作/戦う!書店ガール)
音楽:村秀彬(過去作/私のおじさん~WATAOJI~、絶対正義)
主題歌:三浦春馬 「Fight for your heart」(A-Sketch)
オープニングテーマ:04 Limited Sazabys 「Montage」(日本コロムビア)

タイトルからして、最終回だけ見れば良いドラマになり易いから…

そもそも、いつも通りに番組の事前情報を最小限に食い止めようと頑張っても、『TWO WEEKS』と言うタイトルから、内容はどうであれ結末は「2週間後」でしかないのは分かる。従って、余程 2週間の過程へ興味がなければ、いや、興味を持たせられなければ、最終回だけ見れば満足となる作品だ。

絶妙なキャスティングで、韓国ドラマ臭さや既視感を吹っ飛ばした!

だから、放送しているフジテレビはともかく、この製作をしている関テレは、「また、韓国ドラマの焼き直し?」と言われる覚悟で、この原作を選んだに違いない。なぜなら、関テレはこの放送枠の大きな特徴である、キャスティングの絶妙さで、あるものを乗り越える自信があったように見えたから。

それが、病気、子供、そして人生に希望を持たずに生きていた主人公等々、不幸や弱者や敗者を並べて、安直に感動とお涙頂戴を創り出す、韓国ドラマらしいドラマ作りだ。関テレは絶妙なキャスティングで、それに対抗したのだ。

もちろん、普通なら俳優を入れ替えただけなら、「関テレも能がない」と言われてしまう。しかし、やはり、本作はキャスティングが絶妙なのだ。メインの俳優たちも子役も、役になり切った “演技” と “佇まい” で、韓国ドラマ臭さや類似作品との既視感を吹っ飛ばした。

テンポの良さが原作通りなら、容易に飽きることは無さそうだ

しかし、俳優で韓国ドラマ臭さを払拭して、設定を和風に仕上げただけで、ドラマが面白くなるほど世の中は甘くない。でも、絶妙な配役以外に本作の今後に期待できそうな点が、もう一つあった。それが、物語のテンポの良さだ。

私は原作未観賞だから、冒頭で早速他人となった元夫に平気でドナー提供者を頼のむ女が登場して驚いた。前期の漫画原作のドラマ『パーフェクト・ワールド』が正に悪例だが、日本製ドラマなら元妻が元夫に依頼するまでの過程で、初期設定の説明やらを引っ張っりつつ、子役で泣かせて 1話を割きそうなところを、僅か 14分だ。

このテンポの良さが原作通りなら、それだけで容易に飽きることは無さそう…と思えたのだ。だって、原作通りでなかったら、脚本家はともかく。演出家が交代したら保険がなくなるわけだから…

三浦春馬さんの存在感と演技力が、抜群に光り輝いていた!

久し振りに連ドラで見た三浦春馬さんは、期待以上に良い俳優さんになったし、比嘉愛未さんは医療関係者以外の役で新鮮だった。また、子役の稲垣来泉さんの所属事務所の演技のお勉強臭さを感じさせない自然な演技も見応えがあったし、芳根京子さんは滑舌の良さが活かされる若き検事役も違和感がなかった。

第2話も、この路線を保ってくれれば、更に安心感が高まると思う。

あとがき

今期、私が観ようとしていた17作品(内、既に 3作品離脱している)の連ドラは、小説と漫画が原作の連ドラが 10作品、韓国ドラマ原作が 3作品、オリジナル脚本が 4作品、更に言えば朝ドラを 3作も担当したベテラン脚本家のオリジナル脚本ですら深夜ドラマに追いやられると言う、オリジナルドラマを期待する私にとっては異常事態。

そんな中で、常に個性的で好みが完全に分かれる個性的なドラマを放送し続ける、関テレ製作・フジテレビ系「火曜21時枠」は、私にとって最後の砦みたいなものです。

ただ、この放送枠で2018年4月期に放送された、オナジク韓国ドラマ原作の『シグナル 長期未解決事件捜査班』が、結果的に一度も視聴率が2桁にならなかったことを考えると、不安しかありませんでしたから、期待度も「星 1つ」にしていました。やはり、ドラマは番宣や事前情報で判断せずに、実際に観てみないと分かりませんね。

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