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滝沢秀明氏の演出を蔑ろにした、TBS「音楽の日」の演出に不満しかない!

滝沢秀明氏の演出を蔑ろにした、TBS「音楽の日」の演出に不満しかない!
©音楽の日|TBSテレビ

私は怒鳴った…「一体どこまでが、タッキーの演出なんだ?!」と。

私は、その日の夜、一緒に録画を観ていた妻に幾度も大声で聞いた。

「一体どこまでが、タッキーの演出なんだ?!」

…と。もちろん妻の答えは「私が分かるはずないじゃない!」だった。その度に録画を止めては巻き戻し再生を繰り返し、翌日の日曜日の仕事に差し支えない夜中まで録画の再生と巻き戻しを繰り返した。

タッキー演出で、ジャニーズの未来を担う若者らが番組テーマを具現化!

そう、この投稿は、2019年7月13日(土)の 18時20分頃から放送された『音感の日』の「あるコーナー」の「演出」に関する感想の投稿だ。

昨年表舞台から姿を消し裏方のトップとして、ジャニーズ事務所を支える選択をした滝沢秀明氏(時に「タッキー」と書いた部分もあるはご容赦を)の演出のもとで、Snow Man、HiHi Jets等のジャニーズの未来を担うジャニーズJr.たちが、今年の番組テーマ「汗」を具現化する、「汗を流すコーナー」の企画のことだ。

残念ながら滝沢氏の実際の舞台は観たことはないが、映像では見たことのある滝沢氏演出の舞台『滝沢歌舞伎』で名物となっている “腹筋太鼓” や、ジャニーズと言えばテンションが上がるローラースケートに乗りながらのパフォーマンス。

それを、TBSではお馴染みの心臓破りの坂や正面ロビーなど、TBS社屋の内の豪華なステージの枠を飛び出して、敷地内を所狭しと走り回りながら、ジャニーズの名曲を披露した。

メリハリある構成力と「汗」に拘った演技指導に、ジャニー氏が見えた

全体にメリハリの効いた構成力と、流れるような展開の中でも「汗」にしっかりと拘った演技者への演技指導力、そして「15分09秒間」と言う尺をフルに使い切って演出された世界。

それは、私が知るこれまでのジャニーズのイベントや番組やコンサート映像等からも十分に伝わって来ていた、惜しくも先日亡くなったジャニー喜多川氏の意思(敢えて「遺志」とは書かない)を受け継いだ滝沢秀明氏の演出だったと思う。

TBSディレクターに"カット割りされた映像"は大事なモノをぶち壊した

しかし、私は滝沢氏の演出に感動しながら、妻にこう叫んでいたのだ。「どこまでが、タッキーの演出なんだ?!」と。

要は、私が見せられている「映像のどこまでが滝沢氏の演出で、どこからが TBSのディレクターによる演出なのか?」と言う大きな疑問と怒りだ。

事実は分からない。しかし、一般的に考えれば、私が見せられた TBSの担当ディレクターにより “カット割り編集された映像” は、明らかに滝沢氏の演出とジャニーズJr.たちの努力と緊張と汗をぶち壊したと思う。

因みに、当日のステージ上の立ち位置は、こんな感じだった…

因みに、未見の人に当日のステージ上の立ち位置等を簡単に書くとこうなる。ステージ中央にジャニーズJr.たちが歌って踊るメインステージがあり、その上手(ステージ向かって右側)に、この日出演していた司会の中居正広さんと、「デビュー組」と言われる、謂わば既にデビューし有名な先輩たちが集合し、若手を見守る立ち位置だった。

「CM無し」なら"魂の15分9秒"を"ありのまま"に伝えるべき

ここからは、「デビュー組」のファンから強烈な反発を食らう覚悟で書く。私だって、テレビドラマに於けるジャニーズの人たちの活躍には注目もしているし評価もしている。当blogの常連さんなら、私が「ジャニーズだから」と全て斬り捨てないことや、「ジャニーズだから」と全てを称賛しまくる立場で無いことはご存知だと思う。

だから、敢えてきちんと書きたい。何故、TBSの担当ディレクターは、滝沢秀明演出と彼の指導のもとで汗を流しているジャニーズJr.の一部始終の “ありのまま” を伝えなかったのか? と。スポンサーも TBSの編成局も「CM無し」の選択をしたのだから、ここは “魂の15分09秒” をありのままに伝えるべきだったと思う。

見守る先輩たちを"ワイプやインサートで"入れる必要があったのか?

未見の人に分かるように書くと、その “魂の15分09秒” の映像の中に、「デビュー組」が、後輩の Jr.たちを見ている映像が、度々全画面でインサートカットされた。まだ、画面の隅に小さくワイプで登場したのは許せる。いや、やはりそれも許したくない。なぜなら、その「デビュー組」たちの表情に全く笑顔がないのだ。

ジャニー喜多川氏が亡くなった直後だから、後輩たちを見守る、見つめる先輩たちが笑っていない方が良いと言うテレビ局の判断で、難しい顔をした先輩たちを視聴者に見せたかったのかも知れない。後輩のことが心配で笑顔でなんて観ていられなかったのかも知れない。全てが想像の域だ。

もとろん、TBSが「デビュー組」のカットの尺を長めに入れて、視聴率稼ぎをしようと目論んだか可能性もある。私は大往生だったのだから「笑顔を映せ」と言っているのではない。「笑顔で後輩を見守れ」と言っているのでもない。

見守る先輩たちをワイプやインサートで入れる必要があったのか? 入れることで、壊してしまったものは無かったのか? ってこと。

特に大きな疑問が湧いたのが "腹筋太鼓"のカメラワークとカット割り

特に、“腹筋太鼓” のカメラワークとカット割り、出演者の立ち位置には大きな疑問が湧いた。画面の手前に “腹筋太鼓” をする後輩が大きく映り、その背後に神妙な面持ちで後輩を見守る先輩たちがずらりと横に並んで映り込んだカットだ。

衝撃的だったのは、その「デビュー組」たちに、突然ライトが当たって、間違いなく “映そう” や “見せよう” と言う TBSの意図が丸見えになったこと。そして、太古を叩く人たちよりも、太鼓を大きく映り込ませるカットも残念でならなかった。

見せるべきは、真剣に太鼓を叩く「人間」であり、「汗」だった…

更に気に入らなかったのが、総勢20名近くの大所帯であることを見せることで「凄さ」を映したつもりかも知れないが、ここでカメラが映すべきは、並んだ太鼓の豪華さや荘厳さではなく、真剣に観る人のために太鼓を叩く「人間」であり、その一人ひとりが流す「汗」だったと思う。

そこからしか、滝沢氏が描こうとした「悲しみを乗り越えた若者たちの瞳」は見えないのだ。だって、そう滝沢氏が演出した作品なのだから。

「自分たちよりも後輩たちを見てあげて欲しい」と思うのが…

私は、こう思う。 「社長が亡くなった直後」と言う “超” が付く程の緊張感が加わった、「滝沢秀明演出のお披露目の舞台」と言う失敗が許されない目の前(実際は横だが)のステージで、必死に踊り歌っている後輩がいるならば…

デビュー組のメンバーたちは、「自分たちよりも後輩たちを見てあげて欲しい」と言うのが、ジャニーズに脈々と流れ、受け継がれている精神でないのかと。そして、それがジャニーズ事務所の所属タレントと、そのファンたちがこれまで構築して来た「ジャニーズ・ファミリー」と言う思想であり存在でないのかと。

英断を下した今の滝沢氏の演出の全てを堪能したかった…

放送上、15分09秒間しか放送尺が割けないとしたら、それこそ TBSの担当ディレクターが全体の構成配分を再構築して、滝沢演出の Jr.の出演部分と、先輩たちの感想の部分を切り分けて放送したら良かったと思う。

私には、滝沢氏が「15分09秒を貰わないと出来ない」と言うとは思えない。だって、全体を、全てを、総合的にバランス良く魅せる仕事が、今の滝沢氏がやっている「演出」と言う仕事なのだから。彼なら絶対に短い尺でも出来ると思うし、信じている。いや、信じているから、今の滝沢氏の演出の全てを堪能したかったのだ。

それをブツ切れにした TBSの担当ディレクターの罪は大きいと思う…

あとがき

私は、規模も注目度も比べる対象にも当たらぬ、ディレクターの端くれのオジサンですが、事前からこの度のタッキーの演出には、凄く興味がありました。今まで「自分が観客を魅了させて来た立場の人」が、自分は表に出ず「自分以外の人で観客を魅了する人」に、どう進化するのかに。単純にそれを感じたかったです。

TBSの演出には問題があると言う考えに変わりはありません。でも、滝沢さんの… 演出家としてのスピリッツ(覚悟)や、ジャニー喜多川さんへのリスペクト(尊敬)や、ジャニーズとしてのファミリー(家族)は伝わりました。意味のある時間だったことには間違いありません…

※ 久し振りに感情的な文章になってしまったために、誤字脱字や勘違いな部分も多々あると思いますが、どうぞお許し下さいませ。

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