映画「トイ・ストーリー4(2D・日本語吹替版)」 感想と採点 ※ネタバレなし

映画「トイ・ストーリー4(2D・日本語吹替版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画『トイ・ストーリー4(2D・日本語吹替版)』公式)を公開初日の本日(2019年7月12日)に、劇場鑑賞。
採点は、★★★★(最高5つ星で、4つ)。100点満点なら 85点にします。。。。

【私の評価基準:映画用】
★★★★★  傑作! これを待っていた。Blu-rayで永久保存確定。
★★★★  秀作! 私が太鼓判を押せる作品。
★★★☆☆  まあまあ。お金を払って映画館で観ても悪くない。
★★☆☆☆  好き嫌いの分岐点。無理して映画館で観る必要なし。
☆☆☆☆  他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。





ディレクター目線のざっくりストーリー

アンディの元からポニーの元へ渡ったスペース・レンジャーのアクション人形のバズ・ライトイヤーらオモチャたちは、楽しい日々過ごしていた。一方、カウボーイ人形のウッディは遊んでもらう頻度が少なくなり寂しかった。ポニーは幼稚園に通うようになるが、内気で幼稚園に馴染めずにいた。

それを見かねたウッディの助けもあって、ポニーは先割れスプーンやモールなどを使って、手作りのオモチャ「フォーキー」を完成させる。フォーキーを作ったことでポニーは明るくなり、フォーキーが一番のお気に入りのオモチャになった。

しかし、フォーキーは自分はオモチャでなく「ゴミ」と思い込んでしまい、ゴミ箱が似合いの場所だと部屋から逃げ出してしまう。

ウッディはフォーキーを連れ戻そうと跡を追い、フォーキーを見つけ出す。ポニーの元へ帰る途中、長年離れ離れになっていた、元はアンディの部屋の電気スタンドに付属していた陶器製の飾り人形のボー・ピープと運命的な再会を果たし、見たことのない新しい世界でウッディがトラブルに見舞われる…

前作『3』が「完結編」的な完成度の高さだったから…

人格を持ち、自由に自分の意思で動いたり話したりすることが出来る、栄養補給も寿命もない “おもちゃ” たちが、持ち主である人間の子どもと、そして、“おもちゃ” 同士の友情を描き、全世界で大ヒットしている CGファンタジー映画『トイ・ストーリー』シリーズの、9年ぶりの第4作目が本作。

とにかく、前作『トイ・ストーリー3』が「シリーズ完結編」的な完成度の高さだっため、その続編には期待が高まった。そして、「完結編に続編は必要なのか?」と言う疑問と不安もあった。そして、公開初日の本日、事前情報は予告編だけに出来るだけ留めて劇場へ向かった。

本作ほど「ネタバレなし」で感想を書くのが困難な作品は無い!

恐らく、近年の映画の感想を書く中で、『トイ・ストーリー4』の感想と評価こそ、「ネタバレなし」で書くのが困難な作品は無いと確信する。なぜなら、減点部分こそが、本作の評価の明確な分かれ目だからだ。

本作への評価の分かれ目は、"大きく2つ" あると思う…

従って、タイトルに書いた通り「ネタバレなし」でこのあとも私の感想を書いてみる。但し、上記の『ディレクター目線のざっくりストーリー』は読んで頂いた前提で書く。そして、恐らく、評価の分かれ目は大きく二つあると思う。

1つ目は、あのポニーがウッディと遊ぶ頻度が少なくなったこと…

1つ目は、『ディレクター目線のざっくりストーリー』にも書いたように、「アンディの元からポニーの元へ渡ったスペース・レンジャーのアクション人形のバズ・ライトイヤーらオモチャたちは、楽しい日々過ごしていたが、カウボーイ人形のウッディは遊んでもらう頻度が少なくなり寂しかった…」の部分だと思う。

確かにシリーズ作品として『3』の結末を見ても、ポニーがウッディだけを蔑ろにする設定は、かなり違和感を覚える人が多いと思う。

だって、『1』から『3』は、おもちゃの持ち主である少年アンディの成長と共に生活して来た主人公のウッディとの、一日中遊んで楽しかった幼少期から、おもちゃで遊ばなくなる年齢になった青年期のアンディとの悲しいお別れの物語だったから。

『3』は、寿命のないおもちゃの"輪廻転生"的な結末が秀逸だ

しかし、『3』を未見の方にはネタバレになるが、『3』の結末では、アンディたちの “新たな生活の始まり” が描かれたのだ。前述の通り、持ち主である人間は年を取り寿命がある。しかし、おもちゃは年と取らないし寿命もない。

だから『3』が、ある意味で寿命のない(壊れることはある)おもちゃの “輪廻転生” 的な解釈をして、王道の「シリーズ完結編」と言う高い評価があると思うし、私も大いにそう思う。

不老不死のおもちゃが主人公だからこそ描けるものがある…

ただ、私はこう考えた。年を取らず寿命のないおもちゃが主人公のドラマだからこそ、描けるものがある…と。それが何かは、ネタバレになるから詳しく書かないが、『4』で描かれる、年を取らず寿命のないウッディだからこそ選んだ「二つの大きな選択肢」だと思う。

非常に書くのが難しいが、一つは、ウッディの “おもちゃとしての特徴” である「背中の紐を引くと内蔵されたレコードから録音された台詞を喋る機能」の劇中での扱い方。これはグッと来ると同時に「何故?」と言う疑問が湧いて来た。

2つ目は、ウッディの「人としての人生の選択」の劇中での描き方

そして、問題の 2つ目は、ラストで描かれる “人格を持ち、自由に自分の意思で動いたり話したりすることが出来るおもちゃ” だからこその「おもちゃとしてでなく、人としての人生の選択」の劇中での描き方。これは、ある意味で『1』から『3』のウッディでは有り得ない選択と言えるだろう。

グッと来るとか不思議だとか言う次元でない。衝撃の結末と言っても過言ではない。観終えた瞬間、私はこの結末を受け入れられなかった。

別れは寂しいけど始まりでもある事を再認識させれくたラスト

しかし、家に帰り、小さな頃から動かしたり触ったり話し掛けたりして来た、50歳過ぎのこのオジサンの愛するおもちゃたちを見て、考えが変わった。私が遊ばなくなった時点で、「おもちゃ」は「おもちゃ」でなくなるのかも知れない…と。

その意味で、今は『トイ・ストーリー』と言う、おもちゃをいつまでも大好きな人間である持ち主に遊んでもらってこそのおもちゃであると言うこと、別れは寂しいだけでなく始まりでもあることを、再認識させれくた『4』のラストは、あれで良かったと思う。

私の減点理由は次の通り…

従って、私の減点理由は次の通り。まず、脚本的に、ウッディと元はアンディの部屋の電気スタンドに付属していた陶器製の飾り人形のボー・ピープの恋愛ドラマになりそうな綱渡り的な展開の脚本。

おもちゃが、ウッディとボー・ピープと先割れスプーンやモールなどを使ってポニーが手作りしたおもちゃ「フォーキー」に焦点が当たり過ぎて、バズ・ライトイヤー等の『1』から常連のおもちゃの出番が少なかったこと。

悪役のボスが、『3』ピンクの熊のぬいぐるみ「ロッツォ・ハグベア」よりも更に悪役に徹せず、悪の部分のグロさと可哀想な境遇が表裏一体化され、ちょっとキャラ的に弱かったこと。その位だろうか。いいや、他にもあるが、ネタバレになるから止めておく…

あとがき

ゴミから手作りされた新キャラのおもちゃ「フォーキー」が、「自分はゴミだ」とつい目を離すとゴミ箱の中に入ってしまうことから始まる、おもちゃがおもちゃを助ける、ウッディを軸に繰り広げられる遊園地での救出劇のワクワク感はお見事。

そこで描かれる仲間たちとの友情、おもちゃとしての自分の価値の再認識過程、そして、常にアンディのおもちゃたちのリーダーとして様々な決断を下し尽力して来たウッディが、ついに自分自身のために大きな決断します。ウッディの進化のための決断を是非劇場で観て欲しいです。

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