偽装不倫 (第1話・2019/7/10) 感想

日本テレビ系・新水曜ドラマ『偽装不倫』(公式)
第1話『本当は独身なのになんで!?ひとつの嘘から本物の恋が始まる』の感想。
なお、原作の漫画、東村アキコ「偽装不倫」(YLAB JAPAN)は既読。
32歳の派遣社員・鐘子(杏)は父・幸一(伊沢弘)、母・みき子(朝加真由美)、姉・葉子(仲間由紀恵)、その夫・賢治(谷原章介)と二世帯住宅の実家で暮らしている。派遣契約が満了し、3年間成果のなかった婚活もやめる決意をした鐘子は、気晴らしに博多への一人旅を。葉子に借りたワンピースを着て出掛けた鐘子は、空港でポケットに結婚指輪が入っていることに気付く。その指輪を機内で落として慌てていると、拾ってくれたのは隣席のイケメン・丈(宮沢氷魚)だった。動揺した鐘子はとっさに既婚者のふりをしてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:東村アキコ「偽装不倫」(YLAB JAPAN)
脚本:衛藤凛(過去作/のだめカンタービレ、プロポーズ兄弟、サバイバル・ウェディング)
演出:鈴木勇馬(過去作/東京タラレバ娘、今日から俺は!!、3年A組) 第1話
南雲聖一(過去作/学校のカイダン、東京タラレバ娘、イノセンス冤罪弁護士)
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。 アイムホーム、リーガルV、東京タラレバ娘、刑事ゆがみ)
主題歌:milet「us」(SME Records)
まえがき
まさか、前日に放送された感想をコピペしなくてはならなくなるとは思いませんでした。従って、「次の章」は『Heaven?~ご苦楽レストラン~ (第1話/初回10分拡大・2019/7/9) 感想』を読んで下さった方は飛ばして頂いて大丈夫です。離脱の理由は、「二つ先の章」でしっかりと書きます。
本作の感想は、第1話だけで終了…
で、『偽装不倫』の感想に入る。最初に書いておく。本作の感想は第1話だけで終了。従って、継続視聴もしない。だから、感想も書く必要すら感じないが、「こんなドラマもあった」と言う備忘録として書こうと思う。従って、本作を面白いと思った人は、この先は読まない方が良い。
読者さんたちにとっては “たかが感想” かも知れないが、こちらは幾度も一時停止をしては見直して、1時間近く掛けて感想を書くこともあるのだから、「好きなものを、けなされる」と言うだけで文句を言われてはやっていられないから。いいや、そもそも本作の感想を書き続けるモチベーションが上がらなかったのだ。
私は、基本的に "主人公のモノローグが多いドラマ" が苦手だから…
私は、基本的に主人公のモノローグが異常な程に多いドラマが苦手だ。しかし、『逃げるは恥だが役に立つ』のように、モノローグが登場人物の感情を巧みに表現して、名作ドラマになった作人もあるから、「主人公のモノローグ=NG」とは思わない。ただ、本作は幾ら何でも多過ぎる…と感じたから、もう感想は書かない。
杏さんには"花咲舞"並みに振り切った演技をして欲しかった
私は、杏さんの演技力は『ごちそうさん』、『花咲舞が黙ってない』、『デート?恋とはどんなものかしら?』で、コミカルな個性的なキャラクターを演じる点で評価している。だから、本作も杏さんには番宣を見た時に期待した。
しかし、既読の原作は、原作ファンには申し訳ないが、ほぼ『東京タラレバ娘』の二番煎じなのだ。だから、ドラマ『海月姫』のようなぶっ飛んだようなキレッキレのコメディドラマに仕上げて欲しかった。しかし、これは間違っているかも知れないが、結婚後の杏さんは、結婚前の振り切った演技が薄まった(主演映画でも)。本作もそう。
きっと、真面目な性格なのだろう。きっと、清く正しい夫婦生活を送っているのだ。でも、本作の主人公は “花咲舞” くらいには振り切った演技をして欲しかった。
幾らフィクションでも、"視聴者がドラマに入り難いキャスティング"過ぎる!
そして、これは正に私の身勝手な感想だが、4年間も幸せな結婚生活を送っている印象しかない女優さんに、婚活を 3年したが相手が見つからず、モテない役を配役した企画はどうかと思う。幾らフィクションでも、視聴者がドラマの世界観にわざわざ入り難いキャスティグをするのは、少々無理があると思う。
こんなに演技力の差がある演者の「群像劇」は見通しが暗そう
そして、もう一つ、本作を離脱する理由を。それは、第1話から主人公がいるにもかかわらず、群像劇になっていたこと。まさか、アイキャッチ画像のままの群像劇。やはり、1クール(3か月)できっちりと群像劇をやり切るのは大変難しい。
まだ、主要な登場人物の演技者の演技力がそれなりに上手くて均衡が取れているなら良いのだが、演技と言うレベルに達していない俳優も混じっているから、やはりこの先の見通しは暗いかなと。
あとがき
『2019年7月期 / 夏ドラマの期待度』で、期待度を星 1つにしたので、大きな期待はしませんでしたが、杏さんを主演でこの原作を実写ドラマ、それもたったの1クールの群像劇ドラマにした企画の問題だと思います。それと、かなり宮沢氷魚さんで話題性を持ち上げていましたが、流石にあの演技は…って、ことで。
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