なつぞら (第83回・2019/7/5) 感想 ※追記あり

2019/7/5 14:28 追記あり
連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』の 『第83回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


千遥に会いたい一心で十勝にやってきたなつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)。しかし、柴田家に着いたころには、すでに千遥の姿はなかった。泰樹(草刈正雄)にも、なぜ千遥がなつの到着を待たずに出て行ったのか、その理由がわからない。そんななか、なつと咲太郎あてに、千遥からの一通の手紙が届く。そこには、戦後、なつたちと離れて暮らした千遥の生い立ちや、なつに会わないまま帰った本当の理由が記されていた…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

今朝も解せない描写ばかりの予感しかしないアバンタイトル

最初からツッコミたくはないのだが、千遥(清原果耶)が送って来た封筒の消印、ハッキリと押さなかったのかって思う。録画を一時停止しても「帯広」とは分かり難い。また、ドラマだから…と言うのもあるが、結構長めの柴田家の住所をどうやって知って覚えたのかな? とか。

でも、とにかく映像では、千遥が投函したのは2日前の帯広なのは間違いない。なんか、今朝も解せない描写ばかりの予感しかしないアバンタイトルだ。

なぜ、なつは千遥と咲太郎宛ての手紙を朗読会で披露したの?

主題歌明けも、ドラマだから…しょうがないとは言え、まるで記念写真撮影みたいに横一列に並んで、なつ(広瀬すず)の朗読を聞くって、演出家はおかしいと思わないのだろうか。

それに、アバンタイトルのちょっと雑多な感じに対して、なつの朗読の時は、一回周辺を掃除して、服装もちょっと整えて、まるで大先生の朗読会に参加するために気構えている感じがしてしまった。

と言うか、なぜ、なつと咲太郎(岡田将生)宛ての手紙を、なつが事前に読んだあとでなく、初見で柴田家の面々に読んで聞かせるのかが分からない。その上、富士子(松嶋菜々子)に「みんなに読んでくれなくても いいんだよ」と言わせちゃった。

前回でなつが到着早々に、富士子が千遥の置手紙を渡せば…

「それでも頑張って読むなつ」をやりたいのであれば、そもそもの郵送を置手紙にして、なつたちが帰って来たあの朝に、富士子が開口一番に深刻な面持ちで「実は、千遥ちゃん、これを置いて出て行っちゃんだんだよ」と言わせて、驚いたなつが動揺して “つい” 千遥の手紙をみんなの前で読んじゃった…で、良かったのでは?

そうすれば、前回の旅行気分で帰省したシーンも無くなったし、千遥が出て行ったのに悠長に談笑しながらの朝食会も無くなったわけで。

「千遥劇場」がスゴ過ぎて、本編とは別のドラマを見ているよう

それにしても、原日出子さんが演じる千遥の養母・光山なほ子から漂う千遥への優しさと、清原果耶さんが演じる千遥の複雑な心境の描写が秀逸過ぎて、まるで本編の部分と別のドラマを見ている印象だ。

確かに、俳優の演技力の差はある。しかし、原因はそれだけで無いような気がする。どうしても、特に演出家の「千遥劇場」への思い入れの強さが、なつと咲太郎と全く違うとしか思えないのだ。

「千遥と養母の人生葛藤ドラマ」を、「なつの朗読劇」がぶち壊し

これまでの「千遥劇場」も凄かったが、今回の千遥の回想シーンが当初から計画にあれば、もっと、千遥が再登場するまでの描写をしっかりやっておくべきだったと思う。もはや、なつの好感度を上げておけば良かった…なんて、生温いことは言ってはいられなくなった。

だって、現実として、脇役の「千遥となほ子の葛藤の人生ドラマ」を、主役の「なつの朗読劇」がぶち壊しているように、多くの人の目には映ったと思うから…

千遥の波乱万丈の人生を、なつが企画の宿題に利用するの!?

でも、やはり「千遥となほ子の葛藤の人生ドラマ」にも、もやもやが残るのだ。千遥が貰われるのが芸者置屋である必要があったのか…とか、手紙で書かれたような立派な男性が、置屋の養女と結婚するのか…とか。千遥が過去を捨てないと結婚出来ない設定が必要だったのか…とか。

いや~な予感しかしないのだが、もしかしてこれだけの不幸話を盛り込んだのは、まさか、まさか、東京に帰ってからこの「千遥となほ子の葛藤の人生ドラマ」を、短編映画の企画に利用するのでは!?

おいおい、新宿から柴田家の道中も、柴田家に来てからも、一切仕事のこと、短編映画のことを考えもしなかったなつが、身内の不幸話で下山(川島明)がお得意の “なつアゲ” をやって、お仕事ドラマ再開になんてならないことを祈る。流石にここへ来て、更に妹・千遥の波乱万丈の人生で、他人のフンドシで相撲を取るようななつを描くのか!

あとがき

いくら、この脚本家でも、妹・千遥の波乱万丈の人生で、他人のフンドシで相撲を取るようななつを描くことはしないと思います。でも、やるとしたら「愛する妹の千遥を私も忘れたくないから…」のような気持ちで、企画のアイデアとして出すのだと思います。

本当の妹の話として語るのか、架空の話としてヒントを出すのかで、だいぶ印象は異なりますが、流石に千遥の人生を、「宿題忘れっちゃた」の自分への言い訳に使うのは、朝ドラのヒロインとしても、一人の人間としてどうかと思いますが。そうならないことを祈るばかりです。

追記(2019/7/5 14:28)

名無しさんから Web拍手コメントで、手紙の宛先が「柴田なつ」になってことに触れたので、置手紙にした方が良かった理由も、下記に記しました。良かったら、読んでみて下さい。

拍手コメントへ返信 (2019/7/5の分)

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77 78
第14週『なつよ、十勝さ戻って来い』
79 80 81 82

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連続テレビ小説『なつぞら』第83回

内容なつ(広瀬すず)咲太郎(岡田将生)が柴田家に到着した時、千遥(清原果耶)はいなかった。それからすぐ、千遥からふたり宛に手紙が届く。敬称略なんだか、見れば見るほど。千遥の物語を、ぶち壊しているようにしか見えない。

【なつぞら】第83回(第14週金曜日) 感想

…なつと咲太郎あてに、千遥からの一通の手紙が届く。そこには、戦後、なつたちと離れて暮らした千遥の生い立ちや、なつに会わないまま帰った本当の理由…

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