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なつぞら (第78回・2019/6/29) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』の 『第78回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


昭和33年春、なつ(広瀬すず)が携わった新作の漫画映画「わんぱく牛若丸」の制作がついに終了。仲(井浦新)、露木(木下ほうか)、麻子(貫地谷しほり)ら、東洋動画のメンバーで打ち上げが行われる。そこで井戸原(小手伸也)から指名を受けたなつは、かつて農業高校で歌った曲を熱唱する。和やかな雰囲気で打ち上げが行われる中、陽平(犬飼貴丈)と顔をあわせたなつは、十勝にいる天陽(吉沢亮)のある話を聞かされる…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

"なつアゲ"を全開でやって、あとはイケメン祭りで、3か月終了か…

もう、ここまで 15分間を長く感じさせるのって、本作の脚本家と演出家のある種の才能だろう。私には、たまたま馬の足を四本書いただけで会社内のアイドルになり、数年ぶりに帰省するだけで柴田家のアイドルになっただけの 15分間だった。

で、流石にそれだけでは “なつアゲ” 丸出しだから、陽平(犬飼貴丈)に酒を注いで、天陽(吉沢亮)の結婚と信哉(工藤阿須加)の転勤話を聞いて、最後に坂場(中川大志)の稚拙な演出論で、“イケメン祭り” と来たか? 何とも安易な構成だこと…

今回の2大ツッコミ所・その1「坂場の言い分が分かり難く過ぎる!」

もう、突っ込み所が満載過ぎて面倒だから、敢えて重要な二つだけに絞って突っ込む。

まず一つ目。坂場の言ってたのは、別にアニメーションに限ったことでなく、フィクションと言う創作物全般に言えることだと思う。なぜ確定しないのかと言うと、坂場の言い回しがあまりに遠回りで分かり難いからだ。

ただ、恐らく坂場が言いたいのは、私も当blogで口が酸っぱくなるほど言い続けている『虚構の中の真実』のことだと思われる。要は、観客たちの見聞きしている映像は全てが作り物(創作物)であり、それを真実のように見せることこそが、フィクションを創る最大の目的であり醍醐味だってこと。

逆説的に言えば、嘘を描いて、その中から真理を伝える。それが、フィクション。だから、フィクションを創る技術が、脚本家や演出家や俳優の能力ってこと。そして、そう言う仕事を選んだ人は、仕事を辞めるか死ぬまで、自分の能力に疑問を持ち続け、答えを探し続けるしかない。だって、「真似」や「模倣」は創作ては無いから。

今回の2大ツッコミ所・その2「今更なつに足4本書いても無駄!」

ここで二つ目の突っ込み。なつが板場に、終盤でこんなことを言っていた。

なつ「それが聞きたかったんです ずっと」

まず、ここは、なつが自分なりの考えをきちんと言うべき場面なのに、脚本家はなつを「思考停止」に描いた。もう、これだけで腹が立つのだが、皆さんの耳には、どう聞こえただろうか? 私には “嘘” にしか聞こえなかった。

ずっとすきなことやって、チヤホヤされてただけのなつが、難問を “ずっと” 考えているなんて信じられないから。こう言うのが『虚構の中の真実』が無い…と、言うのだ。

そして、敢えて今回のエピソードに例えるなら、今更なつに足を四本書いても必死に頑張っているようには見えないの! だって、なつと言う主人公が、放送三か月が過ぎようとしているのに、未だに「奥原なつ」には見えず「広瀬すず」なのだから。言ってしまえば、まだまだ全てが虚構にしか見えていないってワケだから。

これ、脚本家の自虐ネタら苦笑で済むが、本当に映像に於ける演出を理解していないのなら恐ろしくて笑えない…

あとがき

「なつが可愛いでしょ?」「面白いでしょ?」「驚いたでしょ?」の連続があざと過ぎて、完全にシラケて見てしまいました。

放送開始から三か月が過ぎようとしてるのに、未だに劇中に存在感が薄く、人間的にも不愉快なヒロインって、朝ドラ100作の歴史の中で最強かも? 『半分、青い。』の鈴愛も「疫病神」と分かった途端に男たちが去って行きましたが、なつはまだ何もしていないのに…(失笑)

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63 64 65 66
第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』
67 68 69 70 71 72
第13週『なつよ、“雪月”が大ピンチ』
73 74 75 76 77

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連続テレビ小説『なつぞら』第78回

内容昭和33年春“わんぱく牛若丸”が完成した。打ち上げが行われる中、歌をうたうよう言われたなつ(広瀬すず)は。。。そんななか、陽平(犬飼貴丈)から、天陽(吉沢亮)のことを知らされ。。。敬称略“面白いだろ”というゴリ押しの演出を繰り返した今回。天陽、信哉の話に至っては、 だから。。。何?という程度で。そもそも、主人公。。。今まで、関わっているようで、関わってませんから!いやいや、それどころか。...

嘘から真実>『なつぞら』第78話

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【なつぞら】第78回(第13週土曜日) 感想

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