ゲゲゲの女房:再放送 (第9,10回) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(公式)
第2週『ご縁の糸』の『第9,10回』の感想。
※ 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
【第9回】
布美枝(松下奈緒)の父・源兵衛(大杉漣)は、新たな店舗を出すことを計画。商売の手を広げすぎることで家業が不安定になることを望まない登志(野際陽子)は、源兵衛と鋭く対立。その登志が脳こうそくで倒れ、予断を許さない状態に…。布美枝は源兵衛の口から登志が夫を亡くしたのち、独学で商売や読み書きを学んだことを初めて聞く。病状を心配する布美枝だったが、床についたままの登志は逆に布美枝に励ましの言葉をかける。
【第10回】
昭和35年、布美枝(松下奈緒)は28歳になっていた。洋裁学校時代の友人たちは、結婚してすでに母親になった者もいれば、仕事を頑張っている者もいて、まだ独身で家事手伝いの布美枝には出遅れの感があった。兄・哲也(大下源一郎)が妻・邦子(桂亜沙美)を迎え、布美枝は家にいづらい気持ちが強まりはじめる。ある日、友人のチヨ子(平岩紙)が、客を前にしてのインスタントラーメンの実演販売の手伝いに布美枝を誘うが…。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---
【第9回】
最近の朝ドラでは「物語が動かない水曜日」が恒例だから…
本放送時は、2010年4月7日(水)。最近の朝ドラでは「物語が動かない水曜日」が恒例だが、本作では今週の山場であろう「登志(野際陽子)の死」を描いたのは、何となく新鮮だ。そして、布美枝(松下奈緒)の父・源兵衛(大杉漣)の登志を淡々と描いた第9話。
今回位喋らずに"シュン"としてると、"引っ込み思案"に聞こえた
前回の感想で、遂に書いてしまった今の布美枝では「引っ込み思案」に “聞こえない” と言う点だが、今回くらいに喋らずに “シュン” としていると、何とか引っ込み思案なヒロインに聞こえた。まあ、一安心と言ったところだ。
今後、結婚以外も「縁」で済まされては困るなぁ…
それにしても、登志が最期まで「ご縁」と言う単語を連発していた。確かに、布美枝が結婚しなければ話が進まないのは事実だが、登志がナレーションを兼任する訳だから、結婚以外も今後「縁」で済まされては困るなぁ…と思ってしまった。
【第10回】
洋食店での布美枝が、どうしても "内気" には見えなくて…
第7回が昭和28年(1953)で、今回の主題歌明けが昭和35年(1960)で一気に7年の時間経過。アバンタイトルで登志が言っていた「のっぽで ちょっこし 内気だなあ。だども 気持ちの優しい ええ子」の割に、洋食店の他の客がいるところで友人のチヨ子(平岩紙)の子どもをあやす姿も、同級生と話す布美枝が、どうしても内気には見えなくて…
父の支援者らに対しては、テキパキと接待しているように見えた
その後に描かれた、父の源兵衛の支援者たちに対しては、むしろ背が高い分だけテキパキと接待しているように見えた。その一方で、見知らぬ客を前にしてのインスタントラーメンの実演販売の手伝いでは、アタフタ&ドタバタと。まあ、選挙が 4年前だと言うから 4年間も顔見知りだからとの好意的な解釈は出来なくもないが…
今回の布美枝は、「内弁慶」と言う表現の方がピッタリなのだが…
こう言うの「引っ込み思案で消極的」って言うだろうか? 今回の布美枝は、私の感覚だと「内弁慶」と言う表現の方がピッタリなのだが。こんな騒動を仕込まないで、普通に実家の酒屋の手伝いで店番を任されて、オドオドしちゃう位な方が内気に見えると思うのだが…
あとがき
先日、「引っ込み思案で消極的」と言う朝ドラのヒロインとしては “新鮮味” を覚えると書きましたが、今のところは「内気」にすら見えませんし、「引っ込み思案で消極的」なヒロインだから “暗く” なるかなあと思いきや、むしろ “明るい” 感じ。
こうなると、明るくてちょっぴりコミカルなドラマの中で、「引っ込み思案で消極的」なヒロインは難しそうですね。このまま夫が登場したら、存在感の薄いヒロインにならなければ良いですが。 『ゲゲゲの女房』についての来週からの投稿は更新のペースを落とします。だって、結婚するまで殆ど変化が無さそうだから…
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