ゲゲゲの女房:再放送 (第1~4回) 感想

ゲゲゲの女房:再放送

NHK総合・連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』公式
第1週『ふるさとは安来』の『第1~4回』の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第1回】
昭和14年、島根県の大塚の呉服屋の三女・7歳の飯田布美枝(菊池和澄)は、生来の引っ込み思案。厳格な父・源兵衛(大杉漣)、控えめな母・ミヤコ(古手川祐子)、優しい祖母・登志(野際陽子)、そして兄弟たちという大家族の中では目立たない存在だった。ところが、安来の商家に嫁いだ叔母・輝子(有森也実)が体調を崩したといううわさを聞き、布美枝は輝子に会いたい一心で、たったひとり遠く離れた安来の町まで走っていく。

【第2回】
安来まで行ったその帰路、布美枝(菊池和澄)は妖怪に追いかけられ、見知らぬひとりの少年に助けられる。生まれ育った町を初めて飛び出して体験したその不思議な出来事は、布美枝に新鮮な驚きをもたらした。一方そのころ、大塚の飯田家では、源兵衛(大杉漣)、ミヤコ(古手川祐子)、登志(野際陽子)、そして布美枝の姉妹たちが、布美枝の姿が見えなくなったことで大騒ぎをしていた。

【第3回】
昭和17年、戦争が大塚の町にも影を落とし始めるころ、布美枝(佐藤未来)は10歳になった。女の子にしてはかなり身長が高い布美枝は、他人の目をいつも気にし、消極的な性格だった。姉ユキエ(足立梨花)は、布美枝とは対照的に奔放な性格で、父・源兵衛(大杉漣)の目を盗んで男友達とのあいびきを楽しんでいた。盆踊りの夜が近づくが、悪童たちに身長をからかわれることが嫌な布美枝は、踊りたくない気持ちを募らせていた。

【第4回】
布美枝(佐藤未来)は祖母・登志(野際陽子)に励まされ、友人のチヨ子と一緒に町の盆踊り大会に出る決意を固める。ガキ大将たちは布美枝の背の高さをからかい、踊りの邪魔をしようとするが、毅然(きぜん)として踊り続ける布美枝を飯田家の先祖の霊が励ますかのように見守る。一方、布美枝の姉・ユキエ(足立梨花)は、強引に見合いをさせようとする父・源兵衛(大杉漣)との対立を深めていた。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第1回】

大杉漣さんと野際陽子さんが揃って画面に映っていだけで…

テレビドラマのファンとしては、大杉漣さんと野際陽子さんが揃って画面に映っているだけで、それなりの面白味も価値もある作品だが、当blogの感想のスタンスとしては、そう言う部分は排除して書こうと思う。

最近の「原作無しで実在モデル在り」より "ハズレ無い" とは思う

さて、『ゲゲゲの女房』と言えば武良布枝氏の原作が有名で、だいぶ前に読んだ記憶はあるが、全体的には「事実そのものが面白い」し、ヒロイン夫婦が未来に於いて成功を収めることは分かっている。従って、最近の「原作無しで実在モデル在り」よりも、相当ハズレの無い朝ドラになるのは当然だろう。

そんな思いを具現化したような、無難な第1回だった。可もなく不可もなく。ただ、『ゲゲゲ』を描くのも、本作の特徴だろうから、妖怪や幽霊のアニメーションを使ってもあざとさに見えないのが良かった。その辺は、現在放送中の『なつぞら』の一歩上を行っている気はする。



【第2回】

布美枝の体験を通して、きれいにまとめた第2回

「見えんけど おる…」と言う妖怪の不思議な世界観と、「森」と言う神聖で謎めいた世界観を、生まれ育った町を初めて飛び出した布美枝(菊池和澄)の体験を通して、きれいにまとめた…と言った感じの第2回。

巧みな演出で作品の世界観を視聴者へ自然に与えている

子役を含めた演技者たちの芝居の上手さも見所だが、劇中で描いている時代、場所、季節、時間、空間、そして人間関係を、巧みな “光の演出” と “実写に重なるアニメーション” で、作品の世界観を視聴者に押し付けることなく、自然に与えていると言う感じだ。

第1回と第2回に於ける "ツカミ" は成功していると思う

第1回と第2回で、残りの154回を予想できるはずもないが、確かに言えるのは、この第1回と第2回に於ける “ツカミ” は成功していると思う。



【第3回】

「背が高くて消極的なヒロイン」を必死に視聴者へ懸命に印象付け

当然だが、第2回から大きく時間経過。ヒロインの “女の子にしてはかなり身長が高いため、他人の目をいつも気にし、消極的な性格” が、第2回までよりも作品的に “暗めな印象” を与えて来た。ただ、戦争が始まるまでは、とにかく前述の「背が高くて消極的なヒロイン」を視聴者へ懸命に印象付けをしているのだろう。

三姉妹それぞれの思想や嗜好が違いも、よく描けている

その意味では、10歳の布美枝(佐藤未来)と、活発で開放的な性格の次姉・ユキエ(足立梨花)の対比が成功しているし、布美枝の長姉・暁子(小林さり)の丁寧な描写を含めて、三姉妹それぞれの思想や嗜好が違うのも、よく描けていると思う。



【第4回】

上手に "水木しげるの世界" を表現しつつ、ヒロイン像も魅せてる

とにかく、登場人物設定の説明と、戦争と言う時代を描くのに必死なのは、第3回と同じ。ただ、盆踊り大会から飯田家の先祖の霊のエピソードで、上手に “水木しげるの世界” を表現しながら、ヒロイン像をしっかりと魅せている印象だ。

"家族と言う小さな社会"を丁寧に描こうとする意図は伝わる

でも、どうしても「消極的なヒロイン」の設定が、ドラマを暗くしている印象が拭えない。やはり、第1回と第2回が良く出過ぎたのか? しかし、家族と言う社会の最小単位を丁寧に描こうとする脚本や演出、そして俳優陣の意図はきちんと伝わって来る。あとは、金曜と土曜日に当たる2回で、本作らしい “カタチ” が見えると良いのだが…

あとがき

取り敢えず、第1~4回の感想を書きました。ただ、別の投稿で書いた通りに松下奈緒さんが苦手なので、何話まで感想を続けるか、私自身も分かりませんので、そこはご了承下さい。

第4回までの印象は、『カーネーション』よりも「次も観たくなる」と言う訴求力は少ないです。でも、本作から約8年後に『まんぷく』のメイン監督を務める渡邊良雄氏の演出ですから、脚本とは無関係に安心感はありますね。原作や映画は知りませんが、ドキュメンタリー番組等で水木しげる夫妻のことは知っていますので、良作にはなりそうです。

ただ、一番心配なのは、やはり「引っ込み思案で消極的」と言う朝ドラのヒロインとしては “新鮮味” を覚えますが、果たしてドラマの主人公としての存在感を出せるのか? そこが気になります。徐々に「旦那さんの方が主人公のようになる可能性がある」ってことと同意ですから…

その上、演じるのが松下奈緒さんですから、影の薄いヒロインにならないことを祈ります…

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