なつぞら (第64回・2019/6/13) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』の 『第64回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


なつ(広瀬すず)たちが制作した「白蛇姫」のアフレコを咲太郎(岡田将生)の劇団の女優、亀山蘭子(鈴木杏樹)が担当することになる。アフレコの現場を見たなつは、自分が関わったアニメーションを見ると…。アフレコの見学のあと仲(井浦新)に感想とお礼をいうなつ。すると仲からある言葉をかけられる。それを聞いたなつは、驚いてしまい…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

こう言う「語り」が多いから、端折っている印象が強くなる

ちょっとしたニュアンスなのだが、やはり本作のナレーションって、こう言う↓表現が多いから、語りで端折っている印象が強くなるのだと思う。それが、アバンタイトルでのこれ…

N「トレースの練習に励んでいました」

なんで、過去進行形にしてしまうのだろう。普通に「(今日も)トレースの練習に励んでいます」としたら、アバンでのなつ(広瀬すず)のトレース練習が、“今” 頑張っている印象付けが出来るのに、「励んでいました」となると、「もしかして、主題歌明けには、また大きく前進しちゃうの!?」と心に過ってしまう。

いい加減に “今” を描く努力をして欲しい。「頑張りました」「やりました」は、もう要らない…

脇役と一緒に、「なつの才能を認めなさい…」は暴論過ぎる

そして、主題歌明け。また、「なつアゲ」だ。それも、どうしても「なつに才能がある」と視聴者を洗脳したいらしい。いくら脇役たちが「才能」の言葉を連呼しても、その肝心のなつ才能が「何なのか?」も、極論を言えば「本当に才能があるのか?」さえも、2か月間も放送して来たのに、中途半端にしか描かれていない。

どうやら、今回の仲(井浦新)と麻子(貫地谷しほり)のやり取りを見ていると、仲と麻子も、なつの才能が具体的に何なのかは分からない様子に描かれていた。となると、もしかして、最近本作に数日前に登場し始めた脇役と同等且つ同時に、なつの才能を認めなさい…と言う展開は暴論過ぎると思う。

もっと前から "具体的な才能の芽" だけでも描くべきだった

もちろん、受信料を支払っているし、お金も勿体ないし、好意的な脳内補完をして見てはいるから「きっと、私には分からないが、劇中のプロの目には “なつの才能らしきもの” が見えているに違いない。早く見せてよ」とは思ってはいる。思ってはいるが、それで良いとは思わない。

だって、ドラマは映像で描いてこそ、意味があるのだから。十勝時代を含めて、もっと “具体的な才能の芽” だけでも描くべきだったと思う。

僅か数日前に登場したばかりの蘭子に、放送尺を割き過ぎる

そして、今度はアフレコのシーン。確かに、アニメーションの製作過程を描くのは悪いとは思わない。ただ、幾ら主人公に近い存在である咲太郎(岡田将生)が絡んでいるエピソードとは言え、僅か数日前に登場したばかりの劇団の女優、亀山蘭子(鈴木杏樹)が中心のアフレコシーンに、5分間以上も割くのは、どうかと思う。

まあ、鈴木杏樹さんと山寺宏一さん目当ての視聴者は大満足だろうが、正直そんなに面白いエピソードでも無かったから、むしろ演じた杏樹さんと山寺さんが気の毒だったような。

咲太郎が絡んだネタなのだから、いっそ声優ファンサービスとして、咲太郎が「声のいい人がいるから紹介します」とか言って、クラブ「メランコリー」の歌手・煙カスミを呼ぶのもアリだったと思う。そうして、山寺さんがベテラン声優、戸田恵子さんに下手な声優役をして貰った方が良かったのでは?

そして、『あまちゃん』に1回だけ登場した「前髪クネ男」が如何にドラマとして秀逸な脇役中の脇役だったのかが、また証明されてしまったことも添えておく…

なつが "感受性の豊かな人間" に見えていないのに…

で、アフレコの本番シーンでは、なつの涙で「広瀬すずPV」が完成。きっと、感受性も豊かなのを視聴者に洗脳したいのだろう。しかし、なつが感受性の豊かな人間に何人の視聴者が見えているのだろうか?

大してお涙頂戴のドラマや映画でもないのに、泣く人がいる。「なぜ、これで?」と思う所で泣く人。私には、なつにはそんな人の一人にしか見えていない。やはり、2か月半も放送して、中途半端にしか描いて来なかった才能も感性を、今さら感じろと言うのは無理があり過ぎる。

今回の「語り」は、最後の最後までダメだった…

そして、『まんぷく』の何度も逮捕されるパターンの真似事の、再テスト。もう、どうでも良いのだが、最後の最後のナレーションが、これまた気になった。

N「なつよ… その夢の続きを見られるか」

“続き” が描かれるのは百も承知なのだから、ここも普通に「なつよ… お前の夢の続きを見せてくれ」とか「なつよ… その夢の続きを見るんだぞ」くらいで良いのでは? この位の方が、ストンとナレーションの気持ちが入って来るし、「明日も見てみるか」って気持ちにもなると思うが…

あとがき

完全に、なつが周りに乗っけられて有頂天になっている着せ替え人形になっちゃいましたね。それと、ラストの夜の東洋動画の中庭ですが、照明が如何にも LEDって感じの色で、気持ちがさめてしまいました。なんか、今日は(今日も…かな?)わざわざ見る程の内容でなかったのが、残念です。
皆さん。山寺宏一さんが好演されている映画『アラジン』を見て、お口直しを。

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』
55 56 57 58 59 60
第11週『なつよ、アニメーターは君だ』
61 62 63

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天才?>『なつぞら』第64話

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山ちゃん劇場に、思わず感動(なつぞら)

たしかに、アニメーション制作の舞台裏を描いてるので、本日はアフレコ編「なるほどね」でしたが、今回は、スペシャル・ゲスト(?)である、声優界の大御所。山ちゃん(山寺宏一)、登場その実力の高さは圧倒的で、今回は、まさに、山ちゃん劇場の神回でしたね。七色の声を使い分け、本当に、見事な仕事ぶり、でした。アッパレ…甘いかもしれないけれど、ヒロイン・なつも、その才能を見出され、認められてヨカッタね。

連続テレビ小説『なつぞら』第64回

内容トレースの練習をする中、なつ(広瀬すず)は、仲(井浦新)に、自分が描いた絵を見てもらうことに。すると仲は、それを。。。。一方で、仲は、なつに、ある事を伝える。敬称略う~~~んん、。。。。。咲太郎が、侵入?していることは、横に置いて置くが。今回の話って、必要なの?

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