インハンド(第9話・2019/6/7) 感想

インハンド

TBS・金曜ドラマ『インハンド』公式
第9話『治療放棄を許すな!!過去の因縁が動き出す最終章開幕』の感想。
なお、原作の漫画、朱戸アオの「インハンド プロローグ1 ネメシスの杖」「インハンド プロローグ2 ガニュメデスの杯、他」「インハンド(1)」、連載中の「講談社 イブニング 2019年10号[2019/4/23発売]第11話:キマイラの血(8)」まで既読



 紐倉(山下智久)の研究所に、高家(濱田岳)の母・良子(宮崎美子)がやって来る。高家は昔から恩師として尊敬している医師・陽子(市毛良枝)が入院していることを知る。入院先は高家が懲戒解雇された台田病院だった。意識も不明瞭な状態が続いているが、きちんとした治療が施されていない。
 しかも担当医は高家に懲戒解雇を言い渡した黒野院長(正名僕蔵)。黒野が何か隠していると確信した高家は、紐倉と共に調査に乗り出す。一方で、牧野(菜々緒)が働くSM対策室では、福山(時任三郎)がCEOを務めるフューチャージーンが進めている“ある計画"の情報を掴んでいた。調べを進めると、福山は意外な人物と密会していることが判明し…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:朱戸アオ「インハンド」(講談社「イブニング」連載中)
脚本:吉田康弘(過去作/映画「黄金を抱いて翔べ」、コウノドリ[2]) 第1,2,3,5
   田辺茂範(過去作/参道高校合唱部!、レンタルの恋、トクサツガガガ) 第6,8
   福田哲平(過去作/) 第4,7,9
演出:平野俊一(過去作/ブラック・マンディ、Sー最後の警官ー、カンナさーん!) 第1,2,5,7
   岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、TAKEFIVE、大恋愛) 第3,6,9
   青山貴洋(過去作/オーマイジャンプ!第3話、ブラックペアン第7話、グッドワイフ第8話) 第4,8
音楽:得田真裕(過去作/家売るオンナシリーズ、アンナチュラル)
主題歌:山下智久「CHANGE」(SME Records)

「俳優・山下智久」の役や型に嵌らない"自在な適応力"に驚く!

当blogでは、TBS系・2015年の『アルジャーノンに花束を』から「俳優・山下智久」に注目し続けているのは、ご存知の方も多いと思う。最近は、様々な役を巧みに演じる俳優を「カメレオン俳優(または女優)」などと言う表現をするが、先述の『アルジャーノンに花束を』以来の彼の “カメレオンっぷり” には目を見張るものがある。

振り返れば『アルジャーノンに花束を』では知能は6歳児並みの知的障がい者で「あいきょでしょ??」が口癖の28歳を演じ、フジテレビ系・2015年の『5→9?私に恋したお坊さん?』では東大卒で嫉妬心の強いエリート僧侶を演じ、日テレ系・2017年の『ボク、運命の人です。』では自称・神様を名乗る未来からやって来た謎の男を演じ…

劇場版まで作られた『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-シリーズ』での「医療ドラマに於ける定番の主人公」の藍沢耕作役の姿は微塵も感じられない。とにかく、超シリアスから軽快ラブコメまで、役(設定)や型に嵌らない自在な適応力に驚かされる。

本作では柔軟で機転の利いた芝居で紐倉を演じるのがお見事

そして、この『インハンド』では、紐倉らしさである「クールさとコミカルさの程良きバランス」の中で見え隠れする “人間や地球への熱い思い” が、柔軟で機転の利いた芝居で演じているのが素晴らしい。

紐倉が高家を真の意味での "相棒" として描かれた事に感動!

さて、第9話の感想。とにかく、これまで紐倉(山下智久)に “右腕” だった高家(濱田岳)が、真の意味での “相棒” として描かれたことに感動した。

医療ドラマとして感銘したのは、"南方熊楠"を引用後の台詞だ!

特に、医療ドラマとして感銘を受けたのは、生物学や生態学の日本医学の初期の権威である “南方熊楠” を引用したあとの、紐倉の高家への敬意の示し方であり、高家に懲戒解雇を言い渡した黒野院長(正名僕蔵)を軽蔑した台詞だ。

紐倉「簡単なのは落ちるほうだ。あらがうのは大変だからな」

とにかく、紐倉と高家の関係を丁寧に描いた上で、きちんと牧野(菜々緒)の劇中の存在感を保って、更に連ドラとしての縦軸的な謎解きの楽しさまで魅せた。

最近では『コウノドリ』や『透明なゆりかご』と言った秀逸な医療ドラマが増えて、医療ドラマファンとしては嬉しい限りだが、この『インハンド』は世界的な規模の感染や寄生虫と言った話題を盛り込んでいる点で、新鮮だし更に興味深い作品だ。

あとがき

やはり、医療ドラマとして秀逸過ぎます。その理由として天才の紐倉が “南方熊楠” を引用して黒野院長を糾弾する場面は、昨今の医療ドラマには無いカタルシスさえ感じました。予告編の「最終章、突入!!」のテロップを見て、既に “インハンド・ロス” の気分になってしまいました。次の第9話、楽しみでもあり複雑な心境です…

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