緊急取調室 [3rd SEASON] (第8話・2019/6/6) 感想
![緊急取調室 [3rd SEASON]](https://blog-imgs-126.fc2.com/d/m/e/dmesen/kintori3rd_dra.jpg)
テレビ朝日系・木曜ドラマ『緊急取調室 [3rd SEASON]』(公式)
第8話『男の居場所』の感想。
なお、2014年放送の『第1シーズン(感想)』と2015年放送のSP版『緊急取調室~女ともだち~(感想)』、『第2シーズン(感想)』は、鑑賞済み。
ネット広告代理店の女性社長が、昼休みに社長室で殺され、キントリも初動捜査に加わる。前日、社長が叱った営業部・橋下の情報を得た有希子(天海祐希)らだが、アーカイブ室長・木崎が一緒にいたと証言。一方、凶器のパソコンとIDカードの行方を追う玉垣(塚地武雅)は社屋のエレベーター内の映像解析を志願。パソコンを持ち出したのが人事部の梅田と判明する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
シリーズ原案:井上由美子(過去作/緊急取調室1,2)
脚本:井上由美子(過去作/緊急取調室1,2) 第1,2,5,7話
福島治子(過去作/特命指揮官 郷間彩香) 第3,8話
香坂隆史(過去作/火の粉、限界団地、警部補・碓氷弘一) 第4,6話
演出:常廣丈太(過去作/緊急取調室1,2) 第1,2,4,7話
本橋圭太(過去作/緊急取調室1,2) 第3,5,6話
山本大輔(過去作/民王、おっさんずラブ) 第8話
音楽:林ゆうき(過去作/緊急取調室1,2)
主題歌:家入レオ「Prime Numbers」(Colourful Records)
『キントリ3』の第8話としては、かなり挑戦的な内容だった…
安定感抜群の『キントリ3』の折り返しを過ぎた第8話としては、かなり視聴者に対して挑戦的な内容だった。目新しさで言えば、キントリのメンバーが初動捜査から関わった点だ。まあ、脚本家も演出家もキントリ初担当と言うのが、最も挑戦的だったかも知れないが…
ゲストの3人の俳優に "当て書き" したのように見応え!
しかし、何よりも挑戦的だったのは、ゲストの三人の俳優、人事部の梅田信吾を演じた三宅弘城さんと、営業部の橋下拓海を演じた入江甚儀さんと、アーカイブ室長の木崎勝則を演じた橋本じゅんさんの個性、特に “誰が真実を喋っているのか分からない不思議さ” を最大限に活かした、まるで “当て書き” のような見応えのある内容だったこと。
オジサン達が揃うキントリこその "定年間近の共感や絆" を描けば…
ただ、惜しむらくは、そのゲストの活用法の素晴らしさが目立って、いや、良く出来過ぎたために、肝心のキントリの活躍が薄まって見えてしまったことだ。
折角、定年間近のオジサンたちが揃うキントリなのだから、もっと小石川春夫を演じる小日向文世さんと、菱本進を演じるでんでんさんを活かす展開に絞り込んだ方が、キントリの年齢層の広さによる考え方の違いや、玉垣(塚地武雅)や、台詞でしか登場しなかったが “ホトケの善さん” を演じた大杉漣さんら年齢を越えた共感や絆も描けたと思う。
あとがき
今回、小石川と菱本の定年間近かなキントリの立場と、アーカイブ室に集った三人の立場を、上手く重ねて描けば良かったと思います。
結局、重なっているようで重なっていない。でも、完全に乖離している訳でも無いから、いつも通りの面白さには物足りないし、不満が増す訳でも無い。こんな中途半端な感想のキントリは、『1』から観ている私でも、初めてかも知れません。
次回は、何故か「15分拡大版」。まあ、理由はゲストの吉田鋼太郎さんが要因だと思います。拡大する分だけ、より楽しいドラマを期待します。
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
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