なつぞら (第55回・2019/6/3) 感想

連続テレビ小説「なつぞら」

NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』公式サイト
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』の 『第55回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


東洋動画の試験に合格したなつ(広瀬すず)。川村屋のアパートを出て、亜矢美(山口智子)の家で、兄・咲太郎(岡田将生)とともに暮らすことにする。光子(比嘉愛未)と野上(近藤芳正)たちは、それぞれの言葉でなつを送り出す。引越しの日、なつは荷を解きながら、本当の家族との暮らしが始まることに不思議な感覚を覚える。その晩、咲太郎は風車の厨房に立って、料理人だった父の得意料理をなつにふるまい始め…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

クリエイティブな仕事をする人の一部には気合いが入ると外見で…

なつ(広瀬すず)の派手な服装に違和感を覚える人も多いようだが、私はあまり思わない。なぜなら、クリエイティブな仕事をする人間の一部には気合いが入ると、他の人とはちょっと違った色のネクタイやワイシャツや、女性なら髪型やアクセサリーなんかで差を付けようなんて人がいない訳ではないから。

『ひよっこ』風な"裁縫好きな母譲りの娘"な設定があれば…

しかし、私がなつの派手な以上に思うのは、なつと言う人間が、外見で何かをアピールするような人間だったろうかってこと。やはり、ここは、『ひよっこ』みたいに “裁縫の好きな母譲りの娘” な設定が「十勝編」で欲しかった。

そうすれば、先日の亜矢美(山口智子)の家で色とりどりの衣装を見た時の “輝く瞳” が必然になったし、色彩感覚のある子と言う印象付けにも役だったと思う。それをしないから、派手な衣装がただただ浮くだけになったのだ。

上京して半年間で「即戦力」扱いには大きな違和感がある

さて、そもそも「十勝編」では、髪にデッサン風の鉛筆書きをしていた程度のなつが、上京して半年間で「即戦力」と言うには大きな違和感がある。やはり、この点も先日書いた通りに、一度入社試験に失敗した後に、陽平(犬飼貴丈)らから特訓を受けるシーンを1つで良いから欲しかった。

それをやらないから、もう全体の 1/3 が過ぎているのに、「主人公アゲが過ぎる」「いつでも棚ボタ」「なつの周囲は全員味方」みたいな印象しか無いのだ。なぜ、本作は “主人公の努力” を描かないのか!

なつの喋り過ぎも「頑張ります!」までは目をつぶるが…

さて、夢の東洋動画に臨時でも採用されたのが嬉しいのは分かる。本物を見て感動してそれを誰かに喋りたいのも、社内に知り合いがいるのを自慢したいのも、自分の夢を語るのも、まあ、そこまでは主人公のアップで視聴率稼ぎをしたいだろうし、「一度叱られないと、まともにならない主人公」なのがお約束だから「頑張ります!」までは目をつぶる。

同時採用の4人にも無駄話をさせれば良かったのに…

ただ、実際の作業が始まってからも、感じたことを声に出してペラペラと喋り続けるのは、どうかと思う。そもそも、作業部屋に入った時点で誰一人喋らず無言の作業部屋である事はすぐに察知すべきだしでは? それに横の席のなつと同い年の先輩も喋り過ぎ。

ドラマだから多少の説明的な台詞は容認するが、それなら、同時に採用された新人たちも、あちこちの席で無駄話をしていた方が、緊張感はあるものの和やかな雰囲気の職場と言う雰囲気が醸し出されて、仲 努(井浦新)たちの雰囲気とも合致する。それだけに、なつだけと言うのが引っ掛かってしまった。

無言、無心で与えられた仕事に集中するなつを見たかった…

しかし、一向になつの無駄話が終わる気配はない。前述の大人の事情があるにせよ、主人公の好感度を上げると言う今一番やるべきこと(私は、そう思っている)のために、むしろ自己流で描いて失敗する位に、自分に与えられた仕事に熱中と集中をして周りのことが一切耳に入らない位の表現の方が良かったのでは?

それで、大沢麻子(貫地谷しほり)の一言にも片叩きにも一度は気付かない位で、ど「何やってんの!?」と怒鳴られて初めてハッと我に返る。この位のメリハリ表現の方が、なつの好感度は上がったと思う。「昼休みに食事をとるのも忘れて」と語りで、なつの本気度を補強したつもりだろうが、ちゃんちゃらおかしくて…

あとがき

東洋動画って “夢” を生み出す “夢” のような「ゆる~い会社」なんですね。まだ『半分、青い。』中の漫画スタジオ「オフィス・ティンカーベル」の方がマシでしたね。一体どこまで主人公は仕事をしなくても周囲の好意と評価を得て、思い通りの人生を歩むのでしょう。折角、なつの描写を切り替える絶好のチャンスだったのに…

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【これまでの感想】

第1週『なつよ、ここが十勝だ』
1 2 3 4 5 6
第2週『なつよ、夢の扉を開け』
7 8 9 10 11 12
第3週『なつよ、これが青春だ』
13 14 15 16 17 18
第4週『なつよ、女優になれ』
19 20 21 22 23 24
第5週『なつよ、お兄ちゃんはどこに?』
25 26 27 28 29 30
第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』
31 32 33 34 35 36
第7週『なつよ、今が決断のとき』
37 38 39 40 41 42
第8週『なつよ、東京には気をつけろ』
43 44 45 46 47 48
第9週『なつよ、夢をあきらめるな』
49 49 50 51 52 53 53 54
第10週『なつよ、絵に命を与えよ』

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連続テレビ小説『なつぞら』第55回

「なつよ、絵に命を与えよ」内容昭和31年10月、東洋動画に入ったなつ(広瀬すず)先輩の森田桃代(伊原六花)らの指導を受け、仕事が始まる。敬称略演出は、渡辺哲也さん。。。。。仕事しろよ。。。。仕事を。喋ってないで。

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